デュアルSIMで4G&3G同時待受可能なモトローラ Moto G4 Plusを買ってみた!
ついに2台持ちユーザー待望の日本初のDualSIMで4G&3Gが同時待ち受け(デュアルスタンバイ)のDSDS端末であるモトローラ Moto G4 Plusを購入しました!Moto G4 Plusがあれば今まで2台持ちをしていた端末を切り替えなどを必要とせずに1台にまとめることができます。
Moto G4 Plusは私のようにデータ通信は格安SIMで、音声はdocomoのように分けて使っているユーザーが待ちわびていた端末です。購入価格は38980円とそこそこお高めではありますが、Moto G4 Plusは日本の技適を取得して販売しているので安心です。
何がすごいの?
今までもデュアルSIM端末は数多く発売されていましたが、今回のように4G&3Gが同時待ち受け(デュアルスタンバイ)できる端末はありませんでした。基本的に4G&3G+2Gの同時待ち受けが主であり、2Gのサービスが提供されていない日本では使うことができませんでした。中には同時待ち受けはできませんが、切り替えによって4G+3GのデュアルSIM端末もありましたが、利便性を考えると実用的ではなく、とても不便な代物でした。
今回発売されたモトローラ Moto G4 PlusではデュアルSIMで4G&3G同時待受可能な端末ということで、切り替えなどを必要とせずに2枚のSIMを使うことができるのです。なのでデータ通信は格安SIMが担当、音声通話はdocomoなどのキャリアが担当すると音声とデータ通信をSIMごとに切り替えて使うことができるようになっています。これにより月額携帯使用料金は音声SIMが1000円、データ通信SIMが1000円のように最低料金で使うことができ、月額合計2000円と格安でしようできるようになります。普通に3大キャリアでデータ定額などを使えば月額料金は7000円近くなるので、月5000円の節約が可能になるわけです。月5000円なら年間60000円の節約ができるので、かなり大きいと思います。
今回の事例ではdocomoなどのキャリアSIMを維持したままのデータ通信SIMを使って格安運用を念頭に置いて話していますが、キャリアを切って格安SIM1枚に完全に移行してしまうのが手っ取り早く安くできるので、問題がなければそっちのほうがおすすめです。その方が今回のように端末の選択が限られることもないですしね。
モトローラ Moto G4 Plusのレビュー
Motorola(モトローラ) Moto G4 Plus SIMフリースマートフォン ブラック 【国5.5型フルHD液晶(1920×1080ドット)を装備したモデル。仕様面では、プロセッサーが「Snapdragon 617」、メモリーが3GB、内蔵ストレージが32GB、外部ストレージが最大128GBのmicroSDメモリーカードに対応。カメラ機能は、メインが1600万画素、サブが500万画素。レーザーフォーカスを備えており、2種類のオートフォーカス機能で、昼夜を問わず鮮明な写真を撮影できる。OSは「Android 6.0.1」をプリインストール。
さらに、素早いロック解除が可能な指紋センサーを搭載。約15分の充電時間で最長6時間の駆動を実現した「TurboPower 充電」に対応する。マイクロSIM×2もサポート。本体サイズは76.5(幅)×152.9(高さ)×7.87mm(奥行)mm。重量は約157g。ボディカラーは、ブラックとホワイト。
仕様
- 型番
- Moto G4 Plus
- OS
- Android6.0.1
- CPU
- Qualcomm Snapdragon 617 (MSM8952) 1.5 GHz
- 液晶
- 5.5インチ/1920×1080(Full-HD),401ppi
- ガラス
- CORNINGR GORILLAR GLASS3
- RAM / ROM
- 3GB / 32GB
- カメラ
- 16M Pixels
- Buttery
- 3000mAh
- インタフェース
- microUSB、 microSDカードスロット、イヤホンマイクジャック
- センサー
- 指紋認証、加速度計、ジャイロスコープ、環境光センサー、近接センサー、センサーHub
- その他機能
- Turbo Power(高速充電)対応
- 付属品
- 充電器、USBケーブル、ヘッドセット、GSG (Getting Start Guide)、LG (Legal Guide)、nanoSIMアダプター(本体に装着済み)×2"
箱
箱は白を基調としたシンプルなデザインです。スマホの箱としてはよくある系ですね。
裏面です
箱を開けると端末が出てきます。普通はディスプレイ側が出ているので、このように背面なのはめずらしいですね。
simの入れ方の説明が書いてあります。
内容物
- Moto G4 Plus
- イヤホン
- ターボ充電器
- microUSBケーブル
- 説明書
イヤホン
イヤホンは白です。かなりちゃっちい印象です。
MotorolaのMが書かれています。
イヤホンはこんな感じです。
ターボ充電器
ターボ充電器は5V1.6Aとなっています。
表面にはMの刻印がされています。
厚さはこんな感じです。
本体
本体です。レーザーオートフォーカス、ターボ充電、指紋認証、オクタコア、5.5インチ1080p、デュアルSIMが保護フィルムに書かれています。
裏面です。こちらにもモトローラのロゴのMがついています。
カメラは少し突出しています。このカメラのLEDは白と肌色の2色になっており、白くなり過ぎないようになっています。
指紋認証です。指紋認証の隣にはマイクがあります。前面マイクがあるのは今時珍しい気がします。
前面スピーカーとカメラです。
横からの画像です。右側にボタンが2つついています。
下にmicroUSB端子があります。
上にはイヤホンジャックがあります。
表から見た画像。
フレーム自体は昔のGalaxy Nexusを髣髴とさせるような感じですね。写真ではわかりにくいですが、高級感はあんまりありません。
ではさっそくSIMを刺してみましょう。背面カバーを開けるとmicroSIMスロットが2つ、microSDカードスロットが1つ搭載されています。microSIMアダプターは標準で搭載されているのでnanoSIMも普通に使えます。
実際にmicroSDカードとnanoSIMとmicroSIMを刺してみました。
起動した画面です。
指紋認証の端末を久しぶりに使ってみたのですが、かなり簡単に使えるようになっているのですね。軽く指で触れるだけでロックが解除されますので簡単でいいですね。
で、問題の同時待ち受けのデュアルスタンバイについてですが、このようにアンテナが2本立っていることが分かります。4G&3Gの同時待ち受けが可能です。昔はデュアルSIMの切り替え端末も買ったこともあったのですがそのときは非常に不便でしたが、いやー便利な時代になったものです。こんな簡単にデュアルスタンバイにできるんですから2台持ちの人は絶対に買い換えることをおすすめします。
モトローラ Moto G4 Plusを安く手に入れる方法!
