The Spirit in the Bottle

旧「小覇王の徒然はてな別館」です。movie,comics & more…!!!

歴史

カイゲン令下の日本

例によってお久しぶりでございました。前回更新してから2ヶ月。3月は電気のない生活を久しぶりに満喫し(月の電気代わずか600円!)、4月もなんだかぼーっと生きていました。 そんな中、世の中は新元号が発表され、「平成最後の~」とか「平成を振り返る」系…

古代東西接近遭遇 ドラゴン・ブレイド

ああ、今年ももう2月が終わりだあああ!一回しかブログ更新してねえ!と思ったら今年は閏年で2月は29日まである!のでせっかくなので更新しましょう。今日は米国アカデミー賞発表の日だしね。レオナルド・ディカプリオがやっと最優秀主演男優賞を捕ったのと…

Dのレコンギスタ ドラキュラZERO

この秋、どうしても観たい映画がいくつかあってそれは「ドラキュラZERO」「ヘラクレス」「美女と野獣」の3つ。要するに何度も映画化されている古典的な題材の作品群。ただ凄い作品の出来に期待しているのかというとそうでもなくて、楽しみだけどもとより作…

不殺VS弱肉強食決着! るろうに剣心 伝説の最期編

前後編の後編!前編は公開されて比較的すぐ観て感想を上げたけれど、後編は逆に中々観れず、結局2ヶ月空いてしまった。「るろうに剣心 伝説の最期編」を観賞。 物語 明治新政府を転覆せんと謀る志々雄一派。その秘密兵器鉄甲船「煉獄」から囚われた神谷薫を…

美と業の世界 利休にたずねよ

年末年始はなんとなく普通の映画より、文芸大作や史劇の類を見たくなるのは僕だけだろうか。去年はそういうわけで「レ・ミゼラブル」を大晦日まで取って置いたし自宅では「大脱走」とかを見ていた。この年末年始はあんまりそういう史劇的な大作がないなあ、…

ハリウッドの見せた日本的死生観 47RONIN

元禄14年3月14日(1701年4月21日)、江戸城殿中に置いて赤穂藩主浅野長矩が高家旗本吉良上野介義央に対して刀を抜き刃傷に及んだ。浅野長矩は直ちに切腹、赤穂藩は改易となる。翌元禄15年12月14日(1703年1月30日)赤穂家の藩士ら47名が江戸の吉良屋敷に討…

バールのようなもの

映画を観れていないのでネタエントリーをひとつ。 ツイッターなどでよく【嘘八百】という題でつぶやいたりしています。いわゆるデマとは違って最初から「嘘八百」と名づけて主に歴史のパロディみたいなことを。例えば【嘘八百】中大兄皇子と中臣鎌足らによる…

美少年・・・じゃない!?

NHKの大河ドラマ「平清盛」もあと残すところ数回。最初から色々とケチがついたせいか否か視聴率的には芳しくないそうですが、個人的にはここ最近では突出した出来だと思っています。源平合戦物でも主役は清盛なのでどこまで描くかわかりませんがとりあえず平…

宗教と暴力の1995 NHK未解決事件 オウム真理教

NHKの「未解決事件」第2弾。今回は1995年に地下鉄サリン事件を起こしたオウム真理教。前回同様3部構成で最初の二編はドラマ。残り一編はドキュメンタリーという構成(勿論ドラマ部分にもドキュメンタリーが挿入される、その逆もしかり)。 1995年…

神代のオリンパス問題

世間では「オリンパスの粉飾決済問題」などが話題になっていますがオリンパスという名称は当然ギリシアのオリンポス山、もしくはそこに住む神話のオリンポス12神からとられているのでしょう。僕は経済にはあんまり詳しくないのですが「もしもオリンポスの神…

27年目のグリコ・森永事件 NHK未解決事件

いわゆる刑事事件の中で世界史上でもっとも有名な未解決事件はおそらく「切り裂きジャック事件」だと思うが、日本でも当然未解決事件というのがある*1。戦後すぐの陰謀論渦巻く鉄道関係の事件(下山事件とか松川事件など)もそうだが日本で一番有名なのはお…

国破れて山河あり 雑事あれこれ

特になんと言うこともなくここ最近見たり読んだりしたものを羅列。 敗戦処理首脳列伝 敗戦処理首脳列伝―祖国滅亡の危機に立ち向かった真の英雄たち作者: 麓直浩出版社/メーカー: 社会評論社発売日: 2011/05メディア: 単行本 クリック: 4回この商品を含むブロ…

天皇って何代目?

今日一番のネタ。 枝野長官、今上陛下が第何代か「知らない」 - MSN産経ニュース 記事自体は短いので全文引用します(またURL変えられてリンク切れになっても困るし)。 2011.6.6 16:14 枝野幸男官房長官は6日の参院決算委員会で、現在の天皇陛下が第何代な…

信念を14本の刀に託して 処刑剣 14BLADES

多分、いろんな人が書いてると思うし僕も書くけれど、今年はドニー・イェンの当たり年なわけですね。「イップ・マン」2部作、「孫文の義士団」と公開されて全てが傑作。で、今年4本目の日本公開作が「処刑剣 14BLADES」ですね。そんなドニーさんの最新作を鑑…

日本国since1945

えー、昨日は「建国記念の日」だそうで、雪が降って大変だなーぐらいしか思わなかったけど。この日は元々は戦前の「紀元節」でした。紀元節は戦後すぐに廃止されたのですが、1967年に現在の「建国記念の日」として同じ日が選ばれました。 さて、この手の記念…

2番目を集めてみた

ここしばらく感想系の記事が続いたので久しぶりに「集めてみた」。今回のテーマは「2代目」あるいは「2番手」です。 2代目はつらいよ 2代目と言うのは大概影が薄い。創業者の初代、繁栄の3代目に比べると堅実な足固めをする2代目は派手さにかける。日…

「龍馬伝」は「弥太郎伝」だった!

