というわけで空気を読んで
2001年11月12日より再掲。
- 作者: 高島俊男
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2001/10/01
- メディア: 新書
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漢字は、日本語にとってやっかいな重荷である。それも、からだに癒着してしまった重荷である。もともと日本語の体質にはあわないのだから、いつまでたってもしっくりしない。
しかし、この重荷を切除すれば日本語は幼児化する。へたをすれば死ぬ。(245頁)
これこそまさに「ポストコロニアル」状況であろう。