サウンドロゴの商標
先週このような記事が出ていた。
CM音声、動画も商標に…保護対象拡大へ特許庁方針 : 経済ニュース : マネー・経済 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20081205-OYT1T00001.htm
商標登録:音声、動画も 登録対象拡大を検討−−特許庁 - 毎日jp(毎日新聞)
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20081206ddm002010086000c.html
産業構造審議会知的財産政策部会特許制度小委員会新しいタイプの商標に関する検討ワーキンググループで検討している内容を記事にしたもののようだ。
音声の商標というと、住友生命のサウンドロゴ事件を思い出す。この事件は裁判で争われたが、和解で終わっている。
サウンドロゴ - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B5%E3%82%A6%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%AD%E3%82%B4
この時私はサウンドロゴを著作物として保護することには疑問を述べた。
サウンドロゴの著作物性 - Copy & Copyright Diary
http://d.hatena.ne.jp/copyright/20060104/p2
サウンドロゴつづき - Copy & Copyright Diary
http://d.hatena.ne.jp/copyright/20060111/p1
しかし、商標は著作権と比べると保護される範囲が限られているので、サウンドロゴを商標として保護しても、他の創作者に与える影響も小さくなると思う。サウンドロゴを商標として保護ことは妥当ではないかと思う。