外堀のブログ

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〔ライブ感想〕fishbowl 常葉大学 第６回心薙祭 IDOL LIVE @ 静岡草薙キャンパス サクラコート

心薙祭 fishbowl

2023/11/4 (sat) fishbowl 常葉大学 第６回心薙祭 IDOL LIVE @ 静岡草薙キャンパス サクラコート

 

眠い、、、夜勤明けである。こういう時、浜松-静岡駅間は特定特急券で安く新幹線に乗れるので助かる、ありがとうJR東海。ギリギリまで寝た後、1時間ちょっとで常葉大学の草薙キャンパスに到着。広告ではよく見るけど行くのも見るのも初めて。

学園祭！多分、自分が大学生の頃ゼロ年代以来。おっさん入ってもいいか若干不安だったけど普通に入れた。エントランスから内側は若さと陽の雰囲気が満ち溢れていて若干の場違い感を感じつつも、懐かしさを感じてみたり。

ふと自分の大学生の頃の学園祭を思い出してみる。体育会よりはゆるく、サークルよりは厳しい雰囲気のサイクリング部に所属していて、たません*1を出店で売っていたのを覚えている。

でも細かい事はあんまり覚えていない。多分、学園祭の夜に行われていたコンパという名の飲み会でしこたま飲んでいたからだと思う。当時ストゼロは無く、氷結か鏡月を濃い目に割った凶悪なものが部室内で供されていた。

一気飲みの文化もギリギリ残っていて、つぶれて戻しそうなヤツをトイレに連れて行ったり、背中をさすったりしてた。今どきの大学生はどうなんだろうと考えたりしてるうちに会場のサクラコートに到着、緑の芝が鮮やか。

 

幼児向け実技サークルぱれっと ＠サクラコート

サクラコートのステージでは保育士な格好をした学生さんが楽しく踊っていた。着いたときにはちょうどラストの曲。「ジャンボリミッキー踊りましょう！」と掛け声とともに楽し気な曲が始まった。

初めて聞いたけど、めっちゃ踊りに特化したミッキーマウスマーチ。コートにいる1/4ぐらいの人が急に踊り始めてびっくり。この曲、陽キャ＆ディズニーマニアをあぶりだすリトマス試験紙かもしれない。

ミッキーマウスマーチは自分たちの学生時代も流行っていた。青春パンクが流行っていたゼロ年代前半「Dive into Disney」というディズニーソングのパンクカバーアルバムがリリースされていてBEAT CRUSADERSによるミッキーマウスマーチが色んなところで流れていた気がする。ディズニーはいつも商売上手。

 

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fishbowl ＠サクラコート

リュウキン衣装の4人がステージに登場。1曲目は新間さんの歌い出しが印象的な「深海」からでしっとりと。下手側で見ていたので木村日音さんが良く見える。先月誕生月を迎えた新間さんと日音さん、歌も良く、ダンスもしなやかで絶好調である。

続いての「踊子」2番Aメロの振り付けがフリーダムな部分が「ジャンボリミッキー」で楽し気な感じ。サビの手振りや間奏のクラップで会場を徐々に盛り上げていく。

3曲目は「朱夏」夏みたいな気温、太陽、グリーンのフィールドで後半の「八月」と合わせて最高のシチュエーション。11月季節外れの夏日に拍手を送りたい。前半のラストは「猛獣」。お客さんのノリもよく「♪wow wowガオー」の振りコピのところも盛りあがる。久松さんも「一緒に！いいねー！」とご機嫌な感じ。

MC。桃子さん「(久松さん以外の)メンバー3人は今回大学という場所に来るのが初めて」「校舎綺麗！幾何学模様？」「メンバーも19～22歳なので私たちもここにいたのかもしれない」とフレッシュな感想を聞かせてくれる。水分補給から戻ってきた久松さん「このあと私たちも心薙祭まわって楽しみたいと思います」と言ってMCを締めここから後半へ。

後半は途中に「八月」を挟みつつ、「平均」「半分」「熱波」とfisbowl鉄板の盛り上げ曲が続く熱い流れ。中でも「半分」久松さんが上手側か中央に向かってふわっとターンを決めて入ってくるところすごく印象に残った。素敵。何度もライブハウスで観てるはずだけど、シチュエーションが違うと見え方が違ってくる。

ラストは「熱波」で大きく盛り上がってライブは終了。司会の学生がステージに登場して緊張した感じで「会場のみなさんとやりたいことはありますか？」fishbowlに質問。「みんなと熱波のTikiTok撮りたいです！」と桃子さんから「熱波」間奏部分おかわり。ステージ上からみて多くにお客さんが手の振りをマスターしていたらしく「みんな、」すごい！完ぺき！」とメンバーはご満悦の様子でした。

 

セットリスト

1.深海

2.踊子

3.朱夏

4.猛獣

MC

5.平均

6.半分

7.八月

8.熱波

MC (熱波TikTok撮影)

 

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特典会(私物サイン会) @2Fテラス

前夜、何にサインをもらうか考えた結果、2024年の手帳にもらうことにした。仕事中にさりげなく推し成分を補給するためである。特典券を購入して推しの久松由依さんの列にならぶ。メンバーは長机に横並びに座ってオタクにサインをしている。

自分の番。軽い挨拶と一緒に手帳を久松さんに手渡す。ペンを持つ指、手帳を押さえる指のネイルはモノトーンカラーでゴシックな雰囲気を指先にまとっている。サインはもちろん手慣れたもので、スルスルと筆ペンが真新しいページの上をすべり、黒いインクが染みこんでいく。

いつもの可愛いサインの横に「久松由依」と達筆に書かれた名前。「久松さん達筆！ペン習字ならってたの？」と聞くと「習字をならっていたの！」と少しだけ得意げに微笑んでくれた。

「またね！」と言って長机を離れ、手帳にもらったサインをしみじみ眺めてみる。久松さんの文字は凛とした雰囲気をまとっていてまるで御朱印のよう。そう思うと厳かな気持ちが心を満たしていく。「ありがとう」心の中で今日ライブを楽しめたことに感謝しつつ、来た時より少しだけシャッキとして会場を後にするのであった。

 

 

 

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*1:お好み焼き風に味付けした目玉焼きが、えびせん（もしくはたこせんべい）にサンドされている食べ物