書物蔵

古本オモシロガリズム

温泉図書館で古本を一冊

朝ご飯はやはり宿で。
またもや迎えに来てもらう。とりあえず山代温泉へ向かう。

魯山人寓居

順調に進み、パラリと雨が降るが到着。魯山人が逗留していたという寓居を見学。JAFの割引があったのには驚いたが、けっこういい展示内容だった。お茶もサービスしてもらう。なかなか楽しかったが、そうそう、目的の場所へ、とて出る。
途中、廃墟的巨大ホテルなどを見たりしながら、温泉図書館みかんへ向かう。
みかんでは予想外に長居してしまった。お茶を三煎も淹れてもらったり、イベント的講演を聞いたり。本も一冊買ってしまう。いろいろ勉強になったので持参した本を送る。あっと、この時だったか、むかし聞いた、もったいない図書館の話が出たのは。
むかしもったいない図書館ができた時、図書館界の人々は選書がなってないなどと批判したが、むしろ、市民(?)がゼロから本のたまり場を作るという個体発生が系統発生を繰り返す式ではないかと。そんなことを言われましたね、と言った本人に話すと、うーん、そんなこと言ったっけなどと返されアハハとなる(^-^*)楽しかったねぇとて金沢に帰る。

小松まで古本を求めて?

朝食はホテルでひとり。エントランスまでクルマで迎えに来てもらう。
最初、あかつき図書館へ行ったが、残念、まだ開店前だった。そこで急遽、コトノハへ向かう。
コトノハはとってもオモシロかった。あとわちき的には一冊100縁で文庫本を売っていたのもよかった。一冊自費出版についての本をもらってしまう。
石引パブリックは読書室としては閉めたけど、出版物はまだ売っているみたいとか、いろいろ聞いて勉強になる。
そろそろ昼飯時とて、読書喫茶店とおぼしき謎屋へ向かう。
謎屋ではみんなでピザとアンパンを食う。わちきはデザートね。出てきた謎を解かんとしたが、なかなか難しく、結局ヒントをもらってかろうじて答えを作る。
本はサイン本が少し飾ってあるだけだったが、もしかして二階に何かあるのかしら。
コトノハ良かったねと話す。

小松駅前

ここで連れと別れ、残りのメンバーにて小松駅前の芭蕉堂文庫へ向かう。着くと、残念、文庫のほうはもう閉館してしまっていた。自然石などを展示販売するギャラリーはやっていたので、そこで館長さんの地名論を拝聴する。
さっむーい中、喫茶店へ寄ってから、金沢へ戻らんとするも、野々市で巨大ブックオフを発見せしにより、一冊購入。図書館学の本が少し並んでいてびっくり。
渋滞の中、犀川大橋をわたり、夜、竪町あたりの古本屋を回る。なんと、20年ぶりくらいに文学堂で古本を買ってしまった(;´▽`A`` さらにオヨヨ書林新竪町店でも一冊買う。
晩飯はお呼ばれ(^-^*) ビールやワイン、シチューなどの饗応ありて、すっかりいい気分になったところを宿まで送ってもらってしまった( ^ - ^ )

ふと思いたちて金沢へ古本を

ふと思いたちて金沢へ古本を買いに行く。
ん? いつもぢゃんか、ってか(;´▽`A``
さうなり。なれど、いろいろ忙しく一年ほど行ってなかったのだ。ってか前回行ったのはちゃうど一年前だったのではあるまいか。
今回はちょっと石川県内の読書施設を見て回ろうということになり、行く。
新しい幹線の切符はオンラインでスイカに紐づけたものゆゑ、ちと不安だがちゃんと新幹線区画内に入れて安堵。並んでいたら切符をとってくれた連れも来てくれ、昼飯用とてお弁当も買ってくれる。
恩師との馴れ初めなどを話しながら金沢着。敦賀まで延伸したのでのんびり降りれなくなりちと残念。
連れといっしょに東急ホテルまで籠を飛ばす。いつもは現地協力者に迎えに来てもらっていたので籠乗り場から乗るのは実ははじめてではあるまいか。

