相場のkamo

2022年から個別株開始、自分用の振り返り

2025/1/20(月)

■相場雑感

昨年末以来の20日ぶりのブログ更新です、ブログでの毎日の振り返りは辞めてローカルでトレード日記をつけてたりしたんだけどもイマイチしっくりこない気がして今日から振り返りブログの更新を再開です。

ローカルだとどうしてもサボってみたり後回しになったりすることがあるし、誰かに見られてるかもしれないっていう緊張感がなくって何が一番効果的なアウトプットの仕方なのかなって考えてブログに戻ってきた次第です。後は2年間欠かさずに続けてきた習慣を捨てることで失うものが多い気がして。

といってもあくまでも自分用のただのトレード日記なんでデザインにこだわるわけでもないし、有益なことを書くわけでもなくただツラツラとこれまで通り書いてるだけです。誰かに読んで欲しいわけでもないからポストもしないけども、もし読んでくれる物好きがいればどうぞって感じ。

そんなこんなで1月も後半になってしまいましたが、前半の決算シーズンでいつも通り溶かして後半の凪の期間で小銭を稼いでまだ年初来はちょいマイナス。決算シーズンも負けながらも手ごたえは感じていてそろそろカモられる側からトントンくらいに浮上できるんじゃないかと少し希望が見えてきたかなって感じです。

■個別銘柄

第一三共・・・ダトロウェイ承認で大幅上昇、これは不認可の織り込みのほうが強そうだったから承認はポジティブサプライズでしたね。寄りから取れたけどもロットもう少し入れられたなぁと反省。

ディスコ・・・業績観測記事で足りてない印象だったんだけど寄ってから上に行ってショートを損切り。株価推移含めて見直すとこんなもんかって感じもしてくる。

フジテレビ・・・例の不祥事での業績インパクトを鑑みてGUでショート入れて少しだけ利確、引っ張ってたら思いっきり担がれてたしけっこう危なかったかも。。1700円付近からやたらと強めの買いが入ってて個人じゃなくてどこか買ってる感じも。後場寄りからスイング用のショートを少し積んでみたけどもそのうち大量保有出てきてもおかしくなさそうで怖いなって印象。フジ以外のテレビ局触ってたほうが手堅かったかも。

 

2024年の振り返り

■総括

1年間お疲れさまでした、また今年一年間株を通していろいろなやりとりをしてくださった方々は本当にありがとうございました。今月末で株を始めて丸3年経過ということで始めた頃の目標だった3年間退場しないという目標が達成できて一安心。

ブログやパフォーマンスを公開していた理由の一つに熱量をもって株に取り組んでいる人とやりとりできるようになりたいという理由があったんですが、自分的にはその目標が達成できたので日々のブログ更新やパフォ公開(いずれもツキイチくらいで更新するかも)も一旦2024年いっぱいで終了にしたいと思ってます。Xは鍵にも籠ったしこのご時世で実際にあるかないかは別としてお金を持っていると思われることに対するデメリットが多すぎる・・・。株クラだと100万円だって道端に落ちてる小銭と同じくらいの扱いされるけど場合によっては大きなトラブルにつながるようなお金だしね。。

そんなこんなで2024年の投資を振り返ると運や地合いにも恵まれて始めた頃と比べると資産もそれなりに増えたし満足ではあるんだけども、もっと取れたなとかこうしておいたらよかったみたいな気持ちのほうが大きくてそれを来年へのモチベーションにつなげていけたらなと。

タイムラインを見ると全体的に今年は儲かっていそうな雰囲気ですが、自分も含めてここ数年で投資を始めた人はパフォーマンスが総じて良いような気がしていて、もちろん資産額がまだ大きくないことによるアドバンテージも大きいんだけど、それに加えて新NISA組の新規参入の恩恵を受けることが出来たっていう要因が大きいのではかなと思ってます。

自分が始めた頃を振り返ってみるとツイキャスで投資手法なり投資の考え方なりを配信してくれてる人がいたりしてそのおかげでカモられ期間をだいぶスキップできたのが今年のパフォーマンスにつながっている人も多いのではないかと。試行錯誤しながら淘汰されていく期間をショートカットで回避できたのに加えて新規参加者参入によるマーケット拡大≒先行者利益を得られた影響ではないかな。

