法人向けのカスペルスキーソリューションで使用するライセンス情報ファイルおよびアクティベーションコードとは
法人向けのカスペルスキーソリューションは、アクティベーションコードまたはライセンス情報ファイルを使用してアクティベートできます。ライセンス情報ファイルまたはアクティベーションコードにより、ライセンス証書を受け取ります。
サービスの範囲と製品の有効期間は、製品がアクティベートされたライセンス種別によって異なります。使用可能なライセンス種別は次の通りです:
- 試用版:製品操作に慣れるための無料の期間限定ライセンス。一部のカスペルスキー製品では、初回のアクティベーション時に試用版ライセンスが自動的にアクティベートされます。有効期限が切れた試用版ライセンスでアクティベーションを再度実行することはできません。他のライセンス種別の適用後に試用版ライセンスを使用してアクティベートすることもできません。
- NFR(再販不可):製品に慣れるため、およびテスト展開のために使用される、特定の有効期間を持つ無料ライセンス。ライセンスは、リクエスト に応じて提供されます。他のライセンス種別の適用後も、NFR ライセンスを使用してアクティベートできます。
- 製品版:製品購入時に提供される有料ライセンス。
ライセンス情報ファイル、アクティベーションコード、ライセンス証書とは
アクティベーションコードとは何ですか?
アクティベーションコードとは、「ХХХХХ-ХХХХХ-ХХХХХ-ХХХХХ」という形式で20文字で表される一意の組み合わせです。アクティベーションコードを使ってアクティベートするには、インターネット接続が必要です。
ライセンス情報ファイルとは
ライセンス情報ファイルとは、法人向けのカスペルスキーソリューションをオフラインでアクティベートするために使用される、「xxxxxxxx.key」 という形式 のファイルです。
ライセンス証書とは
ライセンス証書には、ライセンスに関する次の情報が記載されています:
- 注文番号
- ライセンスのユーザーに関する情報
- そのライセンスでアクティベートできる製品に関する情報
- ライセンスに基づき製品を使用可能なデバイス台数の制限
- ライセンスの開始日
- ライセンスの有効期間の終了日
- ライセンス種別
製品版ライセンスの購入方法
法人向けのカスペルスキーソリューションは、カスペルスキーの Web サイトから、または パートナー から購入できます。
カスペルスキーの Web サイトで購入可能な製品は、次の通りです:
- Kaspersky Endpoint Security Cloud
- Kaspersky Endpoint Security for Business Advanced
- Kaspersky Endpoint Security for Business Select
- Kaspersky Security for Mail Server
- Kaspersky Security for Internet Gateway
- Kaspersky Security for Microsoft Office 365
カスペルスキー スモール オフィス セキュリティ の購入も可能です。ただし、ライセンス情報ファイルを使用してアクティベートすることはできません。カスペルスキー スモール オフィス セキュリティは、アクティベーションコードでのみアクティベート可能です。
ライセンスの有効期限を確認する方法
ライセンス期間はベンダーによる作成時に設定され、 カスペルスキー製品で最初に使用された日付や管理者がライセンス情報ファイルを受け取った日付には依存しません。
ライセンスの有効期限は次のいずれかで確認できます:
- ライセンス証明書 ファイル内で確認。
- ライセンスの追加後、Kaspersky CompanyAccount で確認。
- ライセンスが使用されるカスペルスキー製品のインターフェイス内で確認。
ライセンス情報ファイルの有効期限が切れた後の製品の動作
製品版ライセンスの有効期限が切れると、製品のコンポーネントが、機能を制限して動作するように切り替えられます。保護および管理コンポーネントの使用や、ライセンスの有効期限切れ前にダウンロードした定義データベースを使用したマルウェアスキャンの実行は可能です。
製品の全機能を引き続き使用するには、ライセンスを更新するか、新しいライセンスを購入 してください。
ライセンスは、カスペルスキーの公式 Web サイトで更新できます。
- カスペルスキー スモール オフィス セキュリティ
- Kaspersky Endpoint Security Cloud
- Kaspersky Endpoint Security for Business Advanced
- Kaspersky Endpoint Security for Business Select
- Kaspersky Security for Mail Server
- Kaspersky Security for Internet Gateway
- Kaspersky Security for Microsoft Office 365
カスペルスキーは、ソリューションのライセンス期間が終了した後は、脅威からの保護を保証しません。既存のライセンスの有効期限が切れる前にライセンスを更新し、新しいライセンスにシームレスに切り替えてデバイスを最大限に保護することを推奨します。
アクティベーションコードの使用で問題が発生した場合の対処方法
アクティベーションコードの使用時に問題が発生した場合は、次を実行します:
- 製品の オンラインヘルプ を参照します。
- 使用しているネットワークから、カスペルスキーのアクティベーションサーバーにアクセスできることを確認します。
- サードパーティのセキュリティソリューションの一部として、ディープパケットインスペクション(DPI)またはトラフィックの復号化および解析技術(SSL インスペクション)をインフラストラクチャで使用している場合は、デバイスとカスペルスキーのサーバー間の暗号化接続スキャンが無効になっていることを確認してください。
Kaspersky Endpoint Security for Windows または Kaspersky Security Center for Windows のアクティベーション時に問題が発生した場合は、次の推奨事項に従ってください:
問題が解決しない場合は、アクティベーションコードの代わりにライセンス情報ファイルを使用して、オフラインで製品をアクティベート してください。