TAMAHACHI08 -official blog-(※旧・大西洋少年ジャンプ総合研究所)

AI召喚術士としての活動拠点&少年ジャンプやアニメ・マンガ等への個人的な意見・感想を発信


【今週の少年ジャンプ】2025年ジャンプのイチオシが揃った表紙

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センターカラー『カグラバチ』『アオのハコ』

 

新年一発目の集合表紙。分析は前回やったので割愛しますが、そうそう、こういうネクスト世代感のある表紙を求めていたんですよ。

ルフィの横にナミやチョッパーとかじゃなくて。

そして、すでにニュースになってましたが、その『ONE PIECE』は4月からの放送再開が日曜夜11時台になるという、もはや子どもの生視聴は一切考慮しない姿勢を明らかにしました。ビジュアル的には多少血生臭さは増えるんですかね?

通年アニメ放送の終焉とともに、なにか寂しさというか時代の変化みたいなものを感じます。大胆なアニメオリジナル要素や展開も過去の存在となるんでしょうね。

 

そして、「こちら葛飾区亀有公園前派出所×超巡! 超条先輩」のコラボマンガ。

さすがですね……するっと、さらっとこち亀メンバーが超条先輩の世界に現れてやり取りするのがイイ。そして、むしろ超条の本編ではメチャクチャこち亀ネタをぶっこんでいるのも面白い。

こういうコラボはやっぱり楽しいですね。でも逆にジャンプネタ大好きの『僕とロボコ』が関わりをみせないのが気になってしまう……。

とりあえずまた両さんが戻る号を楽しみにしておきます。

 

さて『SAKAMOTO DAYS』『逃げ上手の若君』『あかね噺』『キルアオ』『魔男のイチ』などなど今年も気になる作品の動向を見守っていきたいです。

【今週の少年ジャンプ】『ONE PIECE』が今年最後のジャンプで反則行為を……

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センターカラー『アンデッドアンラック』

8月以来の『呪術廻戦』『僕のヒーローアカデミア』完結後初の集合表紙というわけですか……。

ーーー 表紙分析 ーーー

・メイン『ONE PIECE』

・サブメイン『SAKAMOTO DAYS』『アオのハコ』『カグラバチ』

・サブ『僕とロボコ』『逃げ上手の若君』『アンデッドアンラック』『夜桜さんちの大作戦』

・オマケ?『魔男のイチ』

 

2021年末以来10回以上、大看板ワンピースの両翼を固めたヒロアカ・呪術廻戦が去り、次世代の両翼をどうするのか注目してたのですが、まさかのナミとチョッパーを配置するという反則ワザ……。

いちおう“サブメイン”扱いした作品は、主人公プラスもうひとりキャラがいるので差がついてますが、変則的でなんか期待してた表紙のデザインと違って少し残念。

 

