デマ垂れ流しまとめサイトと「すごく」と「すごい」の話

言い難い言葉がある。
〇〇です。とか、すごく〇〇。とか。
「です」は「っす」と言い換えられる場面が多い。
「すごく」はしばしば「すごい」に出番をとられる。
これらの言葉って言いにくいから淘汰されたんじゃないか?(言いにくくねえよハゲ!ってかたは帰ってください)

使いにくいサービスってのは別の何かが出てくるもので。
テレビ見てると「すごいキレイ」とか「すごいうまい」とか不思議な言葉が出てくるわけですよ。
これが誤用なのは高学歴が多いはてな民なら誰でもわかりますよね。
違和感があるのに使われるのはなぜか。やっぱり使いにくいから。

・はてブは「すごく」なのか

今は違うけれどなんか近いうちにそうなりそう。使うのが面倒くさいサービス。
叩かれないように注意を払って丁寧に利用しなければならない。めんどくせっ。
はてブを「すごく」にし得るのは、はてな民で。そのはてな民ははてブを良いものにしようと思っている。
なんというか、空回り。
そういうはてな民ってネトウヨと同質な人たちでしょ?宗教戦争とかおっぱじめちゃうタイプの人ら。
逆効果なんですよ。あんた達が騒ぐほど愛したはてブが弱っていく。あほか。

言葉ってのは時代とともに変わっていくものですが、それが移り変わるのがインターネットでは非常に速い。
今どき香具師とか使う人いませんもん。現代で候とか言ってる人見ないもん!
思春期の女の子に侍のセリフ喋らせたいなーとか思いました。(余談)

比喩的な意味でも速い。たった20年弱でいろんなサービスが生まれ、消えていった。
消えていったサービスは使いにくかったか上位互換が生まれたか。使う機会が無くなってしまったかのどれかじゃないか?多分。

フェイスブックだって衰退していくし知っての通りmixiは瀕死だ。ぐぐたすは始まる前から終わってる。
みんなが「すごい」になろうとしている。その多種多様な「すごい」の中で乗り換えに値する「すごい」はあるのだろうか。
乗り換えってのは面倒くさい。それを乗り越える価値があるのか。
後発で普及するものは前のものよりかなり優れている。

「すごい」という言葉は「すごく」に勝った。それはとてもすごいことだ。
自分で書いててゲシュタルト崩壊してきた。これ以上直接書くのは危険なのではなかろうか(中廊下)

僕ははてブが好きなのではてブ自身が「すごい」になってほしいなと思いました。


・究極の「すごい」ってまとめサイトじゃん

普通に情報仕入れてくるより楽なんですよ。そりゃもう圧倒的に。
究極に面倒くさくないサービスがあのデマ垂れ流すまとめサイトだったという事実から見ると、「すごい」を目指す各サービスはどうなんだと。
人間をダメにするだけではないのか?楽な方に行ってしまうのを助長するわけで。
ソウル新市庁舎の「津波」デザインに関するメモ(ハム速、アルファルファなどの検証) - Togetter
僕のツイートが使われたまとめです。ハム速は「すごい」サイトです。
他のサイト見るまで信じてました。怖い。
面倒なことをさせないサービスってのは利用者の思考を停止させますね。ああ恐ろしい。
この調子でみんなが「すごい」サービスを目指し競争していたら、そう遠くない未来に国民総ネトウヨ時代来ますよ。やばい。
ヤバいは江戸時代からあるそうで。そんなことはどうだっていい。
このまま楽をしようと突き進んでくと今より遥かに洗脳されやすい好都合な人間が量産されますよ!
もうすでにそうなっているかもしれません。まとめに惑わされた人たちがマスゴミと連呼する様は見ていて笑えません。おそろしい。
引きこもっているのが一番いいのかも。ネットを見ると馬鹿になるしテレビを見ても馬鹿になる。
情報に触れるということは馬鹿になるということなんですよ。誰かが作った「すごい」を利用するなら馬鹿になる覚悟をしてください。
どんなにリテラシーが高い人でも全ての嘘はわかりません。