【農福連携】つくる喜びを体感して
農福連携って
障がい者福祉と農業の連携
障がい者の自立支援に向け、障がい者の働く場の拡大や就労支援事業所における工賃向上が不可欠となっています。現状では、施設内での受託事業(内職)が中心であり、さらに就労の場を開拓していくことが必要です。やまびこ園にもこの事は当てはまります。
また、農業においても、繁忙期の労働力確保や、担い手不足、耕作放棄への対策、6次産業化等の課題があります。
そこで、両者を連携させる体制の構築を行い、障がい者にとっては就労の場の拡大や工賃の向上、農業者にとっては、担い手不足の解消など双方にメリットが生まれます。
この体制を「農福連携」といいます。
満寿ファームさんのシイタケ栽培と連携
(農法)橋波アグリサンシャインと連携
やまびこ園は、佐田町橋波にある(農法)橋波アグリサンシャインと平成28年6月から「農福連携」をスタートしました。
主な農作業は、ハウス内のほうれん草の収穫・出荷です。毎日ではありませんが、橋波アグリから要請があった場合、利用者数名が収穫作業等にあたっています。利用者の方にも好評です。
今後は、作業内容の拡大も考えていきたいと思います。