来年は今のところ更なるパイの拡大につながる要因も見えていないし、今年以上のゲーム難易度でお金の取り合いになる心づもりで今年以上に気を引き締めて、リソースも熱量も投入してカモられる側にならないようにしないとイカンなと思っております。

■年間成績

・YH:11/28、YL:1/1

・前日比最大プラス(%):8/6 12.1%、マイナス:1/18 -7.4%

・総取引数:9,460回

今年はスイング勢にとっては8/5の立ち回り方が大きく明暗を分けたと思っていて、そこでぶん投げたり減らしたりするようなリスク管理さえしていなければプラスになった人が多かったんじゃないかな。自分は時間軸的にデイ~スイングが割合としては大きかったので暴落ではそこまで食らってないんだけどもその後のリバウンドがしっかり取れなかったのは少し残念。

全体的に日次ベースでの勝率が低いことが一番の課題だと思っていてそれを克服するために12月から新しい手法に挑戦したらフルボッコにされて最後にドローダウン。新しい手法って言ってももったいぶるほどのものでもなくてしっかり決算読んでポジションを取るっていう多くの投資家にとっては当たり前のことなんだけども自分にとってもそろそろ避けては通れないということで試行錯誤中。まあそれまでも決算は読んではいたんだけども自分にとってのエッジがないと思っていてトレードはせず、だけどこの先もずっと小細工だけでいくのもねえということで。

■月別振り返り

ここからは月別の振り返りで長いし他の人が読んでも全く参考にならない自分用の記録なんで悪しからず。

・1月

文春砲食らって一時大きく株価がドローダウンしたtoyo tireやAI関連で動意付いたさくらインターネットがプラス寄与の2トップで材料、TOB観測、仕手株がプラスに貢献。マイナス寄与は1位のサスメドがダントツで不眠症アプリが厚生労働省の資料で医学的有用性なしで1/15にショートして取れるも翌日、翌々日と逆張りでドテンロングしての大幅マイナス。初日のショートの後にいろいろ調べていきついたのはサスメドホルダーのポジトでそれを真に受けて買い向かって食らうという負けて必然のトレード。その後の審議結果や株価推移をみるにショートが正解でした。

・2月

プラス寄与は三井E&Sのホワイトハウス砲やNEDO採択のAbeja、それ以降はアクティビスト・高配当・TOB観測、仕手株などで薄く積み上げ。マイナス寄与のツルハは経営統合観測で噴き上がったところをオアシスの売りを食わされて沈没、エネチェンジは決算で買ったら思いっきり下に連れていかれた、その後の経過を見るに不祥事のこととか織り込み始めてたりしたのかな。

・3月

小林製薬は紅麹問題で大きく下がったところを売ったり買ったりで寄与一位、初動はショートでスイングはロングで両方向でそれなりの値幅、QPSはあまりロングでは触りたくない銘柄だけどこの時は全体的に地合いが良くて大型受注後のモメンタムをロング、ソースネクストはポケト上場絡みで動意づいたところでLS両方、テクノロジーズは決算後に思いっきりショート叩き込んだ記憶。マイナス寄与はDNAとACSLはショートで担がれまあ仕手株なんでタイミング合わなきゃ仕方なし、大成温調とあおぞらはロングスイングがかみ合わず。

・4月

4月は寄与度的にはプラスもマイナスも大して大きな銘柄なし、三井E&Sをショート中心にコツコツ積んでたのとエコモットが決算後に仕手化したのを上手く取れたくらいかな。

・5月

プラス寄与だと三井松島は仕手化したタイミングでロングで上手いこと乗れたのやセキュアや山パンは決算後のボラが大きかったので売ったり買ったり。小林製薬は5/24場中のセスフィッシャーのポジト記事で思いっきり買い上がって誰もついてこずに上で取り残されて損切り。日足のチャート見るとトラウマを思い出す。。

・6月

プラス寄与は大きなトピックはなく仕手株で細かく積み上げたり、大型のデイで積み上げた感じ。AHCはショートで入ったら2連S高+4倍値幅まで担がれしまった。結局この銘柄は出口でも出来高そこまでついてないしどうやってExitしたんだかいまだに分からず。これだけ吊り上げれば出来高なくても利確はけっこう簡単だったりするのかしら。

