フジロック'19に行ってきました。
7/26 Day1
フジロック1日目の金曜日です。
2019年のフジロックで唯一いつもと違ったのがこの金曜日。なぜなら金曜だけ真っ先に売り切れたから。10年通ってて金曜が最初に売り切れたことなんてない。理由はご存じの通りエルレガーデンが出演するからなのだが、いろいろ懸念することが多いのだ。
まず物販。懸念していた通り案の定激混み。エルレガーデン物販専用レーンまでできている。専用レーンも激混み。恐るべしエルレガーデン。恐るべしソールドアウト。今まで毎年アーティスト物販には並んでいたのだが、これは3時間コースだなと読んで今年は並ぶのをやめました。2012年の物販3時間並びの再来になる気しかしなかった。
激混みの物販をよそに昼食。場外のニセコピザ。フジには久しぶりの出店だったとか。
正直言って場外エリアの食事は外れが多いのだが、ニセコピザは違った。
陽気なイタリア人?が対応。王道のマルゲリータを注文。注文した時は窯の準備中だったのだが、そこそこ注文列ができていてもさすがそこはイタリア人?急ぐことなく慌てることなくマイペースに準備していた。
準備こそ時間がかかっていたが、焼き始めたら早い。あっというまにマルゲリータの完成。これですよこれ。隣のお姉さんもそれいくらですか?と聞いてきた。1600円です。
こんなの美味しくないわけがない。濃厚なチーズに酸味が聞いたトマトソースがピッタリ。そして何よりもピザ生地がうまいのだ。これぞシンプルイズベスト。
ゲートを通ります。凄い晴れてます。そうこの時までは・・・
今年もやってきたグリーンステージ。アン・マリーがライブ中。第一印象はすごいかわいい。ポップで明るい音楽で彼女もノリノリだった。かわいい。
会場を見回すと、エルレガーデンのTシャツだらけ。ジャネールモネイのライブが不安になってきた。
ジャネールモネイの前の景気づけに苗プリのステーキプレート。これで1500円なので2食分にあたるんだけど味は最高です。肉も柔らかいしソースがまた美味い。シェフが鉄板で焼いてるんだもん。1500円でも納得できる味。ライスが少なすぎるのでもうちょっと欲しい。
JANELLE MONAE 16:50-17:50
このところ世界を席捲しまくっているモネイ姐さんことジャネールモネイ。海外じゃメインステージの準ヘッドライナー当たり前。日本でもグリーンステージのトリ前前と好位置での出演となった。
「2001年宇宙の旅」の曲とともに登場したモネイ姐さん。期待通りダンサー4人とバックバンド5人の大所帯!
ダンス、ダンサー、バンド、曲、どれを取っても完璧に作り上げられたパフォーマンス。ダンサーはこれでもか!ってくらいおケツをふり、モネイ姐さんともにキレッキレのダンス。日本のTVショーに出ているダンスグループとは訳が違う。まさにアメリカのパフォーマンスショウって感じ。バックバンドも踊りながらも重厚なリズム隊と時にはホーンにも持ち替え、厚みのある音を出していた。CDで聞くより何倍も素晴らしい。CDじゃぜんぜんパッとしなかったので。
Pynkで例の衣装を纏うモネイ姐さん。日本なので自分含めほとんどの人はわからないけど歌詞は相当きわどい。
ラストはMake Me Feel。この日一番の盛り上がり。ギターを持った姐さんも良い。メッセージ性の強い発言や曲を歌う姐さんだけあって、女性へのメッセージや問いかけが多かった。普段は聴かない音楽だけど、絶対ライブは観たほうが良い!と心に誓っていたので、観る事ができて本当に良かった。
フジ出演が終わっても京都に行って着物着たりしていたし、初来日を楽しんでいるようでなにより。また来ておくれ。
モネイ姐さんの後がエルレガーデンだったので、ピットが盛り上がるかどうか心配だったけど、みんな楽しく聴いていたように見えたので良かった。スマパンやジャックホワイトみたいになることだけは勘弁してほしかった。それでもピットの30%くらいはエルレガーデンTシャツ着てた人だったけど。
モネイ姐さんが終わって、エルレ演奏中の時間を狙って場外のアーティスト物販へ。さすがに夕方はガラガラ。SIAとギャリックス購入。この時間でもオフィシャルの物販はこの並び。
THE CHEMICAL BROTHERS 21:00-22:30
ちょくちょく日本には来てるケミカルだけど、フジロックは2011年ぶり。機材が組まれてる段階でテンション上がる。
ケミカルのライブといえばVJ。VJのすべてが刷新とはいかないけど新曲のVJはもちろん新しく作られたもの。
SWOONはホント良い曲。大好き。
ケミカルのライブはだんだん演出が豪華になってる。バルーンはもちろん、今回は後ろから紙吹雪が舞い、前夜祭で観たロボットも登場。
紙吹雪とスクリーンに映った人の手からスポットライトが出る演出。こういうのってプログラムで全部組んでるのだろうか。曲とライトが照らされるタイミングもすべて完璧。これぞケミカルのライブの真骨頂。
前夜祭のロボットも登場!至る所からレーザー出まくり。しかもロボットの出演時間は1,2曲の5分くらいだけ。ロボットは最後まで出てるわけじゃないので、演出にお金かけてる!
ケミカルのライブは曲のつなぎやアレンジがツアーによって変わる。でもこのGalvanizeは前回観たサマソニから変化なし。サマソニでGalvanizeの曲に合わせてこの人型ラインアートが踊るのをみて、今までそれ程聞いてこなかったGalvanizeが大好きになった。今回も最高。
逆にHEYBOY HEYGIRLは2011年のほうが好きだった。HBHGは爆発的に盛り上がるような聴かせ方が好き。プーーーーーーー!っていうあのBEEP音ね。
最後は定番のBlock Rockin' Beatsからのシンセ鳴らしからのLove is Allでおわり。
ケミカルのライブはこういう感じ。って分かっているのに観てしまうし、何回見ても盛り上がらざるえない。運営はケミカルをフジに出すのをためらったみたいだけど、やっぱり最高だしEDMより断然ダンスミュージックとして素晴らしい。こんな楽しいライブは日本ではなかなか体験できない。そして何よりケミカルはフジじゃないとダメだ。
ケミカルが終わって駐車場に着いたのがすでに0時前。1日目終了。
土曜日に続く。