とりあえずカグラバチの期待値が高いのは明らかですね。あとはサイズはともかく魔男のイチの文字通り“位置”もなかなか良さげ。

ーーー ーーー

 

~~~~~ 読切評価 ~~~~~

『異次元生体サイボーグ0番』(百田稜助)

評価……○

妖怪モノや殺し屋が目につく昨今では少し珍しいSFモノ。

学園舞台や凡人ヒロインの前に突如ヒーロー主人公が現れる定番パターンとはちょっと違うストーキングスタイルがまあまあ新鮮。

画力は荒過ぎず、キャラの表情はおもしろ・かわいらしく描けて今後の成長も見込めそう。

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アンデッドと夜桜さんちがどちらも佳境っぽい展開なんですが、本当に予感通り終わるのか、もう少し続くのかで、最近は下位に沈みがちな『キルアオ』や『鵺の陰陽師』の今後が大きく左右されそうですね。

そして、年明けのジャンプではあのレジェンド警察官がカムバック&コラボ!ワクワクします!

 

え~~、とりあえず今年もお付き合いありがとうございました。まとめ記事書くかは未定です。

【今週の少年ジャンプ】たった2カ月で巻頭カラー……2025年は“魔男の年”に確定か

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表紙『魔男のイチ』(2回目)

センターカラー『夜桜さんちの大作戦』『鵺の陰陽師』

早すぎる二度目の巻頭カラーを飾った『魔男のイチ』。いや~~ジャンプでは比較的人気を得づらい魔法ファンタジーでここまで圧倒的なスタートダッシュを成し遂げるとは……。

宇佐崎先生の男女を問わない絵と、西修先生のジャンプ本流とは違うストーリーやネタがマジで強烈な化学反応を起こしているんですよね。

 

第1巻は年明け1月4日発売ですが、多分間違いなく全国の本屋で売り切れが続出しますね。近年、連載1年前後未満のジャンプの人気作は、紙コミックの販売減少もあって、けっこうすぐ店頭から消えるんですよね。

自分も含めて当日早々に買いに行かないと……。

 

~~~~~ 読切評価 ~~~~~

『イヘンガイ』(天川仁木)

評価……△

全体的な設定はオーソドックスな学園怪異モノ。

しかし、主人公とヒロインの言動・やり取りは、見やすい作画とあいまってなかなか楽しめる。今後の成長に期待したい感のある荒削りが個人的にはいい。

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さてそして2024年のジャンプも来週号が最後なので……そう!集合表紙!!

8月以来ですが、何よりも『僕のヒーローアカデミア』、『呪術廻戦』がいない表紙がラインナップでいかなるレイアウトになるのか、メチャクチャ気になります!

 

【今週の少年ジャンプ】ジャンプ伝統のギャグマンガの系譜はロボコによって復活したという事実

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表紙『僕とロボコ』(2回目)

センターカラー『願いのアストロ』『ひまてん!』

 

テレビのバラエティ番組でも取り上げられ、テレビアニメが放送となり、来年には劇場版が公開されるなど、誰しもが認めるジャンプの看板ギャグマンガとなった僕とロボコ。実はファンも以外と知らないのが、その活躍によって「ジャンプ本誌からギャグマンガが事実上消滅する」という状態が解消されていたのです。

tamahachi08.hatenablog.jp

2年半前の上記記事にあるように、アニメ化発表時のロボコの巻頭カラーはギャグマンガとしては3年半ぶりという快挙だったのですが、裏を返すとその間は巻頭カラーとなる資格のギャグマンガがずっとなかったのです。ギャグマンガの新連載は多数登場したものの定着せず、挙句の果てには新連載も含めギャグマンガが一切の載っていない期間すら存在しました。

赤塚賞というギャグマンガの王の名を冠したマンガ賞をかかえ、『こちら葛飾区亀有公園前派出所』『ボボボーボ・ボーボボ』『銀魂』など、数々の名作ギャグマンガを輩出してきたジャンプに「人気ギャグマンガがない……」。

そんな状況を解消したのが僕とロボコだったわけです。

その後『高校生家族』や『超巡!超条先輩』などギャグマンガが登場できたのもロボコのおかげ……かどうかは微妙ですが、少なくとも1作オンリーよりは読者的に「違いがあって楽しめる」感じがプラスにはなっていると思います。

そんなわけで『ギャグマンガ日和』の新アニメも楽しみです!

