ソロ情シスの独り言

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要求定義と要件定義の違い

今年、ユーザーとのやりとりで噛み合わずに苦労したテーマ。

試しにChatGPTに解説記事を書かせてみた。
適当なプロンプトで書かせたからか、いまいちだなぁ。

 

要求定義と要件定義の違いをわかりやすく解説

こんにちは、ひとり情シスエンジニアの○○です。情シス業務をしていると、システム開発プロジェクトや外部ベンダーとの打ち合わせで「要求定義」と「要件定義」という言葉を耳にすることが多いですよね。私も最初はその違いが曖昧で、何を意識して作業すればいいのか戸惑ったものです。そこで今回は、この2つの違いについて、私の経験を踏まえてわかりやすくお話しします。


1. 要求定義とは

要求定義は、ユーザーが本当に必要としていることを明確にする作業です。たとえば、社内から「業務効率を上げたい」「データをもっと簡単に分析したい」という声が上がったとします。このような漠然としたニーズや課題を具体的な形に落とし込むのが要求定義の役割です。

要求定義では、主に以下のポイントを押さえます。

  • 現状の課題を明確にする(例: データ入力作業に時間がかかりすぎている)
  • 解決すべき目的を設定する(例: 入力作業を半分に減らす)
  • ユーザーの期待値を聞き取る(例: もっと使いやすい画面設計が欲しい)

要するに、要求定義はユーザーの"声"を拾い上げ、"やりたいこと"を整理していくフェーズです。この段階ではまだシステムの具体的な仕様や技術要素は議論しません。


2. 要件定義とは

一方で要件定義は、要求定義でまとめた"やりたいこと"を具体的なシステムの仕様や条件に落とし込む作業です。ここでは、技術者の視点も加えながら、システムとしてどう実現するかを詳細化します。

要件定義で重要なポイントは以下です。

  • 機能要件: システムが何をするのか(例: データ入力フォームの自動補完機能)
  • 非機能要件: 性能やセキュリティなどのシステム品質(例: 年間のダウンタイムは1時間以下)
  • 制約条件: 使用する技術や予算の範囲(例: 既存のデータベースを活用する)

この段階では具体的な技術や画面設計を考えるため、技術者やベンダーと密接に連携する必要があります。


3. 両者の違いを整理

簡単にまとめると、以下のような違いがあります。

項目 要求定義 要件定義
目的 ユーザーの"やりたいこと"を明確にする システムとして"どう実現するか"を定義
対象者 ユーザー、関係者 技術者、ベンダー
具体性 抽象的(ニーズや課題) 具体的(機能や条件)

要求定義はユーザー寄りの視点で考え、要件定義はエンジニアリング視点で考えるイメージです。要求定義がしっかりできていないと、要件定義もうまくいきません。


4. まとめと実践のヒント

私が感じるのは、要求定義が甘いと要件定義で無駄が発生しやすいということです。例えば、ユーザーが本当に求めていることを理解せずにシステムを設計してしまうと、「思っていたのと違う」という事態に陥りがちです。

要求定義の段階では、できるだけユーザーとの対話を重視し、課題を深掘りしましょう。一方、要件定義では、関係者全員が具体的なイメージを共有できるよう、文書や図を活用して伝えることが大切です。

どちらも疎かにせず、しっかりとプロセスを踏むことで、より良いシステムを構築できるはずです。みなさんのプロジェクトにもぜひ役立ててください!

 

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ぱっと検索してみたところ、下記の記事の方がコンパクトで分かりやすい気がした。今度自分でも整理してみよう。

IT化の上流工程における「要求定義と要件定義の違い」とは?