・7月

プラス寄与1位のティーガイアはTOB観測を初動から乗ってスイングでガッツリ取れた、他にも大幅還元のダイドーを寄った日に買ってPTSで売るファインプレーがあったりで大きめのプラス。4番目に寄与している小糸製作所は古新聞の還元が場中に日経記事で出て思いっきり上がってくれたのをショートで叩けたり運がよかったのもあるかも。マイナス寄与は細かく削られてるけどどれも必要経費って印象で無駄トレードは少なかったかな。

・8月

暴落のあった8月は個人的には一番心残りがある月で暴落は上手いこと回避したのに早々に底で拾ったロングポジを解消してイベドリ・アクティビスト関連以外はほぼショートオンリー。これだけリバってる局面でショートは当然刺さるはずもなく暴落回避分の利益をすべて消してマイナスフィニッシュ。たぶんここの立ち回りが違うだけでパフォーマンスの着地は100%くらい違ってたはず。とはいえ後からなら何とでもいえるわけで下落でドボンしてた可能性もあるんだけども。有利な位置で建てられたポジションは簡単に解消しちゃダメっていう教訓。

・9月

8月の余韻で9月はほぼショートオンリーだったんだけども地合いの影響が大きく大きく揺り戻し、マイナス寄与は銘柄数も額も年間を通して一番少ない月だった。やっぱりショートは1銘柄だと大きく取れないけども勝率は高いっすね。自分のトレード的には今年の8-9月はワンセットで考えたほうがよさそう。

・10月

10月は何といってもティーガイアのディスカウントTOB、7月の小糸に続いての場中材料のガッツリミスリアクションをショートで叩けて月跨ぎだけども大きくプラス寄与。TOBのHLで反応して大きくお買い上げしてくれた人がいたみたいでラッキー。個人的には今年の場中はダイドー(これは嵌め込みありきだけども・・・)、三井E&S、小糸、ティーガイアと四半期に一度くらいある場中のチャンスをしっかり拾えたのが大きかったかなと。まあこのチャンスを取るために飽きもせずに毎日場中PCとにらめっこしてる訳なんで取れなきゃ何してんだって感じではありますが。

・11月

この月はアクティビスト関連で動意づいた銘柄が多くて細かく丁寧に拾えたかなって印象。カドカワを初動乗れずにスイングで細かく取っただけなのが少しだけ心残り。ショートは電線関連を決算に逆張りショートではるもあえなく撃沈。自分的には決算読んでもなんで上がってるのかがイマイチ分からずこれをきっかけに決算を真面目に見始めるようになった。今だったらロングで取れるようになってるかも。

・12月

11月から遅ればせながら決算を真面目に見始めた影響で大型を触りだして大型中心の寄与、デイトレと決算・材料トリガーのトレードが多かったんだけどもほぼ取れず。アドテスはJPモルガンのレポートが出た日に逆張りでロットを突っ込んで買い向かってズッポシ抜かれてしまった。車は急に止まれないじゃないけども勢いついた大型株の逆張りはそうとう慎重にいかないと、というか期待値的にはしないほうがよさそう。そもそも中小型だと個人のセンチメントが需給の大きな要素だったりするけど大型は違う要素で動くのでまだまだ鍛錬というか積み重ねが足りてないっすね。ただそれをきっかけに見えてない光景が見えたのは今後まで含めると大きくプラスかな、自信は完全になくなったけども・・・。

■来年の目標

大型株で利益を上げられるようにするっていうのが一番の目標、近道はなくて日頃のニュース見て、開示やレポート・月次を読んでっていう今までもやってた当たり前のことをどれだけ精度を上げてやれるか。やることが多すぎてある程度の効率化も必要かと思うけどまだそんなレベルにはなくて早く量質転化ができるように株以外のリソースをいかに調整できるかが自分的には一番のポイントかと思ってます。

あとは長期投資にも挑戦をしようと思ってて短期~中期で利益が出た分で長期口座で買って一生売らない気持ちでバイアンドホールド。自分的には清原本に書いてあることが正解というか自分的には一番納得感があるのでそれを実践したいなあと。

