メモってたまに見返すと色んな気づきをくれますよね!
コンニショワー、砂流(@nagare0313)です☆
『対談 「笑い」の構造』、『対談「笑い」の解体』って本を知ってますか?
1980年とか1990年くらいに、山藤 章二さんという方がタモリさんや糸井重里さん、横沢彪さん、高田文夫さんなどなどの天才・奇才・粋人・麗人と、「笑い」について対談する本です。
この本がかなり古い本ではあるんですが、今に繋がることが多くて面白いんですよ!
タモリさんなんて 笑っていいとも! が始まる前に対談してるんですけど、お昼の番組についてこんなことを言っています。
昼間の番組はファーストフードだと思うんだよね。
なんでハンバーガーとかフライドチキンといったものがあんなに売れ続けてるのかっていうのを考えると、あれは決してうまくないですよね。ちゃんとした所でカシワのカラ揚げを食やァもっとうまい。
でもファーストフードも極端にまずいなんちゅうこともないですよね。くり返しに耐えるっていうのは結局、薄味じゃねぇかと思うんだよね。濃厚で強烈な味はうまいとは思うけど、毎日は絶対くえないですからね。
これが 笑っていいとも! の前の発言だと思うとなんか感慨深いですね。
んで、本のメモのなかでどなたが言っていたかは忘れたのですが、こんなことをおっしゃっていて。
大新聞と称するものを一生懸命見て、とくにあそこから何か得ようとして見てるのは、ものをつくって与える人が見てるっていうんですよ。例えばそれこそ雑誌をつくるひとも会社で何かつくるひとも、自動販売機に缶を詰め入れるひとも。
ところが、自動販売機にお金カチャーンと入れて呑むだけのひとはあんまり見てねぇんじゃないかと思うんだ、大新聞は。むしろ、スポーツ新聞とかね。
作ってる人と消費する人の違い。1980年代のインタビューだから新聞の話だけどほかの媒体に置き換えれると思うし構造はかわってないなぁと思った。
こんな感じでお笑いについてや、色んな考察や気付きがあって読んでて楽しい本なので気になった方は読んでみては。
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ほいじゃったら。