久しぶりに都内の大規模書店に行って見つけたのがこの本。
新版 〈海賊版〉の思想 18世紀英国の永久コピーライト闘争
山田奨治さんのあの名著の新版が出ていた。
奥付を見たら、今年の9月に出ていたんだけど、3ヶ月以上も気付かなかった自分が不甲斐ない。
著作権関連の新刊は定期的にチェックしていたんだけど、なぜかヒットしていなかったし、自分がよく行く横浜そごうの紀伊國屋でも見かけなかったので、今日まで気づかなかった。
もちろん速攻で買いました。
旧版が出たのは2007年なので14年前。その当時は著作権保護期間延長の主張が権利者側から多くなされていた時期だったと記憶している。
その状況で、著作権は永久ではない、と言う18世紀英国の裁判を取り上げた本が出たので、貪るように読んだことを覚えている。
その時の感想は当時のはてなダイアリーで書いている。
https://shiraist.hatenablog.com/entry/20071226/p2
購入して早速読み始めて、まだ第1章までと「新版へのあとがき」ぐらいしか読んでいないけど、やっぱり面白い。
続きを読むのが楽しみでしょうがない。
年末年始にじっくりと堪能するつもり。
調べて見たらYouTubeで紹介動画があった。こちらもぜひ見てください。
250年前、「パブリック・ドメイン」を勝ち取った男がいた——『新版〈海賊版〉の思想 18世紀英国の永久コピーライト闘争』著者・山田奨治さん インタビュー