鶏肉狂と宮沢賢治
今週のお題「プレゼントしたい本」
おはこんばちわ。雨ニモ負ケッパナシの不器用問屋です。
鶏肉狂いの不器用問屋は宮沢賢治狂いでもあるのだ。
どのくらい好きかってぇと、鶏肉と同じぐらい好き!
宮沢賢治の作品はどれもいいんだけど、今週のお題に合わせて『プレゼントしたい』ってことなら断然この影絵の絵本だな。
この影絵をおかずに銀シャリだけで3杯おかわりできます!
銀河鉄道の夜 (誰もがご存知のタイトルですみません)
原作・宮沢賢治
影絵と文・藤城清治
宮沢賢治って童話のイメージだけどさ、僕はじつはオトナになってからハマりました。
銀河鉄道の夜に関しては、小説・絵本・映画・・・と何十回も手を変え、品を変えては読み返してまいりましたが、その都度『新たな気付き』を発見してます。
みなさんは銀河鉄道の夜の中で、どの星座のお話しが好きですか?
僕はここ最近は蠍座の話しが好きです。
知ってるかもしれないけど、ちょい解説(かなり不器用問屋の言葉に変換されちまってるが)
小さな虫やなんかを殺して食べてた蠍がいて、ある日いたちに食われそうになって逃げてたら井戸の中に落っこちて溺れて死にそうになった。蠍は『こんな虚しく命をすてるならいたちにこの身体をくれてやればよかった。そうすればいたちも一日生きのびられたろうに』『神様、どうか次に生まれ変わる時は、まことのみんなの幸いのために私のからだをお使いください』って云ったら蠍のからだが真っ赤に燃えて闇を照らして、いまも赤く燃え続けてるって感じの話し。
この影絵の絵本の巻末にある影絵と賢治さんのメッセージがまたいいんだよねぇ~
えーと、
今日はかなりイイ話しをした気分で、気持ち良くなったので寝ますzzz
子供の頃に読んだっきりって人は、また読んでみるといいと思いますよ。
今夜は銀河鉄道にのって、みんなの夢の中に会いに行きますね☆
おやすいみん