さすらいの太陽 第08話 「二人のちかい」
「見ていてくれ。のぞみちゃん。俺はきっと勝ってみせる!君のためにも!」
今回はファニー森山さんがボクシングの新人王座決定戦に出場します。
彼もまたプロボクサーの道を歩み始めてから頑張って練習してきたのでしょう。
あと彼の言葉からものぞみの存在が大きくなっている事が伺えます♪
「勝つのよ。ファニー。負けたら承知しないから。」
のぞみの方は森山さんの試合を観に行くために雑用を急いでやっていました。
お手伝いさんのつねちゃんが気を利かせて仕事を手伝ってあげていたから優しい。
のぞみも歌手になるために頑張っていますが、おそらく彼女も森山さんの存在が
励みになっているのでしょうね。
本当に2人はいつ恋人同士になってもおかしくないなぁって思って見ていました。
森山さんはコンドル中川という相手と試合をすることになります。
そういえば最初に「ファニー森山」って珍しい名前だなぁって思ったのですけど、
これはリングネームみたいなものなのかもしれませんね?
「ファニー。頑張って!」
のぞみが何とか森山さんの試合時間に間に合って観戦していたのですが、
もう気分は「ロッキー」のエイドリアンって感じでハラハラしていたかもね(^ω^)
でも、森山さんは一方的に相手選手を打ちのめしてKOしていたから強い。
パンチを全然もらっていなかったし、実力はかなり高そうでしたわ。
てか、リアルなボクシングの試合だとあれだけパンチの連打を浴びせていたら、
おそらくレフェリーが試合を止めているような気がします。
昭和時代のボクシングのルールがどうなっていたのか分からないけど(^ω^)
「ファニーも頑張っているんだなぁ・・・・・・。私なんかとっても及ばないわ。
あんなに素晴らしい人だもの。きっともうすぐチャンピオンだわ♪」
のぞみは森山さんがプロボクシングで活躍したのを見て羨ましい気持ちかもね。
彼女はまだステージに立つどころか、歌のレッスンも満足に受けていないので、
早く自分も森山さんみたいに活躍したい気持ちかもしれません。
だから今はよく自分が歌手になって歌っている夢や妄想を見ちゃうのでしょう(笑)
とりあえずED曲の「心のうた」はのぞみの代表曲のようによく使われています。
昔の歌だけど何回も聞いていると自然と歌詞を覚えてきました(^ω^)
「おめでとう。ファニー。いよいよ今度は全日本(新人王座)決勝戦ね。
今夜の調子で頑張って。」
「あぁ、やるとも。のぞみ。君こそ頑張れよ。」
試合後に公園で語り合う2人を見ていると、恋人同士のやり取りそのものです♪
お互いに励まし合って夢を叶えていこうとするのが素敵に見えます♪
あと、のぞみは江川さんから月2万5千円のお手当が貰えるようになったみたい。
たしかにお父さんの治療費や家計を助けるために歌手になるつもりなのに、
いつまでも給料を貰えないまま弟子を続けているとマズいですもんね。
一瞬、家事の手伝いをして月額2万5千円って安いと思ったけど、このアニメは
1970年代の作品だから当時の物価ではそれなりの給金なのかもしれませんね?
道子が探偵を雇ってのぞみの行動を探らせていたのが気になるところ・・・・・・。
彼女の目的はお金持ちの家に生まれる運命だったのぞみを貧乏生活に陥れる事。
それゆえに夢と希望のある歌手を目指すのぞみを邪魔しようとしていましたわ(汗)
こういうところを見ても相当性格が歪んでいるように見えます(苦笑)
のぞみ個人に対して何か恨みでも持っているのなら分かる気もするのですが、
道子の場合は金持ちで幸せな生活をする人を妬んでいるだけに思えるので、
いまいちのぞみだけを付け狙う理由が分かりにくかったりしますわ(^ω^;)
のぞみをお金持ちのお嬢様代表だと思って不幸にさせようとしているのかな?
のぞみの方は忙しい合間でも何とか森山さんと会う時間を作っていました。
幸せな時間を過ごしている2人を見ているとデートしているような感じですね♪
でも森山さんはまだお互いに大事な夢に向かい始めた大事な時期だから、
こうして2人で会うのを控えようと考えていたのが偉いです。
それほどプロボクシングの夢を真剣かつ大切に追い求めている事が伺えます。
「惚れた腫れたの甘いたわ言は一人前の歌い手になってからで十分だ!」
江川先生はのぞみが仕事の途中に抜け出してデートしていたから説教します。
ここはのぞみが悪いのだから平謝りしておけば良かったのに、彼女はなぜか
言い訳ばかりしようとしていたから火に油を注ぐようなものでしたわ(苦笑)
浮ついた気持ちではなく真剣な気持ちで森山さんと付き合っているという事を
伝えるつもりだったなのでしょうけどね。
この時ののぞみを見ていると恋に盲目になってて大切な歌手になるという夢を
忘れているような気もしましたよ(苦笑)
まぁ女の子だから大きな夢よりも現実的な恋を求めるところがあるのでしょう(^ω^)
「出て行きなさい!母さんそんなお前の顔なんて見たくないよ!」
のぞみが江川先生の屋敷から逃げ出して実家に帰ってくると、お母さんは
心を鬼にして娘を追い返そうとしていたのが意外でした。
娘が皆のサポートを無下にして歌手を簡単に諦めたのが許せないのでしょう。
優しそうなお母さんに見えたけど、厳しく躾ることもあるんだなぁって思いました。
「母さんを頼むわね。」
弟と妹が心配してのぞみお姉ちゃんを探しに来てくれたのは良かったかな。
のぞみはお母さんが目の病に耐えながら自分を応援してくれている事を聞いて、
少しは冷静に今の自分を見つめ直すことができそうでした。
今ののぞみに足りないのは誰のお陰で歌手の夢を目指していけるのかという
感謝の気持ちなのかもしれませんね。
江川先生の方ものぞみを厳しく叱った事を少し後悔している様子でした。
ある程度は男性とのお付き合いを認めているような発言をしていたから、
恋愛にうつつを抜かすみたいな事を言って申し訳ないと感じたのかも?
でもまぁ、あの時ののぞみは色恋に頭がいっぱいなのは間違いないので、
江川先生のお叱りは良い薬にもなった気もするけどね(^ω^)
とにかく再びのぞみは江川先生の元に復帰できそうで良かったと思います。
もうきちんと反省しているからきっと先生に許してもらえるでしょう。
こういうやり取りをみても師匠と弟子ならではの絆のある関係に感じました。
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