CruiseControl.NET 1.3をインストールしてみました

会社のビルド環境に最新版1.3をインストールしてみました。


CCNET ダウンロード
http://sourceforge.net/project/showfiles.php?group_id=71179&package_id=83198


.NET 2.0対応がメインらしいですが利用者にとってはあまり変化ないですね(当り前か)。リリースノートを流し読みした感じでもおっと思ったのはアップグレードしたときにccnet.configを上書きしなくなったことぐらいです。アップグレードが簡単になったのは嬉しいところですね。


CCNET 1.3 リリースノート
http://confluence.public.thoughtworks.org/display/CCNET/CCNet+1.3+Release+Notes


で、うちの会社のHPですがDotNetNukeから普通のASP.NETへ移行しました。DotNetNukeのユーザー情報を格納しているDBはほぼそのまま移行してます。DotNetNuke自体がASP.NETの認証の仕組みを基盤にしているので思ったよりも簡単に移行できたみたいです。


株式会社アークウェイ HP
http://www.archway.co.jp/home/


HPのデプロイもある程度自動化しています。ソースコードはSubversionで管理していますが、そこへチェックインされるとCCNETが検知し、自動ビルドを行います。そのビルド出力をステージング環境にデプロイし、そこでHPの最終確認とテストを行います。

ステージング環境での確認が終わったら、本番環境へのデプロイをメールで申請・承認し、本番環境へのデプロイスクリプトを実行し本番環境のHPを更新するようになっています。また本番環境へのデプロイ後に問題がみつかった場合も前のバージョンにロールバックする仕組みもスクリプトで作成しています。これらのスクリプトは現在のところMSBuildを使ってます。(MSBuildを使ってるのはCCNETと連携するのが簡単だったという理由だけです。)

手前味噌ですがなかなか素敵な環境になってきました。
まだHTMLなどの静的コンテンツやASP.NETの動的コンテンツ部分のデプロイまでしか自動化できていませんが、これからデータベーススキーマの変更に対するデプロイの自動化にもチャレンジしてみます。