『ふしぎの城のヘレン』の座談会を開催します。

これまた告知だけのポストです。詳細はまたモズさんとこで http://nydgamer.blogspot.jp/2013/04/hotline-tokyo-2nd.html インディーゲームについて話し合う座談会。日時:2013年4月27日(土)15時〜(3時間程度を予定) 場所:都内某所(電話・メールで個別…

Hotline Miamiの座談会を開催します。

前回やった『To The Moon』の座談会が思った以上に面白かったので、ぜひ次もやりたいってことで、『Hotline Miami』でやろうってなって詳細はNYD Gamerさんの以下を参照。 http://nydgamer.blogspot.jp/2013/03/hotline-miamihotline-tokyo.htmlというかこう…

かつてドラッグを通してバロウズが新たな文学を始めたように、ビデオゲームにアディクトすることでも文学は始まる。

Twitterでつぶやいてたっぽいことをタイトルに掲げたが、まあ実際にそうだと思う。きっかけは大塚ギチ氏の以下の小説に深く感銘を受けたこと。 THE END OF ARCADIA大塚ギチ UNDERSELL ltd. TOKYOHEAD RE:MASTERED大塚ギチ UNDERSELL ltd. もともと海猫沢めろ…

読んだ。

ほぼ本についてメモっているブログなのに、このカテゴリーは無意味になってきた。やっぱはやくはてなから引越しする!(でも書評だけははてなダイアリーつかうかもしれん。) 脳は美をどう感じるか: アートの脳科学 (ちくま新書)川畑 秀明 神経美学について…

さやわか『僕たちのゲーム史』書評会&To The Moon座談会

年の瀬で大掃除も満足にできず、1年振り返るのもめんどくさい死に舞です。来年も不安定収入のため、どうなるかわかりませんが、新年のイベントのお知らせです。 こちらで(http://d.hatena.ne.jp/shinimai/20121114/p1)感想も書きましましたが、さやわかさ…

読んだというか、買ったというか、行ったというか

早くはてなダイアリーから足を洗い、どこかで個人ブログの砦を築きたい死に舞です。 とりあえず、優先順位的に本についてはここで書いておこうと思う。本当は見た映画、聞いた音楽(まあちょっとこれは多すぎて無理かも、でも過去のはてなダイアリーを見たら…

さやわか『僕たちのゲーム史』

いろいろと立て込んでいて、読んだ本についてだけでもブログを更新するのがだんだん厳しくなってきた。来年からもうちょっとブログについて見直すことにするが、とりあえず今は低空飛行の状態で後追いでもほそぼそなんとか更新。 これ読了したのだいぶ前です…

久しぶりに本を読んだものなど

いろいろ忙しくて読書ぜんぜんしてなかった。翻訳の仕事、研究の論文、書評のためでちょろっと読むことはあっても、ほとんど本を読まない生活を何ヶ月か過ごした。多分、こんなの人生初だった。 まあ読書をしなくても、ネットやゲームや映画やアニメを消費す…

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口は災いの元だ。 アニメ『氷菓』の第十一回を見て、米澤穂信の書きたい部分の核心に触れて、ちょっと思ったことを言ったら、それをブログに書くべきだと言われた。本当ならばこのようなテマティックな物言いはしたくないし、何よりも私は原作を読んでない。…

講義した:聴覚文化論の射程(2012年度)横浜国立大学

横国の中川さんから一般教養向けのオムニバス授業を一回分頼まれまして、無事に(?)終わりましたので報告。いろいろと忙しくて、満足のいく準備はとれなかったのですけど、自分がやっている研究をある程度分かりやすく、事例をいれて説明するみたいな感じ…

書評を書いた。

JASPMでもお世話になっている井手口彰典さんのこの本について、以下の『ミュージックマガジン』2012年5月号で書評を書きました。 同人音楽とその周辺: 新世紀の振源をめぐる技術・制度・概念井手口 彰典 ちなみに表紙は有馬啓太郎の絵というナイスセンスです…

俺が関わっているぜ的な勉強会リスト

今年度も学部生のTAを受け持つことになって、学生さんたちの先人として「研究とはなんぞ」、「大学院とはひどいところです」的な話をしたのであるが、そこで「人文系の研究は基本的に孤独であり、学問的にもプライベート的にもヤバイ。そこで救いになるのが…

ナード・サマー・オブ・ラブとしてのシュタインズゲート

このカテゴリでエントリを書くのは久しぶりだが、そもそもこの日記自体も久しぶり(最近はこっちで書いているhttp://shinimai.hatenablog.com/)。というかこのカテゴリを俺の妄想でしかないので間にウケないように。「ナード・サマー・オブ・ラブ」とは俺が…

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迅速な対応に対するさらなる対応。 もとの書評とはいちおう切り離した議論として、すこしばかり意見をさしはさませてもらう。 ああ、最後に、一応もしかしたら万が一、ということで山形氏をフォローしておくと、山形氏は「物理的に判別できないものは、美的…