 

~~~~~ 読切評価 ~~~~~

『APPLE』(原作:白井カイウ、作画:天野洋一)

評価……×

殺し屋的な主人公も、独裁者的な敵も殺し合って、ほぼみんな死んだ物語。

多分連載とか目指している作品ではないのでしょう。なので評価しないのが正しいのでしょうが……正直描いた意図が分からない。綺麗な作画が殺し合いを描いてみた~~というノリなのか?

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最後にメチャクチャ失礼なこと言いますが、作画担当の天野さんって絵が綺麗な作家としてジャンプファンには有名なのに、実は意外と代表作がなくて、大して"売れっ子"ではないんですよね。

案外ジャンプ関係なく描きたいモノ描いたほうが売れるかも。……今回のようなヤツでなく。

 

【今週の少年ジャンプ】後発ながら2023年組筆頭状態の『カグラバチ』

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表紙『カグラバチ』(3回目)

センターカラー『アオのハコ』『あかね噺』『悪祓士のキヨシくん』

9月の1周年記念からものすごいペースで3回目の巻頭カラーを獲得したカグラバチ。同じ2023年連載の『鵺の陰陽師』『キルアオ』がメディアミックス作品や新連載陣に押され気味の中で、一番最後の連載スタートながら、明らかに人気が抜きん出ています。

 

単なる偶然ですが、2020年と2021年も結果的には最後発の『SAKAMOTO DAYS』、『アオのハコ』が同期で一番人気になっているんですよね。詳しくは分析してませんが、人気作の終了後というタイミングで流動化した票が集まって固定化したのかもしれません。

ちなみに2020年は『鬼滅の刃』『ゆらぎ荘の幽奈さん』『約束のネバーランド』、2021年は『ぼくたちは勉強ができない』の終わった年です。

もしかしたらカグラバチも少なからず、『僕のヒーローアカデミア』、『呪術廻戦』完結で恩恵を得ているのかもしれません。

 

