第20話「こまちとまどか 二人の夢」

 大学に通っているこまちの姉まどか。旅行が好きで、芸術家としての才能も持つまどかを見て、こまちは姉の将来の夢が気になっていた。そんなこまちに、まどかは将来の夢を語るのだった。

第一感想

 ……いい姉だ……。
 一応自分も兄で下の兄弟がいる立場だが、こんなにいい兄でいられた事は一度も無かったナァと溜息。まぁ、あっちもこまちみたいに可愛くなかったけど(笑)!
 以下感想。

まどかとこまち

 バイタリティに溢れ、多才で、ちゃんと家の事も考えていて、その上よき姉……あらためて書き出すと何と言う完璧超人。まどかさん……凄い娘ッ。
 彼女が作ったお菓子がおいしかった事を伝えたくて手紙を書いたこまち。それを褒められた事が、現在の小説家になると言う夢につながっていた。
 そして同じように、まどかもこまちの笑顔をきっかけに、店を継ぐ事を決めたのだった。互いに互いが夢のきっかけであると言う、考えれば素直に素敵な姉妹だ。 

想いは伝わる

 一人姉の事に悩むこまちにそっと手助けしたのはかれん、ここらへん、長年連れ添った夫婦の面目躍如と言った所だ。
 両親への手紙への事を出して、自分も思いを伝えられた。自分の想いを言葉にして相手に伝える事は素敵な事。そして伝えたいものはきっと伝わっているはず。
『プリキュア5』第二期のテーマと涙腺に直撃。
 以前スタッフインタビューで、第二期のテーマは「ファンレターから発想を得た」と書いてあったが、ちゃんとスタッフは視聴者からの想いを受け取って、それを投げ返してくれているのだ。

運の無いネバタコス

 こまち担当エピソードで登場するとは運の無い男よ(笑)。地下行きでびびり、ローズパクトと間違えて豆大福を取ってしまったりと、前からそうだが異様に小者臭いオーラが漂っているのが気になる。
「報告書から解放されて好き勝手やりたい」程度の底の浅い義務からの逃避が、店を継ぐ事を義務と考えず「食べる人の笑顔のために和菓子を作りたい」と言うまどかの考えを知ったキュアミント。どちらが勝つかなんて、考えるまでも無く明白だった。
 我らが恐ろしくも愛しいぷっくり/大福ほっぺに乾杯w 

底なしのストマック

 ま、豆大福の山があっという間に……! ええい、プリキュア5の胃袋は化け物かっ!
 まぁ、変身した時はカロリー消費とか異様に激しそうではあるがwww

次回は

 プリキュア三〇秒クッキング♪……みんな逃げてぇーっ!!