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お知らせはてなブログを始めました。 今後、どういう風に運用するかなぞだけど(ダイアリーは続けるのか?)とりあえずせっかくいろいろエンベットできるようになったので音楽ネタをブログでやっております。 http://shinimai.hatenablog.com/

日々の糧

はてなブログ招待されないけど、更新する。はよ招待せえ、誰か。。。 Don't You Know Who I Think I Was: The Best ofReplacements まず買ったもの。相変わらずUSインディーの旅路についたまま、俺の一生は終わりそうだ。リプレイスメンツのベスト盤。ベスト…

献本頂いたもの

前の著作に引き続き、大和田さんから献本。お金がないので非常に助かります。買う前でよかった(笑) 文化系のためのヒップホップ入門 (いりぐちアルテス002)長谷川町蔵 大和田俊之 すでに私のツイッター周りでは話題になっているこの本ですが、話題通り良い…

読んだもので書いてない読書メモまとめてどーん

読書メモっていっても思い出して書いてるからメモじゃないかも パチンコがアニメだらけになった理由(わけ)安藤 健二 某パチンコファンに借りて読んだ本。ネットでも話題になったから読んだ人も多かろうが、なかなか興味深い本であった。どちらも共に斜陽産…

失敗のデザイニング:アングリーバードの成功から学ぶ。

とある事情で今、スマホ向けのアプリをかなりやっているわけだが、いわゆる「カジュアル革命」(Juulの言葉)以降のゲームデザインにとって何が重要か、クソみたいなアプリを100はプレイしてきたのでちょっとわかってきた。もちろん一つのゲームデザインの方…

サイバーバロックの系譜2:弐瓶勉とサイバーバロック?

前回のエントリ(http://d.hatena.ne.jp/shinimai/20110609/p1)が好評だったら続き書くとか行ってたけど、実際には自分の好き勝手やってるだけで、サイバーバロックという空想概念を駆使して自分の好きなものを他人に勧める俺ワールドを展開したいだけです…

とうのむかしに読んだ

いろいろと忙しくてブログの更新が滞るが、一応読書メモくらいつけておきたいので。まあそもそも文章書くような仕事に付くものであるから、ブログが滞るのは本業が充実しているってことです。でも金無い・・・ ルールズ・オブ・プレイ(上) ゲームデザイン…

サイバーバロックの系譜

比較的、仕事・研究活動に余裕がある時期なので、久しぶりに駄文を書いてみる。 個人的に私は、何事かの余暇や趣味において物事を鑑賞したり楽しんだりするとき、その趣味(tasteという意味での)の中枢や系譜が何であるのかを意識する。音楽において自分のU…

読んだ

献本いただきましたが、本当に素晴らしい本でした。 アメリカ音楽史 ミンストレル・ショウ、ブルースからヒップホップまで (講談社選書メチエ)大和田 俊之 大和田さんとはポピュラー音楽学会を通じてお付き合いいただいたり、私の卒論や修論も読んでいただい…

最近買ったのとか

一ヶ月くらいのスパンだが。New Day RisingHusker Du なんというか綺麗なモーターヘッド(笑)といえばわかりやすいサウンド。人によってはこれをベストと呼ぶフシもあるが、個人的には迷う。この独特に爽やかなギターサウンドはシュガーにつながる音ではあ…

震災が与える音楽業界への影響

といってもすごく産業規模にはミクロな話。多少脊髄反射的なエントリになるが、バンドをやってきた人間としてどうしても書きたくなったので書く。 問題のブログは 音楽人・バンドマンに警告!ライブハウスが潰れます! | らふすけっちのブログ 要約すれば地震の…

最近買ったもの

音楽に溢れている現代だが、なんか飢餓感を感じる毎日です。 勉強、研究、作業中はニコニコやYouTubeでゲーム音楽聞いてます。主にSTG。作業に向くけど、中には買いたいCDはあるものの、ゲームのOSTって結構入手困難であったり、高かったり、買っても結局聞…

趣味

なんとなく地震で家にこもっているので、たまには雑文を書いている。 特段に聞かれるわけでもないが、現在、趣味は何と聞かれたら、たぶんゲーム、アニメ、犬と応えるだろう。 もちろん音楽が私の文化的バックボーンとして多大なのであるが、すでに趣味とい…

研究関連で読んだ本

長らく更新が滞ったのは私が学会発表を控えていたためであり、地震の影響ではないが、学会発表は3/12であって地震の影響がモロに出た。主に私の発表内容に(笑)。そもそも地震の直前までちゃんと準備していなかったことが悪いのだが、余震の中、発表の準備…

停電居て

東京電力からのお願い回文。

社会学的読書

最近たてつづけて読んだもの。入手経路が全て異なるが偶然にも全てにおいてエスノメソドロジーが関わる本であった。 概念分析の社会学 ─ 社会的経験と人間の科学酒井 泰斗 ことばと身体 「言語の手前」の人類学 (講談社選書メチエ)菅原 和孝 「あたりまえ」…