~~~ 新連載予想(2024.12) ~~~

『シド・クラフトの最終推理』……×

残念ながら現連載陣において長続きする可能性は低いという判断。

いわゆる非H系ラブコメに分類されるが、王道の学園モノではなく洋風探偵系というテーマが正直ミスマッチ。セリフ多めかつ、世界観が理解しにくいため、アオのハコや『ひまてん!』、ついでに『鵺の陰陽師』でだいぶ満たされているラブコメ需要を奪えるほどの引力はなさそう。

~~~  以上  ~~~

う~ん、筒井先生にしてはなんとも微妙な出来映えの新連載……。ギャグセンスやキャラの可憐さは文句ない分、ちょっと悔しい。

 

【今週の少年ジャンプ】耐え抜いて約1年弱!『アンデッドアンラック』は未だ死なず!

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表紙『アンデッドアンラック』(2回目)

センターカラー『僕とロボコ』『鵺の陰陽師』

アンデッドが今年の年明け、4周年記念以来の巻頭カラーを獲得。……そんなに空いてたかと逆に驚いています。

今年は『僕のヒーローアカデミア』『呪術廻戦』というビッグタイトルの完結があった一方で、他誌からビックネームの先生方による新連載があって例年以上に熾烈な争いが続いてましたからね。

『アンデッドアンラック』はアニメ放送が昨年秋から今年の初めの期間だった上、反響は正直程々レベルだったので、本誌では春以降だいぶ押されていました。下手すれば打ち切りに近いクライマックスになっててもおかしくありませんでしたが、むしろそのクライマックスで再び盛り上がっているので耐えた結果がついてきているようですね。

 

しかし、ここ最近の掲載順はホントにランダム具合が強いですね。中下位あたりはあまり固定されている感じがなく、個人的には『キルアオ』が心配になってますが、意外とビックネームじゃない新連載も粘っている印象。

今年も残りひと月ほどですが、完結作を除けば『アオのハコ』『逃げ上手の若君』あたりが最も躍進した年といえそうです。

 

まあぶっちゃけ、だいぶジャンプ+組の話題性が本誌と同等以上になってきている気がします。作品数やバラエティがより多くて広いですし、どっかの記事で書いてある通り、初回のみ実質無料で読めるのもデカい。ジャンプ本誌も、作家さんや原稿料の改革も大事ですが、真面目に掲載枠を20作以上に増やすのを検討したほうがいいと、勝ってなから進言します。

 

【今週の少年ジャンプ】年末も迫るタイミングで"ジャンプラブコメ正統後継者"をぶっこむ一手……

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新連載『シド・クラフトの最終推理』(筒井大志)

『ぼくたちは勉強ができない』筒井大志先生が"洋風サスペンスラブコメディ"という、なんか多方面で怪しいテーマでジャンプに帰還。

『アオのハコ』『鵺の陰陽師』『ひまてん!』あたりとの兼ね合いがうまくいくのか、とりあえずは見守りたいと思います。

 

ご存知の方も多いかと思いますが、筒井先生はジャンプ最長ラブコメ『ニセコイ』のスピンオフ作品『マジカルパティシエ小咲ちゃん!!』をジャンプ+で連載後、「ぼく勉」というヒット作を描き上げています。

いわば"ジャンプラブコメ正統後継者"と呼んでも過言ではない存在で、「ぼく勉」では前期の覇権アニメでも話題となったラブコメおける"負けヒロイン問題"を、まさかのマルチエンディング方式でクリアしました。

この意表をつく発想は、個人的にまあまあびっくりして当時軽めに記事にしたほどです。

tamahachi08.hatenablog.jp

簡単にいえば、ラブコメにおいてそれぞれのヒロインのエンディングを描くというマルチエンディングは「各ヒロインのファンの希望を叶える“夢”のような展開」、「結論は一つというマンガの常識に反するという点では“邪道”な手法」、「ハーレムラブコメのジレンマを解消する意味では“正解”」だということ言いたかったのです。

 

ここ最近異世界モノブームの裏で様々なラブコメ作品のアニメが話題になるなど、ジャンプ的にも注力していきたい分野ですが、意外にも本誌どころかジャンプ+ですらラブコメ系の人気はイマイチ。そんな流れを変えるキッカケになるのか、波乱の2024年に新連載となった2つのラブコメは何気に注目すべきかもしれません。

 

【今週の少年ジャンプ】イケメンでも美少女でもなく、あくまでも"落語"に適した『あかね噺』の絵

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表紙『あかね噺』(2回目)

センターカラー『悪祓士のキヨシくん』『超巡!超条先輩』『キルアオ』

作中の重要人物の過去編がついに始まったあかねが半年ぶりの巻頭カラー。

ここ最近、新連載陣やメディア化組の勢いもあってなかなか表紙は飾れなかったですが、それでも掲載位置は中上位をキープする抜群の安定感。アニメ化などで正真正銘の看板作品になる日も遠くないでしょう。

 

世間の流行りに迎合してないテーマや女性主人公の採用など、度々このブログであかねの良さについて論じてきましたが、絵的な話でいえばハンパにイケメンや美少女系を狙わなかったのもポイントだと思ってます。

異論もあると思いますが、作画の馬上鷹将の絵は、すごい美麗とかキャラが可愛いというモノではないです。ただ“落語”という地味ながら丁寧さが求められようなテーマには適していたといえます。

キャラがイケメンとか美少女とか呼ばれるレベルの絵はもちろん評価されますが、テーマ次第ではミスマッチや男女比が偏るリスクもあります。

そういう意味では男女ともに気兼ねなく読めるタッチに仕上げたのも『あかね噺』ヒットの理由の一つだと個人的に思います。

 

今週号はほかにも「ロビンの旧髪型が復活」「氷鮫の活け造り」「妖怪バスター打ち切り」とかもろもろ気になった出来事が多かったです。

そして、来週号も実力漫画家が新連載……。ジャンプの混沌は続くようです。

 

え~~、ちなみに先週まで行っていた2024年の金未来杯ですが、個人的なイチオシはエントリーNo.2『信号オールレッド』でした。絵の成長が見込めるのと、ストーリーの意外な新鮮さが良かったです。

【今週の少年ジャンプ】アニメ効果と主人公のバサラ婚で人気沸騰中の『逃げ上手の若君』

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表紙『逃げ上手の若君』(2回目)

センターカラー『カグラバチ』『しのびごと』

アニメ化の大成功で人気が急上昇中の逃げ若が巻頭カラー。

少し前まで掲載位置がまあまあ後ろ側だったのですが、ここ数週間は前半の常連となってます。アニメ+物語上では予想外の"告白シーン"という山場があったことも影響していると思います……。

個人的にはずっと本誌では読んでても、コミックスまでは買ってなかった作品の一つだったのですが、アニメキッカケで全巻電子版で購入して、Blu-rayも手を出してしまいました。

 

もっといえばここ最近、中近世日本関連の新書をよく読んでます。逃げ若を読んでから、地頭・守護・荘園・冠位など今まで目を通してこなかった日本史のキーワードにすごい興味を持つようになったので、もろもろ勉強してます。

といってもぶっちゃけこの時代はなかなか学ぶのが難しいです……。武士と貴族の併存、中央集権と地方分権の狭間の国家体制、荘園という土地管理制度等々。異世界モノのなんちゃって中世ヨーロッパに逆にイラっとするぐらい、史実の体制・制度は複雑なんだな~~と感心する日々を送ってます。

 