Motorola Moto G4 Plus 16GB Dual SIM-Free Smartphone - White - Exclusive to Amazonモトローラ Moto G4 Plus自体は5.5インチの1920×1080、8コア、RAM3GB、ROM32GBというかなりスペック自体は高いので、もうちょっとスペックを落としてもいいから格安で手に入れたいという人にはAmazon UKでメモリ2GB、ROM16GB版の日本では発売してないちょっと安いモデルも販売しています。指紋認証のないMoto G4無印とメモリが少ないMoto G4 Plusがあり、こちらは比較的安く購入することができます。さらに海外Amazonの場合は海外から注文する場合VATという税金が引かれるため、表示価格よりも安く購入することができます。
海外のAmazonを有効活用して安く買い物をしよう!海外Amazonは日本のAmazonとインターフェースが同じため、Amazonを利用したことがある人にとっては比較的簡単に注文することができますのでおすすめです。購入手順については上記記事の海外のAmazonを有効活用して安く買い物をしよう!でまとめてあるので購入する際にはこちらを活用してみてください。
現在のポンドのレートはが131円なので、これを元に計算しています。先日のBrexitの影響でポンド安が進んでいますのでだいぶお安く購入することができます。この8ヶ月前まで1ポンド180円以上してましたからいかに安くなったのかわかると思います。
Moto G4 無印の表示価格は159ポンドですが、購入時にはこのようにVATが引かれて、送料やImport Fees Depositなどを含め172.97ポンドとなっています。ちなみにImport Fees Depositはだいたい半分くらい返還される事が多いので実際はもう少しお安く購入できます。
Order Summary Items: £132.50 Postage & Packing: £13.10 Total before VAT: £145.60 VAT: £0.00 Import Fees Deposit £27.37 Order Total: £172.97
£172.97×131円=22659円
Moto G4 Plusの表示価格は199ポンドですが、購入時にはこのようにVATが引かれて、送料やImport Fees Depositなどを含め192.48ポンドとなっています。ちなみにこちらもImport Fees Depositはだいたい半分くらい返還される事が多いので実際はもう少しお安く購入できます。
Order Summary Items: £165.83 Postage & Packing: £12.39 Total before VAT: £178.22 VAT: £0.00 Import Fees Deposit £14.26 Order Total: £192.48
192.48×131円=25214円
多少スペックは落ちますが、25000円でMoto G4 Plusが手に入るのはかなりすごいですね。スペックを気にしないで安く同時待ち受け端末がほしい人はMoto G4無印かMoto G4 Plus(UK)を購入するのもありかもしれません。ただしUK版はブラックにはデュアルSIMの記載がなく、デュアルSIMなのはホワイトのみのようなので注意が必要です。
今回の個人的感想&まとめ
今回はMoto G4 Plusのレビュー記事でした。日本初のDualSIMで4G&3Gが同時待ち受け(デュアルスタンバイ)のDSDS端末であるモトローラ Moto G4 Plusということで買ってみたのですが、なかなかよかったです。価格もハイエンドと比べれば安いこともあり、本体の高級感などはあんまりありませんが、それ以上に同時待ち受けがありがたい。それだけで十分といった感じです。2台持ちユーザー待望の端末がやっと実現したというだけですごい嬉しいことです。
モトローラ製品はかなりNexusのようにデフォルトのAndroidに近く、国内Androidのようにゴミアプリ満載ということがなくて非常にシンプルでいいですね。それに加えて指定された動作を取ることでアプリを起動することができるクイックアクション(端末を2回振るなど)によるカメラやライトの起動ができるのも便利で良いです。スペックに関しても5.5インチの1920×1080、8コア、RAM3GB、ROM32GBと必要十分以上の性能なので、基本的にスムーズに動かないアプリやゲームはありませんでした。これだけのスペックがあればほとんど困ることはないでしょう。カメラ自体も1600万画素でレーザーオートフォーカスを搭載しているのでとても高速で使い勝手も良いです。デュアルSIM端末がほしい人は是非とも手に入れて欲しい端末ですね。
ちなみに今後はASUSのzenfone3も同時待ち受け可能らしいのでそちらも出たら購入してみたいと思っています。その際にはそちらのレビューも書きたいですね。
モトローラ Moto G4 Plusの評価
- 総合評価
- 3.3
- おすすめ
- 4
- デザイン
- 2.5
- 価格
- 3
- 性能
- 3.5
- 国内初のDSDS端末
- SIM2枚とmicroSDが同時に刺せる
- 性能はそこまで高くない
- デザインは少し安っぽい
興味のある方はぜひ購入しみてはいかがでしょうか? モトローラ スマートフォン Moto G4 Plus 5.5インチ / 3GB / 32GB / 1600万画素を購入する!