すけだちのあらすじと実際のストーリー対比

※1回しか観劇しておらずパンフレットも買ってないため、間違っている部分がある可能性があります。指摘歓迎。



 月9の人気ドラマ「鎖鎌戦士ザクザクムーン」の主役、神崎ひかるは、かつて誰とも打ち解けられず、部屋にこもりがちな女の子だった。テレビで歌手の真似をしては一人、その振りつけを覚えて歌っていた。国民的人気アイドルとなった今も心の穴を埋められない。

これ、「ザクザクムーン」じゃなくて「ザクザクムー」じゃなかったっけ?
舞台の後ろに出てる垂れ幕(?)にはそう書いてあった気がするんだけど…。
劇中で、幼い頃に父親が勤め先の金を持って逃げたせいで母親が無理して働いて身体を壊して、それ以来学校と母親の治療費を稼ぐためのバイトと母親の看病という生活に疲れて東京に逃げ出して来たという経緯はわかったものの、上記のような設定の描写は一切なし。
伯父に乱暴されたこともあるみたい。

 苦節三十年にして、やっと時代劇「秒殺仕事人」の主役になった中条信之助は、妻と息子の家に帰れないでいた。役者を諦められず、生活は困窮をきわめていたとき、耐えられずに妻に暴力を振るったことがあったのだ。その様を見ていた息子は、トラウマから二度と目を開けなくなってしまった。この「秒殺仕事人」は信之助にとってのラストチャンスなのだ。しかし、視聴率は散々。

DVで目を開けなくなったとかいう描写も無し。
全然売れない目を覆いたくなるようなところしか見せてないとは言っていたけど。

 それぞれの思いを抱え、隣同士の楽屋で一人思案する神崎と中条。二人の前に、突然異星人が現れる。地球人そっくりなその異星人は、自分たちの星が大変なことになっており、あなたたちの助太刀が必要だという。しかしあまりに突飛な話に二人はついていけず、どこか遠くでロケをするものと思いしぶしぶ承諾する。異星人は二人を連れて空へ飛び上がる。 異星人の星・アイドルメダ星では、前王を殺した男が独裁政権を布いていた。歌を愛して穏やかに暮らしていた人々は、いまや大量破壊兵器を作らさせられ、他の星への侵攻をさせられていたのだった。

ひかる(あやや)の方はマネージャーが異星人に脅されて、ひかるはマネージャーに騙されただけな気が…。
人々は重税と圧制のもとにいるだけで、大量破壊兵器(プルトニウムと言っていたから核兵器と思われる)作らされてるのは科学者だけ。
他の星に侵攻をしている描写なし。大量破壊兵器を持つことで、今まで侵略を待つだけだったこの星が他を攻めることが出来るようになったというようなことは言っていたけど。
民に慕われていた前王も良政を敷いていたわけではなく、まんじしゃげ(表記不明。花。麻薬のようなものらしい)を栽培させ快楽を与え、色々なことから目を背けさせていたようだ。

 星に着いた神崎と中条は初めてことの重大さを知る。軍事政権に反抗するレジスタンスに入れられてしまったのだ。異星人たちに歓待されるも、神崎と中条は実際に強いわけではない。連れてきた男が、TVの中の世界を実際の世界と勘違いしたのだ。
 レジスタンスの隠れ酒場に、軍事政権の部下が攻めてくる。レジスタンスの中に裏切り者がいたのだ。次々と残虐に殺されていくレジスタンスのメンバー。破れかぶれの中条は「秒殺仕事人」の日本刀を振るうと、敵を倒すことができた。神埼もザクザクムーンの鎖鎌で敵を撃退する。救世主の登場に大喜びするメンバーたち。姫に生き写しと言われた神崎は、姫の代わりに歌を歌うと、メンバーたちはみな涙を流して独裁者打倒の決意を固める。

レジスタンスのメンバーが本当に死んでいるのに気づいたところでようやくこれがロケではなく現実だとわかる当たり、アイドルメダの宇宙船はかなり進んでいる?そもそも宇宙船使ったのか?
二人が持っていた日本刀と鎖鎌はテレビの撮影用のものだから、戦う前に星の人から武器もらってたけど…。
この場面から、鎖部分は最後にハーデスと戦う場面まで飾り扱い。
どうでもいいけど鎖鎌の鎌部分は可動式で、戦う時は柄に対して刃が垂直になって鉤鎌刀みたいになってた。

 独裁者の本拠地に乗り込んだ神崎、中条とメンバー。激しい戦いに犠牲者を出しつつも、中条と神崎はついに独裁者に辿り着く。しかしそこに待っていたのは地球から連れ去られ洗脳され武器を持った中条の息子だった―――――!!!!!!!!
 中条は愛する家族を守ることができるのか?神崎は自分の未来に何を見つけるのか?そして宇宙の運命はいかに!壮大なスケールで命の尊厳をバカバカしくもはかなく描き出す大冒険活劇!

異星人はテレビ番組見てこの二人を見つけたから、劇中では役名で呼んでて「中条」って一度も呼ばれなかった気が。(中条が呼ぶ時に「神崎」は出てくる。逆は「あんた」と呼ぶから出てこない)
劇中では昔のアイドル(男女問わず)ネタがけっこう出てくるんだけど、知らない人には不親切かもしれない。自分とか。
そんな感じ。