~~~~  金未来杯評価  ~~~~

『復活神ハンザキ』(大川カズヒコ)

 

作画……可。キャラクターデザインや表情はジャンプの新人としては充分。だが強みや個性はあまりない。

内容……没。個人的に『破壊神マグちゃん』第1話のパクリと認識しました。主人公が男である点以外はほぼ似たような展開。

評価……(×)。マグちゃんという個人的に思い入れのある作品と被っているので、いつも以上に個人的な主観ですが、絵のレベル的にも面白いと推せる作品ではない。

~~~~~~      ~~~~~~

 

最後にどうしても触れたいこと、『魔男のイチ』が"入間くん"過ぎて笑えます!

『魔入りました!入間くん』の西修先生が原作なんだから、そりゃそうなんですが、今週号の氷鮫と主人公たちのやり取りがホントにそれっぽい!!

そしてこれがジャンプ読者にはすごく新鮮なんですよね。『アオのハコ』とはまた違う分野でジャンプらしくないのがクリティカルヒット。

 

【今週の少年ジャンプ】連載5年目でついにジャンプ"二番手"に昇進!これが夜桜さんちの"本当"の大作戦(!!?)

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表紙『夜桜さんちの大作戦』(2回目)

センターカラー『アオのハコ』『願いのアストロ』

夜桜さん、記念すべき連載5周年おめでとうございます。アニメ好評につき、第二期も無事発表されるなど、本編はクライマックス真っ只中の今更ながら、人気上昇中で何よりです。

しかし春頃の巻頭カラーでは、まだ『僕のヒーローアカデミア』も『呪術廻戦』もふつうに掲載されて四番手だったのが、半年後には『ONE PIECE』に次ぐポジションになるとは……。

ただ先述したように夜桜さんちもすでに物語はクライマックス。んで『アンデッドアンラック』も遠からず終わりそうな雰囲気があることを考えると、近い将来『僕とロボコ』がジャンプの二番手に成り上がる日が来るかもしれません……。

 

~~~~  金未来杯評価  ~~~~

『インビジブルブラッド』(有坂旭)

作画……良。アクションシーンの迫力、メカデザイン、キャラクターデザインのいずれも新人としては十二分。

内容……可。シリアス・笑いのバランスは問題なく合格点。ただ幽霊系のテーマはベタで、設定が微妙に分かりづらいのに既視感があるのはマイナス。

評価……(○)。連載陣と比べても作画のレベルは問題なくて、読みやすい。しかし、テーマや物語は新鮮味が薄くて、独自さに欠ける。

~~~~~~      ~~~~~~

なんか地味に『キルアオ』が下位気味なのが気になりますが、たぶん新連載陣への一時的な票の移動だと思ってます。まあ今年も新連載がなかなか粒ぞろいなんで。

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