中小型については今までやってきたことの延長線でいいと思ってるけどこっちは少しウェートを落としてもいいかなと。勝てる限りは触り続けるけども。

2024/12/30(金)

  • 前日比:+0.1%、単月:-8.0%、年初来:+140.4%

■相場雑感

大納会ということで1年間お疲れさまでした、自分的には資産が増えて結果には満足なんですがまだまだやれたなっていう気持ちのほうが大きいかな。とりあえず最終日は再編絡みのドラッグストアをちょこっと触ったくらい。2024年の振り返りは別にまとめる予定なので最終日のブログは手短におしまい。

2024/12/27(金)

  • 前日比:-0.4%、単月:-8.1%、年初来:+140.0%

■相場雑感

受け渡し日ベースで2025年初日でしたが大型小型問わずに全面高、新NISAでの買い付けでも入ってるのかしら。2024年を見てみると年明けの1/10くらいから大きな買いが入って上昇してたけども去年の傾向を見て買いが早くなってたりするのかしら。来年のカレンダーに書き込んだけど去年は年明けにNISA買いが入るから買いって入れてたのを思い出した。なんとなく次くらいからはワークしなそうな気もしてきた。

■今日の損切り

日産・・・たぶん需給で動いてるだけなんだろうけど前場から大滑りで一時は-15%くらいまで下落、結局リバって半戻しで-7.82%引け。-10%ラインから板見ながらスキャってたんだけど滑ってそれなりの値幅を持っていかれてしまった。。ザラ場のモメンタムの逆張りは相当難しいからもうやらないほうがよさそう、アドテスの下落のときも同じように食らって同じこと言ってた気がするけども学習してない。。

2024/12/26(木)

  • 前日比:+0.2%、単月:-7.8%、年初来:+140.9%

■相場雑感

今日で受け渡しベースで最終日、どこに損してる人がいるんだってレベルでみんな儲かってますね。今年は8/5が分かれ道でそこを上手くしのいだ人は大儲けだし、ダメージ受けて下で減らしちゃった人はパフォが振るわずなんじゃないかな。そうすると今年一番大事だったスキルはリスク管理、次点はトレードスキルだったんじゃないかな。

■今日の損切り

フジテレビ・・・某芸能人の不祥事で寄りからショート入れてたけど反応せずにカットしたらそこから5%くらい一気に下落。09:30まで値持ちしてたのは何でだったんだろう。上がってて切るならまだしもほぼ動いてなかったらもっと引っ張てもいいのかも。

2024/12/25(æ°´)

  • 前日比:+0.2%、単月:-7.9%、年初来:+140.5%

■相場雑感

今日も薄商いで全体的に大きな動きはなく、出来高があったのは重工トリオや自動車セクターくらい。ランチタイムの材料でトヨタを買ったり売ったり細かくスキャってプラス寄与だったけどもトータルだと大して変化なく。なんとなく雰囲気的には今年はもう店じまいムードかな。

■今日の損切り

セガサミー・・・大和のレポートでGUからの大幅上昇、書いてある内容は特に新しい内容はないし寄りからショートしたらふつうに踏まされた。IPが評価されてて遊技機メーカーのバリュエーションからIP関連ってことが周知されたのが大きいのかなぁ。ソニックが好調だからみんな意識があって感度が良かったのかも。ショートを巻き込んだ感もちょっとあったかも。

2024/12/4(火)

  • 前日比:-0.9%、単月:-8.1%、年初来:+140.0%

■相場雑感

今日も大きく動いている日産統合絡みの自動車セクターを中心にトレード、アイデアとしてはホンダの自社買いで市場株価法前提で交換比率が悪くなった日産と三菱自動車をショートだったんだけども全然刺さらず、商いも薄いしほぼ見てるだけの一日。今月プラテンはもう厳しそうだな。

■今日の損切り

三菱自動車・・・ポジ要因は三社間の協業の検討合意だけど織り込み済判断、ホンダの自社買いが株式交換比率が悪くなるんで日産同様にネガってことで寄りからショートして日産・本田の推移見ながらトレードしてたんだけども思いっきり切り返して損切り。日産・三菱自動車が上がってる理由がイマイチ分からなかったんだけども経営統合成立の織り込みが一気に進んで、業績へのシナジー期待が入ったのかな。大型ムズすぎ。。