地獄少女 宵伽 第02話 「あなたしかいない」
「私にはやっぱり出来ないみたい。ナナコを私には・・・・・・。これ返す。」
ジェラート・ハルという女性が閻魔あいから藁人形を受け取ろうとしていた時に、
契約寸前に思い留まって藁人形を返すところから始まります。
糸を引かないパターンは今までにもあったような気がしますが、藁人形を貰って
すぐに返却するというのは珍しいパターンかもしれませんね。
とりあえず、ハルはお笑いコンビを組む相方のマカロン・ナナコに対して恨みを
持っていたのですが、2人の間にどんな経緯があったのか気になるところでした。
「ナナコ。ここのツッコミ遅い。」
「え?・・・・・・はい・・・・・・ごめんなさい。」
劇場ではナナコがハルに対して上から目線で偉そうな態度を見せていましたが、
家ではハルの方が厳しくナナコを指導していたから立場が真逆になってる!?
ハルがナナコから使いっ走りにされて恨みを持っているのかなぁと思いましたけど、
家での2人を見ると、なぜハルがナナコを流そうとしたのか分からなくなりますね。
一見、地獄流しを依頼する人と地獄に流される人がシンプルに示されていても、
そこには複雑な事情が絡んでいるというのが今回の見どころになっていました。
こういう一般的とは違った人間関係を描くところもこの作品の特徴の1つかな。
「もう自分はハルがいないと生きていけないんだよ!(涙)」
「そういうのがウザいんだってば!(怒)」
この辺りからナナコが異様にハルに依存しようとしている様子が伺えます。
ハルに対してコンビとしての親しみ以上の愛情を抱いているのでしょうね。
それにしては番組プロデューサーと寝たというのは理解しがたいんだけど(苦笑)
体を売ってまでハルと一緒にコンビを続けて仕事がしたいのでしょうか?(^ω^;)
当然ナナコの方はハルに四六時中そばで見つめられているのが嫌になってます。
冒頭でナナコがハルを地獄に流そうとした気持ちがこれで少し見えてきましたわ。
この時点でお互いにコンビを解消すれば良かったのですけどねぇ・・・・・・。
「姉さん。お願い。自分とコンビ組んでください。」
「はぁ?」
「一緒のお願いです。何でもしますから。」
ハルとナナコが初めて出会った時の回想シーンが描かれていましたが、当時の
2人の様子を見る限りでは意気投合していて仲良しコンビに見えます。
最初にコンビを結成した頃はとても相性良く仕事を続けていた事が伺えます。
しかし年月が経過するに連れて、ナナコと合わない部分が分かるようになって、
少しずつコンビ関係に綻びが出てきたのが今に至っているということかな。
こういう事はお笑いコンビだけじゃなく、カップルとか友達同士の関係とかでも
似たようなことがあるかもしれませんね。
「・・・・・・っ!?」
ハルの目の前に閻魔あいが意味深に登場します。
地獄流しの契約を破棄されても、このように閻魔あいが見守ってあげているし、
一目連がマネージャー役をやっていたりと結構サービスが良いと思う。
ハルからすれば契約していないのになぜ現れるのか不思議でしょうけどね。
「あの2人はお互いを想い合ってる。」
「想い合った相手を恨むこともある。」
あと前回に登場していた新キャラのミチルが閻魔あいに話しかけていましたが、
どうやら彼女は人を地獄に流す事に疑問を持っているようでしたね。
今までにもミチルのような疑問を呈するキャラは登場していましたけれども、
果たして彼女の場合はどのような理念を持っているのかも気になるところ。
とにかくミチルの正体が何者なのかが一番知りたいところでしょうか。
「すぐに行くから。ハルを1人にしないから。」
「うん。だったら泣かない。」
「恨み聞き届けたり・・・・・・。」
ナナコはハルからコンビ解散を打ち出されると、藁人形の糸を引いていました。
ナナコの方が地獄通信で契約をしていたのが意表を突かれるところですね。
でもまぁハルもナナコに依存していたし、ナナコをヤンデレっぽくさせちゃったのも
自分の責任だと感じていたから、ある程度は納得しているような感じでした。
一時は上手く関係が修復されそうな雰囲気に見えたのに、一気に悲しい結末へと
落としちゃうところもこの作品ならではの展開ですわ(汗)
「この恨み地獄へ流します。」
最後は閻魔あいがハルを船に乗せて地獄に流すシーンで幕を閉じます。
相手を恨むというよりも心中する感じで地獄に流された形になっていました。
だから今回はお仕置きシーンは描かれていなかったです。
2人は辛い時も苦しい時も一緒にいると約束していましたので、いつの日にか
地獄で再会してお笑いコンビを続けていくのかもしれませんね。
今回は地獄に流す側と流される側が入れ替わるように描かれていましたが、
それが公私でボケとツッコミの入れ替えとか、漫才のネタなどにリンクさせて
描いていたところが面白いところでしょうか。
カップルとか友達関係とはまた異なるお笑いコンビの関係を描いていた点も
一般視聴者には知らない世界ゆえに興味深いところがあったと思います。
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