宝塚記念感想

阪神10R 宝塚記念 芝2200
1着 ナカヤマフェスタ  柴田善  8人
2着 ブエナビスタ    横山典  1人
3着 アーネストリー   佐藤哲  3人
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5着◎ネヴァブション   後藤  12人

ブエナビスタはヴィクトリアマイルの反動があったと思う。稍重とはいえ道悪も懸念材料だったわけで、この2着はむしろよく頑張っている。きちんと前につけた横山典もさすが。
ジャガーメイルも調教猛時計だった前走の天皇賞春が勝負だったということ。ウィリアムズは馬場がと言ってるようだけど、そんなことはないだろう。競馬は毎回全力で走れるわけではないので、フリーハンデよろしくその場その場の結果で評価を上げたり下げたりするのは間違い。それだったら出走までたどり着けなかった馬の評価をもっと下げないとつじつまが合わないよね。
アーネストリーはスピード勝負でここまでのし上がってきたわけだから、単純にこの平凡な時計での決着は合わなかった。そうなりがちな長距離戦より中距離の方が向いている。この時計の感じでもみんながみんな凡走したようなレースだったことがうかがえる。
ドリームジャーニーは中間にアクシデントがあり万全ではなかった。こんな馬場なのにスタートで横に走るなど無駄の多い内容で小差4着。まともなら勝っていたと思われる。
ロジユニヴァースはレースに出ることさえひと苦労な脚元なのだから、それでいきなり結果を出せというのは酷な話。馬体重の増減も激しすぎる。
そんなこんなでみんなが揃ってモタモタしてるところを、伏兵ナカヤマフェスタがかっさらったというのが今年の宝塚記念。あのダービーでも差してきてた渋い馬場への適性が火を吹いた。スローを押し切っただけの前走も余力という点でほかの馬より有利な臨戦だった。それにしても善臣だからなあ笑。
ふと見たらゲンダイの本紙予想が▲◎○だった。本紙予想なのにロジは無印。立派なもんです。一方そのころ競馬ブックの本紙予想は・・

◎ブエナビスタ
○ジャガーメイル
▲アーネストリー
△ロジユニヴァース
△セイウンワンダー
△フォゲッタブル
△ドリームジャーニー

こういう予想で競馬の予想を楽しめているのか心配になってくる。まあおれは競馬とか楽しくないけど。