ながされてたThailan島

タイに飛ばされてたり帰ってきたりしたけど、私は元気です

タイ抑留n日目…まだか、夜明けは…

フジミDC5ホンダインテグラ製作記 完結編

山場のヘッドライト加工を終え残すところは外装・シャーシ組み立て…

シャーシ組み立て

内装作業はほとんど写真撮ってなかったわけですが…ミッドナイトブルーベタ塗りでシートはマステ使って少々塗り分け。 インパネ周りは細筆で塗ったんだけど、結局完成後はほとんど見えないと言う…

外装組み立て

いよいよ外装仕上げに突入。用意しておいたメタルステッカーを満を持して使いますよ。

ホンダエンブレムと"TYPE S"のエンブレムを車両前後に貼り付け。造形細かくて、貼るだけで引き締まって見えてメチャクチャいいですねこれ。"INTEGRA"のエンブレムがなかったのだけが惜しい(しかしステップワゴンのキットってあるんか?)。実車同様に"S"の文字だけクリアオレンジで色付けました。

ナンバープレートはキット付属デカールを貼ろうとしたが、いかんせん20年前のキット。デカールがみるみる割れて使用を断念。

アオシマナンバープレートメーカーを使いまして、コンビニのネットプリントで光沢紙に印刷。(ナンバーは当時物。今は使用してないので悪しからず) これをハサミで切ってピットマルチで貼り付け。

後はハセガワコーティングポリマーを全体に塗布し、ワイパーをフロントウインドウに貼り付けて、シャーシと組み付ける

DC5インテグラ後期型完成

ついに完成!!!

フロントから リアビュー サイドから

それでは各部を見てみましょう。 フロント、後期型特有の3眼ヘッドライトを再現

TypeS特有の地味リアスポイラーを自作

ヘンテコ分割だったリアバンパーも形状修正

前後ブレーキは見栄の赤キャリパー

やっぱり内装はほぼ見えない…

まとめ

初めてカーモデル作って、パテ盛り、スジ彫り直し、プラ板加工、クリア研ぎ出し、と今までやったことない作業をちまちま進めて1年強かかってしまったが、なんとか完成。フジミインテグラを後期型かつTypeSに改造した実例は見たことないので、仕上がりは置いといても唯一無二の達成感は得られた。

そうは言ってもフジミキット、素人には歯ごたえあり過ぎてしばらく勘弁ですね…

次のキットは省エネで仕上げたい…

そろそろ撮影ブース欲しくなってきたね…

フジミDC5ホンダインテグラ製作記 その6

ヘッドライトの3眼改造

DC5インテグラの前期・後期最大の違いは2眼(上)・3眼(下)のヘッドライト形状でしょう。

ここを再現しなければ後期型とは言い張れない(多分)

やったことないけど、うまいことプラパイプ加工してヘッドライトを作っていきます。 まずエバーグリーンのプラパイプセットからちょうど良さげなパイプを切り出し

外側をシルバーで塗装、レンズ面にハセガワのミラーフィニッシュを貼って上からHアイズ(φ3~4mm)をレンズとして貼り付け、内側2個のウインカーは裏からクリアオレンジを塗装。クリアを狙って透明なイージーサンディングで貼ったけどちょっと曇っちゃった。しかたない。

レンズ分の厚みでこのままだとヘッドライトカバーと干渉するため、後はひたすら削って微調整。おまけにHアイズのガンダム目をオレンジに塗って、ヘッドライトユニット内サイドマーカーを両端にでっち上げる。

ようやくそれっぽい感じになった

テールライトユニット

テールライトカバーにヘッドライト同様Hアイズを3個ずつ貼り付けてこちらも3眼化。

しかし写真撮り忘れた…トホホ

ウィンドウ取り付け

さて外装作業も終盤にさしかかり、ウインドウパーツをせっせとコンパウンドで磨き本体へ取り付けにかかるが…

フロントガラスに接着剤で指紋があああああああ!!!! 泣く泣くヤスリ掛けからやり直し…

外装組み立て

ウインドウウォッシャーユニットを艶消しブラックではみ出ないように塗装、サイドミラー・マーカー、テールライトまで取り付け完了

いよいよゴールが見えてきた!!!

