あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。 第11話 「あの夏に咲く花」(最終回)
めんまの願いどおりに花火を打ち上げたのですけど成仏しませんでした。
じんたんには、成仏しなかった理由に何か思い当たる節がありそうですね。
最終回という事で、どんな結末が待っているのか楽しみに視聴を始めました。
もう今回で終わっちゃうのはとても寂しい思いです・・・(>ω<)
めんま以外の超平和バスターズの皆が集まって反省会を開いてました。
もちろん、花火代を無駄にしたとかそういう理由ではありません(^ω^)
めんまがなぜ成仏出来なかったのかを皆で意見を言い合うのです!
「めんまが成仏しなかったのは、願いが違ったからなんかじゃない。ねぇ、私達
本当にめんまのこと考えてた?ちゃんとめんまの願いが叶いますようにって。
私は、自分の事しか考えてなかった。めんまの事を考え続けるじんたんを
見てたくなかったから!めんまに成仏して欲しいって思ってた。願いを叶えさせて
あげたいんじゃなくて、自分のためにめんまを成仏させたかった。」
先ず、自分の気持ちを正直に話し始めたのはあなるでした。
今までのストーリーの中で、彼女のじんたんへの想いは良く描かれていたので、
これに関しては何となくわかってくるところですね。
さすがに最終回とあって、とてもハードな展開になってました(汗)
「俺だって同じだ。俺は、めんまが好きだ。あの頃から時間が経ったって、
ビックリするくらい、少しも変わらずに好きだ!だからこそ、宿海にだけ
めんまが見えるなんて・・・今のこの状態が耐えられなかった。」
もちろん、ゆきあつもめんまに対する気持ちという点では、あなると
共通する部分があるということです。コスプレまでするくらいだし・・・。
2人はあの日からずっと報われない片思いを続けてきたのですね(´・ω・`)
とにかく、ゆきあつはめんまに告白していましたわ♪(^ω^)
この時、ゆきあつの熱い想いを聞いたつるこの表情も印象に残ります。
自分の恋が成就出来ない事を目の前で改めて知ったわけですからね・・・。
あなるがつるこの気持ちまで暴露したので、取っ組み合いのケンカになってた(^ω^;)
まさかこんなシーンがあるなんて思わなかったので、ちょっとビックリしたよぉ(汗)
しかし、つるこの気持ちをゆきあつに知ってもらえたので良かったのかもしれません。
ダメだとわかっていても気持ちだけは伝えたいなぁって思うものね・・・。
とにかく、つるこは昔からずっとあなるの事を羨ましく思っていたようです。
つるこは、めんまが成仏した後でじんたんとあなるが付き合うように願ってました。
あの日の事もつるこも一枚噛んでいたというところみたいですね。
それで・・・結果的にめんまの死の一つの要因を作ってしまった・・・(汗)
これでは皆が過去のトラウマを引きずってしまうのも分かるような気がする。
「いいじゃねぇかよ。どんな気持ちだって、何もしないよりかいいじゃねぇかよ!
めんまの願い、叶えてやらなきゃ。成仏させてやらなきゃ、でなきゃ・・・
めんま、俺を許してくれねぇんだよぉぉ!!!!」
ぽっぽは、めんまの死の瞬間を目撃してしまったことが明らかに。
それで、逃げるように外国に行ったりもしたけど、結局は秘密基地に戻ってきました。
どうしてもめんまの死が頭の中から離れられずに長い間苦しんできたのでしょう。
土下座までしてたので、めんまを成仏させたい彼の気持ちが強い事が感じられました。
「ゆきあつの言った通りなんだ。俺どこかで、めんまが俺だけに見えること嬉しかった。
でも、めんまは違うんだ。ほんとはさ、成仏なんてしなけりゃいいって思ってた。
けど、あいつは違ったんだ。俺だけじゃなく、皆とちゃんと喋りたいって・・・。
だから成仏してちゃんと生まれ変わりたいって・・・」
最後にじんたんがきっちりと自分の思っていた事を話していました。
そして、めんまが成仏したい気持ちもちゃんと伝えていましたよ。
これで、皆の心の中に突き刺さっていた棘が取れたようですね。
「めんまの願い、ちゃんと叶えよう。めんまも呼んで、日記も使って、
ちゃんと話してさ。めんまと一緒にもう一度!」
「うん!そうだよ!めんま抜きで話したって意味がない。だって・・・」
「私達6人で超平和バスターズなんだものね。」
「おう!」
「頼むぜ、リーダー。」
この辺は、ようやく皆が一つにまとまった感じがして良かったです。
