がんばってください

津波のように押し寄せる波に揺られ流されてて幾月日や経ち、原子力発電所の様子もいったいどうなっているやらよく分からないままに救援隊が世界各国からやってきて治そうとしている今日この頃、皆さんいかがお過ごしでしょうか。多少なりとも災害当初よりは安寧な気持ちになることができていればと願う所存でございます。
津波・地震の被害のほぼなかった場所で暮らす身といたしましては、なんだか自分だけ助かって続いてゆく日々の暮らしの中に恐怖感も不安も懸念もすべて埋没させてゆくような気になり、感じなくても良い罪悪感を覚えたりする瞬間があります。
インターネットというのは偉いもので混乱して必至で携帯電話をかけてもつながらない瞬間にも情報を取り出すことができたりして、仕組みに関してはずぶの素人のために分かりませんが、今、このシステムがあって良かったと思っています。
うすらぼんやりとした細い糸のようなつながりと、人によってはそれはまやかしだと一刀両断するようなつながりの中ではてなダイアリーを通じて知っている人の安否が分かると、このシステムも無駄ではなかったと思えます。
今、大変な状態の人にかける言葉としては間違っていとされていますが、みなさんがんばってください。被災した人はもちろん、被災していなくて家で不安な気持ちに襲われてしまった人もがんばってください。何をがんばるのかはさっぱり分かりませんが、とにかくがんばってください。

大事なことと思うのでもう一回書きます。押しつけがましい言葉の暴力に感じたかもしれませんが、「がんばってください」