【焦点化の法則】人は見たいものしか見ていない

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以前読んだNLPの本によると、焦点化の法則があると知りました。人は興味のあるものしか見ていない=見たいものしかみていない・・たしかになと思ったことがあります。

 

焦点化の法則とは・・?

意識は同時にふたつ以上のことをとらえるのが苦手である。よって焦点化が起こる(焦点化の原則)

たとえば電車に乗っているときに前に座っている人に対して思う印象は人によって違います。

履いている靴可愛いな。●●のブランドかな・・

バッグについているバッチは・・妊婦さんだ!見えないけど・・

などのように興味のあるところや自分に近い部分のことしか目に入らない=フォーカス、焦点化

 

inside tram / tsuda

Aさんから見たら前の席に座っている人は『イマドキのおしゃれ女子』

Bさんから見たら前の席に座っている人は『妊娠初期の妊婦さん』

その人にとっての「目の前のこの人はこういう人」というイメージが出来上がるということ。同じ人なのに印象が変わるのです。

親戚の人が遊びに来たときの話

焦点化の法則のことを知ったときに思い出したエピソードがあります。先日はじめて我が家に親戚のおばさんが来たときのことです。家のすぐ横にパン屋さんがあるのですが、「あの豆腐と書いてある旗は何?美味しいの?」とたずねたのでした。

 

「へっ?」と私は何のことかわかりませんでした。見ると確かにパン屋さんの目の前に豆腐~と書いた旗があるではありませんか。夫に聞いたところ前からあったそうですが、私はまったく気づきませんでした。

 

どうやら隣のパン屋さんはただのパン屋さんではなく、体に優しい食材もあつかっていて豆腐や自然食品も置いてあるお店でした。親戚のおばさんは興味のある豆腐の旗がすぐに目に入ったのに、ずっと前から住んでいる私はあまり関心がなく、視界からその存在を消していたのでした。

これも焦点化か?と思いました。私はお隣をただのパン屋さんとしてしか認識していなかったのです。おばさんにも情報を教えてあげられなかった~苦笑

 

こんな風に、日常生活でも人や物事に対してこうなんだと決めつけていたり思い込んでいることは少なくないと考えるようになりました。またどんなに近い身内でも、物事や世界に対し、自分とは全く違う見方をしているのだと。

 

終わりに

焦点化の法則について思ったことでした。ほかの方のブログを見たりするととても面白いですね。自分は今までまったくフォーカスしていない情報が載っています。

 

また逆に、自分がブログを書くときに「こんなこと皆知っているよねっ。恥ずかしいわっ」て思いながらも載せると思わぬ反応があることがあります。人それぞれでまったく違う世界を見ているということなのですね!