思ったより早くタイに戻れたので夜行バスをキャンセルして飛行機に乗る。(7日め)

いつの間にか旅行も折り返しておりました。たぶん2日前くらいが本当の折り返し地点だったような気がしますが帰りは意外ととんぼ返りです。

宿の人に挨拶もしないままチェックアウト

ラオスではいつもそんな感じなのですが、まあ特に何を壊しているわけでもないので鍵をドアに刺したままチェックアウトします。ゆうべから朝にかけてものすごいスコールがこの宿の上にも降ったのですがさすがにやんでおります。
それはそうと、気になるのはラオスSIMのギガの残り具合っぷりです。特に海外ローミング契約もしていないSIMですから、国境を越えたらたぶん使えなくなるので、昨夜のうちに普段使ってないスマホにLINE入れてSMS認証とかしたりしてみましたが無料パケットすらまだ使い切ってません。

せっかくなのでインスタのストーリーズ機能を使って生中継とかしてみます。とはいえ宿から埠頭まで歩いているだけです。

ついでに昨日とは別のコーヒーショップに入って飯食ってるだけ、こんなどうでもいい動画生中継でも2名くらいが見てたらしいです。アーカイブは24時間で消えるらしいのでもうどこにもありませんが、まあそんな感じでパケットの無駄遣いをするくらいしか利用用途を思いつきません。

ナカサンから出るのはソンテウではなくロットゥーだった。

さて渡し船に乗って

ナカサンに着きます。2日前に歩いた道を逆方向にあるいてソンテウを発見。「パクセーに行きたい」と言って乗ろうとすると

ワゴンの方を指して「それに乗れ」と言われます。金額は50kキップだったかな。大した金額差でもないので荷物を後ろに預けて車に乗ります。まだあまり乗ってないので、入口から一個後ろのシングル席確保。いい感じです。

道路は戻るだけなのですが、ところどころとんでもない寄り道をしていきます。どうやらこのワゴン、連絡があればそこに寄り道して乗り降りできるらしい。乗るときも街道から随分離れましたし、パクセーに着いてからも

大学っぽいところに入ったり、

よくわからない路地に入ったりしながら移動していきます。なんとなくこれアレかな、と思ったらやっぱりタラート・ダオファン着でした。
ここから国境の町ワンタオに移動するつもりだったので好都合です。

飯を食ってソンテウに乗るつもりが白タクになる。

朝ごはんのサンドイッチだけではイマイチ足りないので、

市場の中に入り、ここでもちょっと食事を食べます。

もはや定番のカオ・ピアック。食べ終わってから近辺の人に「ワンタオに行きたい」というと

「市場の外だよ」と。どうやらさっきのワゴンを降りたところあたりで乗るようです。

戻ってからソンテウの連中に「ワンタオにソンテウで」って言おうとすると客引きが「タクシーで行こうよ」と。大抵の場合こういうタクシーはボッタクリなので「いや、ソンテウで行きたい」というと「じゃあそれに乗りな」と。荷物を載せてからソンテウの横で行き先の写真撮って読み取りますが、

うーん、これワンタオって読むかな?よくわからないところで件の客引きが「タクシーなら300バーツで行くよ」と。個人的にはこれからタイに行くのにバーツは使いたくないところです。「キップならいくらだ」と聞くと「70kキップ」と。手元にはとりあえず80kキップがあるのでちょうどいいところです。ソンテウは1人20kキップと聞いてますので3,4人乗りのタクシー貸し切りとして考えればそれほど乖離もしていません。若干不信がりながらも後部座席に荷物を入れて、助手席に乗り込みます。

パクセーからワンタウへは有料道路を通ります。これが35kキップだったかな。タイでこういう道路を通るとだいたいは客の負担になります。カバンの奥にはまだ50kキップが2,3枚入っていますが、それを出したくないなあと思いながらワンタウ国境手前の市場に到着。

請求は70kキップのままでした。うーん。ラオスはいつもこうです。他の国だとだいたい詐欺師がやる手段を使って普通の取引をしてくる。損はしていないのですが非常に疲れます。何も考えずにのっていけばいいのかなあ。