ホテルに荷物を預けてから、隣接ビルでやっているアンティーク市「香林坊東急スクエアのヴィンテージ・マーケット香林坊東急スクエアのヴィンテージ・マーケット」へ行く。ここは高橋まほ書店が出品していて、なかなかよかった。一冊買う。ついでに地下のうつのみやへ寄ったら、本棚に飾るミニ情景ジオラマ(紙組み立て、台湾製)が売っていて、ちと欲しくなるが荷物になるので買わず。
そのまま出てオヨヨ書林せせらぎ通り店へ行ったところ、なんと書店はとっくになくなっていて、なおかつ中を工事中。あゝ古本屋がまた一つなくなってしまった、残念々々となげきつつ、とりあえず金沢文圃閣を目指して歩く。
金沢文圃閣ではガレージを漁る。そのまえにヘンテコな張り紙があったので、アハハ、さすがは文圃閣だなぁと笑う。
たまにクルマでガレージに来る人もいるんだなぁ… 買わずに帰った人が一人いた。
飲み会の時間が近づいたので、さんざっぱら発掘した文圃閣さんを離れる。もっとこもっていたかったなぁ…
そういや駅近くにむかーしブックオフがあったなぁと歩く。やっぱり寒いね。しばらく歩いて駅に入り、そのまま東端のうつのみやでちょっと金沢の郷土本をチェック。時間が来たので飲み会場へ。妙に盛り上がった(;´▽`A``

ふと思い立ちて宮崎の古本屋に行く

機中読書

宮崎の古本屋に行かんと、ふと思い立つ。ホント?
筋斗雲を羽田に乗り捨て。以前、佐賀、長崎、福岡に行った際の航路とはずっと南を通るので、海がよく見える。まぁ南側のマドなら太平洋ばかりなのだろうけれど。
思ったより早くついた感じ。途中、『古本屋探偵の事件簿』を読もうと思ったがほとんど進まず。
空港にはお迎えに来てもらったので大変助かる。そのまま市中へ入り、ブックオフに寄ってから宿へ。
宿で荷解きをしてから、ぶらりと周辺を歩く。古本屋二箇所を回る。誰も歩いてないなぁ…
KIMAMA BOOKS(キママブックス)に行くと、お客さんがすでに一人いた。ぐるりと見て回ると、古本もあるけれど、むしろZine関係が多い。こういったものをゲットするのはここくらいでないとできないのではないか、と思いつつ、ふつうの本に近い古本を一冊買う。
ポロポロ書店へ。途中、繁華街などを見物しながら歩く。

古本屋

ポロポロは商店街の裏にある小さな店で、先客が二人いて、それでいっぱい。こちらは面白い古本が多かった。店主さんが書いたZineと通信、それから古い俗書を1冊買う。というのも、中に古本屋のことが書かれてあったので。
いったん宿にもどってひとっ風呂浴びてから、さてどうすべぇと悩むが、そうぢゃ、途中にあった洒落た飲み屋にもつ煮とあったから、あそこでもつ煮をつつきつつ、ビールでも飲むべぇとて行く。近くて良かった。新しく広い倉庫みたいなお店で曜日のせいか時間のせいか、他にお客は数名のみ。途中三人連れが帰ってしまったので、あとはカップルを自分だけになった。まぁ静かに飲めたので大いに結構であった。

もつ煮

宿では予習しなければとレジュメを握ったまま寝入ってしまい。変な時間、4時ころ起きてしまい、困る。なれど頑張って二度寝して翌日はアルバイト。

古本

三ヶ日

遅くに起き出して年賀状を返す。
本の整理やら原稿やら。
ツイートを見ていたら、喫茶店のウインナーコーヒーが流れてきたので、喫茶店でやるのもよかろうとて、移動。なぜかほぼ満席。三ヶ日で開店しているところが少ないかららしい。>

プリン

湯船で「もなかと羊羹」を読む――「軽出版」のススメ

ふと思いたちて風呂をわかし、仲俣暁生さんからもらった『もなかと羊羹』(破船房)の残りを読む。数万部から数千部の、従来の重(?)出版に対し、千部から百部の「軽出版」を提唱ないし発見せるもの。いろいろ勉強になる。
同人誌やzin活動を軽出版として再定義しているのだと思うが、全紙メディアの、現在の部数の相場表というのがあったらいいなぁと思う。
ちなみに昭和前期の部数相場表というものはすでに試作品がある。


これ、たしか改訂増補版で新しくついた表だよね…

秋葉原にちょっと寄る

遅く起き出して、お雑煮を自分で作る。
昼過ぎ、メロンの決済をすべく秋葉原へ進出するも、まんぱいで筋斗雲が停められず。ぐるぐる回って、かってたまーに使っていた離れたところに停める。
メロン本店へ行ったらとにかく人がたくさんでどうしようもない。しょうがないのでそのままとびだして受取店のほうで決済。通販で使えないクレカがここでは使える。
帰ってまたお雑煮を作って一緒に食べる。
終始、書き物を書こうと思いつつなかなか書けず。撮ってあった光る君へのグランドフィナーレ、紅白をとびとびで見る。