IEでChromeのエンジンが使えるプラグイン「Google Chrome Frame」安定版が公開!
Googleは、MicrosoftのInternet Explorer(IE)でGoogle Chromeのレンダリングエンジンを利用できるようにするプラグイン「Google Chrome Frame」の安定版をリリースした。Windows XP SP2、Windows Vista、Windows 7のIE 6、7、8で利用でき、Webサイトから無料でダウンロードできる。
Google Chrome Frameは、IEのレンダリングエンジンの代わりに「Google Chrome」のレンダリングエンジンを使ってHTMLのレンダリングを行うプラグイン。HTML5のcanvasタグやJavaScriptエンジンなど、Google ChromeのオープンなWeb技術をIEで使えるようにすることができる。サイト側に所定のメタタグが追加されていれば、自動的にGoogle Chromeのレンダリングエンジンが稼働する。
今回公開された公式安定版はベータ版より起動が3倍速くなり、他のプラグインとの干渉を解消している。Googleのサービスとしては、Google Docs、YouTube、Orkutなどが既に対応しており、近くGmailとGoogle Calendarが対応する見込みとなっている。Google Chrome Frameは、Google Chromeのアップデートと同じペースでアップデートする予定。
Microsoftが9月15日に公開したIE9のベータ版は、HTML5やCSS3を部分的にサポートし、「Chakra」と呼ばれる新しいJavaScriptエンジンを搭載することで、非常に高速化している。しかしながら、IE9はWindows XPでは利用できないため、Windows XPを使い続けている企業ユーザーなどにとっては、このプラグインは有用と言える。今後の課題としてはセットアップ時に管理者権限が必要となる問題などを解決していくとのこと。
1、Google Chrome Frameのダウンロードページにアクセスして、「Google Chrome Frame のベータ版を試す」を押します。
2、利用規約を「同意してダウンロード」を押します。
3、インストールが開始されるまでしばらく待ちます。
4、インストールが終了するまでしばらく待ちます。
5、インストールの完了です。
公式にはIE9は対応しているという記載はなかったのですが、実際に試してみた感じだとちゃんと動くようです。IE9ベータを起動してみると、アドオンを有効にしますかと聞かれるので有効を選びます。
gcf:about:versionでバージョンの確認ができる。
Google Chrome Frameを入れても、このままではIEの通常のレンタリングが使われてしまいます。Chromeのレンタリングを使うには以下のようにmetaタグをサイト内に記述されている必要があります。つまりそれ以外のサイトでは普段のIEとなんら変わりありません。このサイトでは昨日よりmetaタグが入っているのでchromeのレンタリングで動いているはずです。
もう一つの方法はレジストリに変更を加えることで、アドレスの前にgcf:があるときだけChromeのレンタリングで動作させるというものです。以下の文字列をテキストエディタにコピーしてtest.reg(ファイル名は適当)で保存します。右クリックして「結合」を押すことで上の画像の場所に登録されます。
Windows Registry Editor Version 5.00
[HKEY_CURRENT_USER\Software\Google\ChromeFrame]
"AllowUnsafeURLs"=dword:00000001
その他のレジストリを使った方法などはChrome Frame: Developer Guideをご覧ください。
Google Chrome Frameを導入しても、ちゃんと動いているか分かりにくいものです。アドレスバーに以下のアドレスを入力して完全なドラえもんが表示されればchromeのレンタリングで動作していることが分かります。
ついにGoogle Chrome Frameの安定板が公開されました。それにしてもGoogleは思い切ったことしますよね。Microsoftにお前のブラウザじゃ最新のWebについていけないから、勝手にエンジン載せ換えちゃうぜというプラグインを公開しちゃうわけですから。このプラグインはWindows XPを使い続けている企業などにとっては有用ですかね。インストール権限がないユーザが管理者権限なしでプラグインを導入できるようになれば、IEだけどchromeレンタリングエンジンでブラウザを使うことができる。これが実現すれば非常に大きいです。
でも、ぶっちゃけて言うと、これってあんまり役に立たないプラグインです。なぜなら、ある一定条件が整わないとChromeのレンタリングにならないからです。しかも、その条件がサイトに特定のmetaタグが導入されている必要があるか、レジストリを弄らなければならない。これってかなりハードルが高いですし、レジストリを弄って使うくらいなら、素直にChromeをインストールした方が100倍楽ですね。なぜすべてのサイトをchromeのレンタリングで動作するようにしなかったのか個人的には意味不明です。少なくとも切り替えボタン的なものがあればよかったのですがね。
そんな訳で普通に使っている状態ではIEレンタリングになっているわけで、このプラグインの意味は全くないです。ちなみにうちのサイトは昨日よりmetaタグを追加したので、Google Chrome Frameを導入することでより高速に表示することができます。IEで遅いと感じている人はGoogle Chrome Frameを入れてみるとjavascriptが高速化されて、サイトの表示が速くなると思います。CSS3とhtml5も対応しますしね。
最初はwindows 7の64ビット版で試してみたんですが、IE9 betaの64bitではうまく動いてくれませんでした。その後32bitのIE9の方ではちゃんと動いていましたけど、公式には対応と書いていないのでもしかしたら不具合があるかもしれませんね。
IEユーザでchromeに興味がある人はぜひGoogle Chrome Frameを試してみてはいかがでしょうか?