昔のようにあだ名で呼び合っていた点が、それを示していたかな。
ただ、あなるはやっぱりあだ名では呼ばれたくないみたいですけどねw
めんまが今にも消えてなくなりそうになっていました・・・。
じんたんのお母さんの代わりにじんたんを泣かせる事が願いでした。
たしかにじんたんは人の顔色を気にしすぎている部分があって、
あまり自分の感情を表に出さないですものね・・・(´・ω・`)
お母さんは、そういうことを心配していたのでしょう。
「めんま、ホントはね、じんたんの笑った顔が好き。」
でも、めんまは笑顔が好きみたい。好きな人には笑っていてほしいですものね(^ω^)
じんたんは、急にめんまの姿を見ることが出来なくなります。
声だけはかろうじて聞こえるようでしたけどね・・・(´・ω・`)
じんたんは、焦りながらめんまの姿を捜し求めてました。
もう、めんまとのお別れか近づいてきている感じでした(汗)
この時のめんまもとても寂しい表情をしていましたよ。
「ま・・・まだだよ・・・まだちゃんとお別れしなきゃ・・・」
皆がめんまを探している間、めんまが「まぁだだよ~」と言い続けてました。
これは、かくれんぼの「まぁだだよ~」という意味だけじゃなく、お別れまで
もう少しの間だけ待ってほしいという気持ちも含まれてたのかもしれない。
めんまが、最後の力を振り絞って皆にお別れのお手紙を書いていました。
この辺からもう涙でウルウルしちゃうような展開でした(>ω<)
『つるこへ。やさしいつるこがだいすきです。』
『ゆきあつへ。がんばりやさんのゆきあつがだいすきです。』
『ぽっぽへ。おもしろいぽっぽがだいすきです。』
『あなるへ。しっかりもののあなるがだいすきです。』
ゆきあつ達が手紙を読んで涙を流していました。
この時は、めんまがもう成仏しちゃったのかな?って焦ったよ(´・ω・`)
とにかく、めんまは一言だけ書いてお別れするので精一杯だったみたい。
本当はもっと書きたいこともあったのかもしれないですよね。
『じんたんだいすきです。じんたんへのだいすきは、じんたんの
およめさんになりたいなっていうそういうだいすきです。』
じんたんには、出来る限り長い文章で気持ちを綴っていました。
すでに前回でめんまの口から直接伝えられた言葉ですけど、
何だか嬉しいような悲しいような複雑な気持ちになっちゃう(>ω<)
そこで、じんたんの心の中でめんまとちゃんとお別れしたい気持ちが
膨らんできたように思います。
それは他の皆も同様、めんまとお別れする気持ちが一つにまとまってた。
「もういいかぁい!?もういいかぁい!もういいかぁい!もういいかぁい!」
「も~い~よ~!」
ここは、もう曲のサビに入るタイミングと合ってて凄く良かった!
めんまの姿がみんなにも見えるようになっていました!
これって、めんまの皆とお話したいという願い事が叶ったから!?
それとも、全員の気持ちが一つにまとまったから?
とにかく最後の最後に奇跡が起こってましたよね(>ω<)
「願い、叶えてくれてありがとな。大好きだ。めんま。」
「めんまね!もっと、みんなと一緒にいたいっ!遊びたいよぉ。
・・・だから、生まれ変わりする。・・・みんなと一緒になるの。
だからじんたん泣いたよ。お別れしたよ。だから・・・」
今回、一番良かったと思ったのがこのシーン!
めんまも本当の自分の気持ちを正直に打ち明けていましたよね!
これで6人全員がみんなに自分の気持ちを伝えた事になりました。
ストーリーの上では、めんまの成仏がメインテーマみたいになってますけど、
この作品は自分の気持ちを伝える事の大切さを教えているような気がします。
「せーの!」
『めんま、見ぃーつけたっ!!!』
あの日から続いていたかくれんぼを終わらせる言葉を言いました・・・。
「見つかっちゃっ・・・た・・・」
最後のめんまの笑顔が素敵でした。
かくれんぼは終わったけど、きっと皆の止まった時計は動き始めたはず。
もちろん、それは天国へと旅立っていっためんまも同様に・・・。
★総評★
予想以上に感動出来たので大満足です!最終回も思わず泣きました!
めんまを成仏させるという展開は先読み出来たのですけど、それでも
ここまで私を引き付けたストーリーには素晴らしいものを感じます。
ぜひ、このような作品にはもっとたくさん出会いたいものです♪(*´ω`*)
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