神奈川県立図書館による県。立図書館・県立川崎図書館集約問題についての経緯のまとめ
神奈川県立図書館・川崎図書館の集約問題についてはこのブログでも継続的に取り上げているが、この問題の動きはほとんどが県議会での答弁のを通じて県の意向が表明されている。
県議会は地方自治の根幹をなすものであり、そこでの答弁は県議会に対して責任を負うものであるので、そのような形で県の意向が出てくることについては、それが問題であるとは言わないが、県議会での答弁は県議会の議事録を確認しないことには、正確なことが分からないし、議事録が公開されるまでに3ヶ月程度かかっていて、タイムリーに調べることはできない。また、議事録をキーワードで検索することはできるが、県における特定の問題についてどのような質疑がなされているかを系統的に調べることが難しいのが現状である。
そういう状況があるので、自分は、このようなまとめサイトを作っているが、正直タイムリーな更新ができているとは言えない。
県や県立図書館が、県立図書館の集約問題についての情報発信をしっかりとして欲しいと思っている。
そういうなかで、今日たまたま県立図書館のサイトを色々とみていたら、この問題の経緯を時系列でまとめているページがあることに気がついた。それはこのページ。
県立の図書館へのご意見募集中:神奈川県立の図書館
https://www.klnet.pref.kanagawa.jp/common/comments.htm
県立図書館に対する意見を募集しているページだが、再編問題について、県議会でどのような答弁がなされてきたかを中心に時系列でまとめてあり、それを踏まえての意見を募集している。
このページがあることは知っていたが、このように経緯を随時更新していることまでは気付いていなかった。
気付かなかった自分が悪いと言われればそれまでだが、県立図書館がこういうことをやっていることは、もっとアピールして欲しいと思う。この問題についてウォッチングしてきた自分ですら、これに気付かなかったのだから、一般の県民がどれだけこのページのことに気付いていただろうか。
ただ、それでも、県立図書館がこのように経緯をまとめて公開していることについては評価したい。