まだつづきます

iPodをSSD化して令和最新iPodが爆誕した

むかしのiPodをSSD化した、というはなしです。

iPod難民の漂流

私の携帯音楽環境は、完全に平成で止まっている。

スマホのバッテリーとストレージを無駄に消費したくないので、外ではポータブルプレーヤーを使っている。通信容量も食いたくないから、サブスクサービスなんて無論契約していない。無論BTイヤホンもバッテリーを食うので有線しか使わない。それでいまだにiPod nanoを使い続けている。

それでもiPodのバッテリー劣化は止まってくれないので、ずっと代替品を探していた。

CDウォークマン、MDウォークマン、iPod使い続けてきた人間には寒い時代である。この10年でポータブルプレーヤー市場は完全にスマホに蹂躙され、iPod nanoもディスコンで、ソニーはハイエンド方向に行ってしまい、気軽に買えるのポータブルプレーヤーは有象無象の中華製しか残っていない。iPodには後継機らしい後継機がないんだよなあ。

(↓まあ中華プレーヤーも車載用と割り切って4年使ってるけど) sigdfeco.hatenablog.com

そんな折に2006年に買ったiPod第五世代30GBモデルを棚の奥から発掘した。バッテリーほぼ死んでるけど、まだ動く…!

こうなったらこの18年前のiPodを令和最新にして最強のポータブルプレーヤーを爆誕させよう。映画バトルシップで70年前の戦艦ミズーリが再び砲火を噴くように。

ロマンしかない。

令和ロマンだ。

iPod SSD化、SDカードでやるか? SSDでやるか?

20年近く昔のiPodはもはやロストテクノロジーである小型HDDが搭載されているわけですが、NANDメモリが低価格・大容量に進化した今となってはデメリットしかない。

これをSSD化することで

・大容量化

・低消費電力化

・耐衝撃性向上(今となってはポータブル機にHDD載せてたのがすごいよね)

・読み出しの静音化(HDDの回転音がなるのはiPodの味でしたが)

とメリットしかないのでやるなら今しかない。

容量最大1TBまで改造できるらしいけど、手持ちの音源ファイルが合計80GBくらいなのでその3倍あれば十分だろということで、256GBにすることにした。

SSD化の方法、ほとんどの場合、HDDをiFlash(ZIF~SD変換カード)+SDカードに置き換える改造を取られているのだが、コストが

iFlash基板7000円+128GB microSD 1500円x2 = 10000円程度

でそこそこに出費が痛い。代わりにiFlashは使わずに怪しいZIF~M.2変換基板とM.2SSDをアリエクで揃えると3000円以下で収まりそうなので、これで行くことにした。失敗したら素直にiFlash買う、という前提で進めていきます。

大陸から得体の知れない品々を集めよう

SSD化のため以下の部材をアリエクで発注。開腹手術になるので、この際バッテリーと経年フロントパネルも交換することにした。

・ZIF-m.2変換基板 NFHK N18-NC V2 : 702円

・OSCOO m.2 SSD(サイズ2242) 256GB :1904円

・互換バッテリー2000mAh        :2004円

・互換フロントパネル         :1770円

全部揃うのに注文から1ヶ月くらい経っていた…まあアリエクなので

なおSSDの規格間違えてmSATAのSSD買ってしまって再発注したのは公然の秘密である。

来たぜ、聞いたこともない謎メーカーの激安SSD… なんなんだ、OSCOOって…容量偽装してんじゃねえだろうな?

梱包はかなりマトモだったので、多分大丈夫、多分。

iPodオペ開始。

あらかじめ用意していたOLFAデザインナイフ平刃をパネルの隙間に差し込んで、バックパネルと噛み合ってるツメを外していく。

なかなか狂気のビジュアルである。

うまいことやればパネルにノーダメで外せるけど、今回は1本ツメが折れた。

ハードディスクがバックパネル側に貼り付いてて冷や汗かいたが、スパッジャーをパネルの間に差し込んでどうにかフレキをブッチせずに開腹成功。

中を見るとクッション材がHDDの四方に張り付いてて、だいぶ振動対策に気を使ってたのね。 ZIFのコネクタの小さいラッチを外してHDDを取り外す。

フロントパネルも外した。

バックパネル側に張り付いてる正規バッテリー(青)を互換バッテリーに交換。 SSD化の恩恵として正規品より大きいバッテリーが載せられる。 しかしこのフレキケーブルが妙に長いせいで、あとでコネクタ位置に合わせるのに難儀した。

変換基板とSSDを用意。SSDがサイズ"2242"じゃないと本体に収まらないので要注意。有名メーカーのこのサイズ、需要がないかからやたら高いのでアリエクで謎メーカー製を買ったのであった。

本体にセット。ディスプレイの反対面に向くように接続するのが正解。

動作確認

パネルを閉め切る前にMacに接続。そもそも認識するのか??

キタ―――(゚∀゚)―――― !!