それはともかく、ここから国境までは一山あります。歩けなくもないけどあまり歩きたくない距離。当然バイクタクシーが寄ってきます。何バーツって言われたかな。横からさっきの運転手が「キップで払いたいらしいよ」と助言してくれて、5kキップ。バイクで3分かからないけど上り坂だけの道をバッグ抱えて登ります。

さて、キップは国外では紙くず同然です。クーポン食堂のクーポンと同様と考えればいいのか。とはいえ150kキップはそこそこの金額です。せっかくだからバーツに再両替したいな、と思ってイミグレーションの向かいにある銀行に入ってみました。「バーツに変えたい」と言うと、それなりに計算して

まあそれなりのレートで交換してくれます。先行けば紙くずだと思えば少々悪いレートでも交換したくなるってものです。
免税店もありましたが、特に酒とかは買わずに出国。

タイ・チョンメックに入国します。

チョンメックから、ウボンの空港へ

チョンメックの国境事務所を抜けると、バイクタクシーの一団が待っています。ええ、ここからバス乗り場へはまた少々あるのです、ということは聞いていました。20バーツだったかな、50バーツだったかな、その程度の金額でバス停まで乗っけてもらいます。運転手は女性だったな。

で、ここからウボンラーチャターニーのバスターミナルまで

ロットゥーのチケットを買います。

時刻表あるけど、あんまりあてにならなかったな。

さて、ロットゥーを待っている間にしないといけないことがあります。1つはSIMカードをラオスのものからタイのものに差し替えること、もう1つはその差し替えた電話で「ノックエア―」の会員サイトのパスワードを再発行することです。

いちおうウボンラーチャターニーからバンコクへの夜行バスは1ヶ月前に予約しています。ナコンチャイエアーという評判のいいバス会社がありましてそこのVIPバス。ラオスから何時に帰ってこれるかわからないので念のため夜行バスをとったのですが、午後イチで戻ってこられるなら夜行バスを待つ必要はありません。バスターミナルで数時間待つのも大変ですしね、ということでこれをキャンセルして適当なLCCを予約します。ウボンラーチャターニーからバンコクまでのLCCは3社ほどが運行していまして、まあこの中で一番時間的に良さそうなのがNOK Airというところまでは昨日のうちに調べておきました。予約アプリも以前ダウンロードしていたのですが、パスワードを忘れてしまったのですね―。

まあ、英語受付のある電話で四苦八苦してパスワードを聞き出したらメールでパスワードが送られてくるなど無駄な苦労をしつつ予約。予約は出発したバスの中で。ついでに今晩の宿も取り直します。バンコクは宿取るのに苦労しないのがありがたいわー。

バスターミナルに着いたら夜行バスのキャンセルへ。受付の女の子は経験が少ないのかな―。それともバスチケットのキャンセル自体があんまりないのかなー。よくわかりませんが右往左往してキャンセルです。途中でボスが来て(ちなみにこちらも女性)、「クレジットカード決済だからクレジットカードに戻すのでお金ここでは渡せないよ」とかいうのにもちろんOKしたりします。ボスが来ていても受付は右往左往しているので「がんばれー」ってタイ語で小さく言ったらボスに笑われます。

空港へはソンテウ走ってないみたいなので、ここからはメータータクシーです。助手席に乗って、それほど苦労しないで到着。思ったより早く着いたのでチケットカウンターで「このチケットもう少し早い便に変えられる?」と便の変更も。これでけっこうな金を取られた気がしないでもないですが待ち時間がないにこしたことはありません。

ただ、この飛行機がきつかった。
後ろに座った親子連れ、というか赤子連れ。子供が泣いて前の椅子を蹴るのです。その椅子は俺が座っている椅子で。なかなかつらい滞空時間でした。

あとはバンコク着いて、

シャトルバス乗って、

BTSに乗り換えて、お金が思ったよりないのでATMでお金を下ろして、

こないだ泊まったホステルにまたチェックインして。

ご飯食べて。

おやすみなさい。