先日無事NHK大河ドラマ「龍馬伝」最終回を迎えたわけですが、その最終回「龍の魂」が色々と突っ込みどころ満載(というか突っ込みどころのみで構成されてたかのよう)な出来だったので昨日はてなハイクの実況の方に僕が投稿したのを基にしながら最終回、ひい…

国家百年の計とか言うけど普通百年ももたないよね

昨日、戸籍上で149歳の人がいるというニュースを元に記事を書いて、その途中で152歳の人が出てきた、と新しいニュースを紹介。さらに今朝、追記で黒船来航以前の生まれの人が発覚したニュースを載せました。一般に幕末の始まりは1853年のペリー来航(黒船来…

150年に1年足りない

かの織田信長公は「敦盛」の一節 人間五十年、下天のうちを比ぶれば、夢幻の如くなり 一度生を享け、滅せぬもののあるべきか を好んで舞ったとされますがその生涯は五十歳に一歳足りない49で終わりを告げました。 一方現在の日本ではその3倍の人生を生きよう…

居直り強盗の論理を正論という産経新聞

今年は戦後65年、日本が朝鮮半島を併合してから100年ということで例年よりも色々と話題は尽きないようです。 そもそも日韓併合自体が合法かどうか、など論議があるようです。 痛いニュース(ノ∀`) : 「日韓併合を肯定する人に歴史を語る資格はない!」 NHK日韓…

漂流する荒ぶる魂たち ドリフターズ

「ヘルシング」完結からそれほど間をおかず平野耕太の新作「ドリフターズ」の第一巻が発売。ドリフターズ 1 (ヤングキングコミックス)作者: 平野耕太出版社/メーカー: 少年画報社発売日: 2010/07/07メディア: コミック購入: 31人 クリック: 1,173回この商品…

今後の龍馬伝に期待!

注意! 今回は幕末を扱った記事になりますが、ブログ主は旧会津藩出身であり心情的に幕府側であることを最初にお断りしておきます。 録画しておいた「龍馬伝」28話を鑑賞終了。 第2部が終わった。今回の大河は面白く、通常、最初の何話かだけ見てやめること…

君はかつてソ連という国があったことを知っているか?

現代の若い人がかつて日本がアメリカ(だけではないが)と戦争していたことを知らない、なんていうのを批判的に言うのをたまに聞くと一応歴史好き*1の身からすると「ホンマかいな?都市伝説じゃないの?」と思うんだが、僕は会った事は無い(というか日常で…

スーパー戦隊で人生を振り返る その2

torneで「天装戦隊ゴセイジャー」を録ってみたらそれなりに21世紀の戦隊だった。アナログで見たときはどことなく20世紀の香りがしたのだが。というか来週からどうなるんでしょうね。 と言うわけで、東映のスーパー戦隊シリーズを紹介しながら自分の人生を振…

ひげの歴史

こんなニュースを発見したついでにひげの歴史について軽く書いてみる。 asahi.com(朝日新聞社):「市職員のヒゲヅラ禁止」苦情受け明文化 群馬・伊勢崎 - 政治 僕も髭面はあまり好きではないが、こんなものあくまで個人的な問題だろう。常日頃から一緒にい…

フランス人は女装癖、ドイツ人はスカトロ、中国人はニート、では日本人は?

僕がよく見るサイトに徹夜城さんのサイト「史劇的な物見倉」という歴史系サイトがあって(サイドメニュー、リンク先の「徹夜城の多趣味の城」から行けます)そこの掲示板には僕も時々書き込むのだがそこの常連さんNF氏(旧ブログで一番最初のコメントをも…

スーパー戦隊で人生を振り返る その1

スーパー戦隊が好きだ。振り返ればスーパー戦隊シリーズだけはほぼ欠かさず見ている。単純に好きなヒーローと聞かれれば、多分デンジマンが8位ぐらいに入る程度であるがシリーズでは1位ではないだろうか(ちなみに好きなヒーローの1位はダントツでバットマン…

はんていかはんていをとったかはんていする

蛇蔵,海野凪子による 「日本人の知らない日本語」の2巻を購入。日本人の知らない日本語2作者: 蛇蔵,海野凪子出版社/メーカー: メディアファクトリー発売日: 2010/02/19メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 32人 クリック: 299回この商品を含むブログ (146…

続・アフリカは暗黒大陸なんかじゃない!

前回の記事 (アフリカは暗黒大陸なんかじゃない! - 小覇王の徒然はてな別館 を書いた後、熱で寝込んだので約2日ぶりにパソコンに向かったら、アクセス数が凄いことになっててビックリ。どのくらいかというとうちのブログは一日のアクセス数が大体80前後で…

アフリカは暗黒大陸なんかじゃない!

熱が出て意識が朦朧としてるんだけどこんな記事があったので取り上げる。 アフリカが発展しない理由 - Chikirinの日記 普段から必ずしも同意できるものばかりではないものの面白く読ませてもらってたが、さすがにこれは酷い。 id:Chikirinは戦後60年アジアや…