胡蝶の夢

適当な記事を置いてあります。いつ削除するかもわかりません。

Blood+

『BLOOD+』は、2005年から2006年にかけて全50話が放送されたアニメで、Production I.Gが制作を手掛けました。この作品は、少女・小夜が日本刀を手に「翼手」と呼ばれる怪物と戦う物語で、その壮大なスケールと深みのあるストーリー展開が多くの視聴者を魅了しました。

 

物語は、沖縄の女子高生・音無小夜が、自身の失われた記憶と謎の敵「翼手」に立ち向かう姿を描いています。彼女の旅路は、家族や仲間との絆、そして自身の存在意義を問いかけるものであり、深い感動を与えました。

 

『BLOOD+』は、家族でお茶の間で視聴するにはやや重いテーマやグロテスクな描写が含まれているかなとは思います。しかし、そのシリアスな雰囲気と緻密なストーリー展開は、高く評価できます。

 

『BLOOD』シリーズには他にも『BLOOD THE LAST VAMPIRE』や『BLOOD-C』などの作品がありますが、『BLOOD+』は全50話とシリーズ中で最も長い作品です。

 

小夜のキャラクターやストーリー展開は、私にとって魅力的であり、違和感なく物語に没入できる要素となっていました。彼女の強さ(弱さ)や葛藤、そして仲間たちとの関係性は、多くの共感を呼び起こします。

 

また、音楽面でも『BLOOD+』はオープニングやエンディングテーマには名曲が揃っており、作品の世界観をより深く感じさせてくれます。

また、作品中でもクラシックの名曲を含めて効果的に使用されており、物語の雰囲気を一層引き立てています。

私にとっては、ベトナム編で、片足の少女ムイがショパンの「雨だれの前奏曲」を弾くシーンの美しい旋律が物語の切なさや哀愁を際立たせており、印象的でした。 

『BLOOD+』は、よく構成されたストーリーと魅力的なキャラクター、そして美しい音楽が融合した作品で感動と余韻を残すものでした。


www.youtube.com

 


www.youtube.com