あとはiTunesからipodの復元を選択。あとは勝手にフォーマットが進む。

しばらくしたら処理が進まなくなったので、意を決してケーブル引っこ抜いたらなんとかなった(非推奨)

ともかく動作確認できたので仕上げに入る。 ケースを閉じる前に、中身がガタ付きそうだったので、SSDとフレキを雑にテープで固定した。

ケースを閉じて容量を確認してみよう。

令和最新SSD iPod爆誕!!!

SSD iPod使ってみた

・外観

勢いでクリアの互換フロントパネルに変えたけど、2000年前後のスケルトン筐体ブームを思い出して非常にノスタルジー

ゲームボーイもPCもたまごっちも、なんでもスケルトンだったね、あの頃は…

PortaProと合わせると一気に00年代にタイプスリップ感

・容量

最初の30GBから8.5倍となり、手持ちの音源9000ファイル全部入れても、まだまだ余裕の残り150GB。 容量的にはもう死ぬまで使えるだろう。

・重量

計量してないのでなんとも言えないが、HDD分軽くなって基板とバッテリー分増加して、結局プラマイ0な感じ。

・バッテリー

期待していたほどではなかったのがバッテリー保ち。 m.2 SSDはポータブル機器向けじゃないので低消費電力にしようとかいう発想がなく、そもそもiPodには不向きである。 大容量バッテリーにしたのとSSD化で電力消費アップが相殺して結局元通りくらいか。

あと冬で気温が低いとSSD駆動電圧を出せないのか起動エラーになる。 ポケットに入れてしばらく温めると回復する。

この辺は初めから低電圧機器前提のSDカード方式に分がありそう。 次にバッテリー死に始めたらiFlash基板でSDカードに再換装するかも。

・使用感

懐かしのクリックホイールが使いやすいようでいて、改めて触るとそこまで良くなかったり。 特許抑えられてるのでクリックホイール乗った機器はもう出ないでしょうね。

ともかくトータルコスト6000円くらいでSSD化、バッテリーとフロントパネル交換してiPodがリフレッシュできたのでよしとしよう。 中古のiPodを安く入手してこの改造するのも選択肢としてアリかもしれん。

KOSS Porta ProのDIY修理(の失敗)とドライバ交換

PortaProがぶっこわれた

10年使ってきたKOSSのPorta Pro、急にL側から音が出なくなった。

構造的にケーブルの根元で断線しやすいらしい。ちょくちょく引っ張り応力かけてたし、むべなるかな。

開放型かつ軽量で長時間つけても楽、唯一無二のレトロデザインが気に入っているので、新品に買い直すかなあと思うが…

当時3700円くらいで買ったのに、今や売値は倍くらいで円安やらインフレがすごい…

で、結構DIYで修理してる人がいるっぽくて自分でやってみることにした。 どうせやるなら単純にケーブルの接続を直すのではなく、mmcx端子付けてデタッチャブル化をすることに

ということでハンダゴテセット、テスター、ハンダゴテスタンド、放熱クリップ、エナメル線、mmcx端子、mmcxケーブルを発注。

さあ、道具が揃った。(新品買った方が早そうという意見には目を瞑ろう)

復旧作業

では作業開始

ヘッドバンドからドライバユニットだけ外して、LRの印をつけておいた

カバーを外し、ケーブルと本体のハンダ付け箇所がこうなっている。 明らかな断線はないんだがなあ…??

テスター当てた結果、ドライバの左端子がアース線、右端子がLR信号のようです。

はんだ吸い取り線を使って、ケーブルのハンダ付けを除去

予備ハンダをmmcx端子とエナメル線に施す。

それから端子とエナメル線をハンダ付

ドライバと端子を接続

ここまでできたので、導通チェックを行う。

MMCX端子からドライバ接点まで導通は確認できたの半田付けは問題なし。

中学校技術の時間以来25年ぶりの半田付けだがなんとかなった。

いよいよプレーヤーにつないで動作確認するわけですが、

………

R側正常

L側無音…

あれ、なんでぇ???

しようがないのでドライバの抵抗値をチェック(←最初にやれ)