Microsoftが9月15日に公開したIE9のベータ版は、HTML5やCSS3を部分的にサポートし、「Chakra」と呼ばれる新しいJavaScriptエンジンを搭載することで、非常に高速化している。しかしながら、IE9はWindows XPでは利用できないため、Windows XPを使い続けている企業ユーザーなどにとっては、このプラグインは有用と言える。今後の課題としてはセットアップ時に管理者権限が必要となる問題などを解決していくとのこと。
Google Chrome Frameのインストール方法
1、Google Chrome Frameのダウンロードページにアクセスして、「Google Chrome Frame のベータ版を試す」を押します。
2、利用規約を「同意してダウンロード」を押します。
3、インストールが開始されるまでしばらく待ちます。
4、インストールが終了するまでしばらく待ちます。
5、インストールの完了です。
公式にはIE9は対応しているという記載はなかったのですが、実際に試してみた感じだとちゃんと動くようです。IE9ベータを起動してみると、アドオンを有効にしますかと聞かれるので有効を選びます。
gcf:about:versionでバージョンの確認ができる。
Google Chrome FrameでChromeのレンタリングを使う方法!
Google Chrome Frameを入れても、このままではIEの通常のレンタリングが使われてしまいます。Chromeのレンタリングを使うには以下のようにmetaタグをサイト内に記述されている必要があります。つまりそれ以外のサイトでは普段のIEとなんら変わりありません。このサイトでは昨日よりmetaタグが入っているのでchromeのレンタリングで動いているはずです。
もう一つの方法はレジストリに変更を加えることで、アドレスの前にgcf:があるときだけChromeのレンタリングで動作させるというものです。以下の文字列をテキストエディタにコピーしてtest.reg(ファイル名は適当)で保存します。右クリックして「結合」を押すことで上の画像の場所に登録されます。
Windows Registry Editor Version 5.00
[HKEY_CURRENT_USER\Software\Google\ChromeFrame]
"AllowUnsafeURLs"=dword:00000001
その他のレジストリを使った方法などはChrome Frame: Developer Guideをご覧ください。
確認方法!
Google Chrome Frameを導入しても、ちゃんと動いているか分かりにくいものです。アドレスバーに以下のアドレスを入力して完全なドラえもんが表示されればchromeのレンタリングで動作していることが分かります。
今回の個人的感想!
ついにGoogle Chrome Frameの安定板が公開されました。それにしてもGoogleは思い切ったことしますよね。Microsoftにお前のブラウザじゃ最新のWebについていけないから、勝手にエンジン載せ換えちゃうぜというプラグインを公開しちゃうわけですから。このプラグインはWindows XPを使い続けている企業などにとっては有用ですかね。インストール権限がないユーザが管理者権限なしでプラグインを導入できるようになれば、IEだけどchromeレンタリングエンジンでブラウザを使うことができる。これが実現すれば非常に大きいです。
でも、ぶっちゃけて言うと、これってあんまり役に立たないプラグインです。なぜなら、ある一定条件が整わないとChromeのレンタリングにならないからです。しかも、その条件がサイトに特定のmetaタグが導入されている必要があるか、レジストリを弄らなければならない。これってかなりハードルが高いですし、レジストリを弄って使うくらいなら、素直にChromeをインストールした方が100倍楽ですね。なぜすべてのサイトをchromeのレンタリングで動作するようにしなかったのか個人的には意味不明です。少なくとも切り替えボタン的なものがあればよかったのですがね。
そんな訳で普通に使っている状態ではIEレンタリングになっているわけで、このプラグインの意味は全くないです。ちなみにうちのサイトは昨日よりmetaタグを追加したので、Google Chrome Frameを導入することでより高速に表示することができます。IEで遅いと感じている人はGoogle Chrome Frameを入れてみるとjavascriptが高速化されて、サイトの表示が速くなると思います。CSS3とhtml5も対応しますしね。
最初はwindows 7の64ビット版で試してみたんですが、IE9 betaの64bitではうまく動いてくれませんでした。その後32bitのIE9の方ではちゃんと動いていましたけど、公式には対応と書いていないのでもしかしたら不具合があるかもしれませんね。
IEユーザでchromeに興味がある人はぜひGoogle Chrome Frameを試してみてはいかがでしょうか?
IEじゃないとgyaoが見れないので、切り替えるのが面倒だったんですが・・・
とてもうれしいです。
一発で解消できました。
いつもこのような有益な情報をありがとうございます。
これは凄い
IEでしか見れないページにいらいらすることもなくなりました