ドライバの抵抗が仕様値60Ωに対して、R側実測値55Ωで大体正常。L側は抵抗がでない…

これ、そもそもドライバ死んでますね…

結局ここまでの作業、無駄骨折りでした…

ついにアリエクに手を出す

ここまで来て引き返せないので、Aliexpressで互換ドライバーを発注。

セキュリティ的に信用してなくてこれまで中華ECは避けてきたが、修理部品はここにしかない…

ということでポチー

もう戻れないね。

4日後、大陸より遥々到着

互換ドライバが初回割引入って629円。

ぱっと見オリジナル(右)と同一に見えるけど、成形若干違うんだな

ごちゃごちゃ半田付けとかしなくても、既にmmcx化が済んでいる有難い仕様。 最初からこうしておけばよかった…とは言ってはいけない

別途買ってたYAXYのイヤースポンジ取り付けます

これまた別途買ってたmmcx中華ケーブルとヘッドバンドに取り付けまして完成

オレンジのスポンジで80年代感が増していい感じですね。

動作は正常。音に関して差異はほとんど感じないんだけど、いくつかの曲で高音が割れ気味。

ながら聴きなら十分ですが、完全同一とはいかなそう。

PortaProぶっ壊れて新品買うほどでもないって人にはアリな選択だとは思います。

費用まとめ

ここまでの修理費用のまとめです。

エナメル線      ¥312

PortaPro互換ドライバ ¥716

mmcxメス端子    ¥710

mmcxオス端子    ¥517

mmcxケーブル    ¥899

YAXYイヤーパッド  ¥1240

ハッコーハンダゴテ  ¥977

ハンダゴテホルダー  ¥734

ヒートクリップ    ¥244

デジタルテスター  ¥1400

合計        ¥7749

新品買うより高くついとるやんけ、とは言ってはいけない…

今後は壊れたドライバ分解して故障箇所調査(あわよくば復旧)、オリジナルケーブルのMMCX化をやりたいと思います。

フジミDC5ホンダインテグラ製作記 その5

インテグラ製作記の続きです。

ウインドウ黒枠の塗装

最近のカーモデルは窓枠マスキングシールが付属してるらしいが、20年前のキットにそんな気の利いたものついてるわけもなく、こんな感じで、マステの切り貼りで枠状にした。

で、塗装するんだけど、こう接ぎ目が多いと…浸透してまあこうなるよね…

ということでリワークです。

失敗したマステをバラけないように剥がし、型紙として再利用。型紙に合わせてマステを切り貼りして継ぎ目の少ないマスキングを構成した。

再塗装後、いい感じ

どうでもいいけどこの黒い枠のことを黒セラっていうのね。知らんかった。

3Mのマスキングテープを水性ホビーカラーの上に貼ってはいけない

前回まででシルバーで全体塗装し、クリアー磨きの結果いい感じの光沢が出たので、次はボディ側ウインドウ枠塗装に移ったわけですが

写真撮ってなかったのでアレですが、磨いたクリアー層にテープ跡が残って無惨なことに。 ということで、クリアー塗り直しです…

ようやく完了。なんやかんやでボディ塗装に2ヶ月以上かかったわけですが…

マスキング後の塗装面の荒れについて

1)下塗り層の乾燥不十分説

2)熱乾燥して柔らかくなった下塗り層がマステでダメージを受ける説

3)マステを長期間貼ってると起きる説

4)吹き付けてる塗料の溶剤成分が浸透してる説

と諸説あり、真因がわからないのですが、今後の対策として

・水性ホビーカラーの完全乾燥(1週間程度)まではマステは貼らない

・3Mのマステは使わない(低粘着を使う)

・マステの貼りっぱなしはしない

ということにした。

ことさらクリア膜が弱いという気もするが、やる気のある人検証してみてください。

つづく

フジミDC5ホンダインテグラ製作記 その4

まだまだ続くインテグラ製作です。

本体塗装

シルバーの下地は黒がいいという情報を得て、一度ミッドナイトブルーで下地塗装(黒持ってなかったので)

で、ばっちり決めたいと思って、水性ホビーカラーのスーパーファインシルバーという通常のシルバーよりお高い塗料で塗ってみたわけですが…

なーんかコレジャナイ感…

ギラついた金属光沢というかなんというか、スーパーファインシルバーの金属っぽい質感はすごいんだけど、車のシルバー色ってメタリック粒子が粗くウソっぽい銀色なので、質感はノーマルのシルバーの方が近いんだよな…

ということで塗り直しです…とほほ

シルバー再塗装と研ぎ出しに備えて毎週末ひたすらクリアー塗膜を5,6層重ねる。

1000番から10000番までスポンジやすりで研磨し、コンパウンドで磨くこと数時間。なかなかいい光沢感に到達。

だが、この後起きる悲劇をまだ知るものはいなかったのであった…

続く

フジミDC5ホンダインテグラ製作記 その3

続きです。

各部修正

前回からのついでにパテ作業で気になったところを修正します。

実車に比べてボリューム不足を感じたサイドスカートにパテ盛り 結局5mmほど巨大化

なんか不自然だったフロントガラスモールドを一度パテ埋めして、エッチングソーでスジボリ修正。 0.5mmほど位置を修正

サフ吹き

色々造形修正してサフ吹きへ それっぽくなってきたかな?

まだ続きます。