GHQの焚書リストの中で、タイトルに「天皇」、「皇国」、「皇軍」、「皇民」、「皇室」という言葉を含む書籍を調べると全部で187点存在する。そのうち「国立国会図書館デジタルコレクション」でネット公開されているのは53点である。
「皇国」、「皇軍」、「皇民」という言葉は、今ではほとんど用いられることがないし、こういう言葉は国教化した天皇中心の超国家主義的な自国中心の歴史観(「皇国史観」)を連想してしまうのだが、実際に読んでみると思ったほどのイデオロギー臭はなく、「日本」、「日本軍」、「日本国民」という意味で自然に用いられている本が少なからず存在する。
今回は、瀧澤七郎著『皇軍を慰問して』という書物の一節を紹介したい。この本のなかで滝沢氏は、衆議院の満州慰問団の一員として満州を慰問しにいく途中で朝鮮各地の病院を慰問した際の話を述べているが、今日のマスコミなどで伝えられる朝鮮半島のイメージとは随分異なっているのに驚く人が多いのではないか。
日支事変以来朝鮮の人達は非常に感激を致しておって、それぞれ献金、あるいは飛行機などの献納をせられましたが、大東亜戦争以来はがぜんとして皇軍の武威、四方に及ぶところを見て、本当に日本が大東亜の指導者である、というその聖なるものを把握し、これに全幅の協力をなし、またこれに非常な尊敬の念を捧げて来ていることに対し、われわれは誠に感激をしたのであります。
日支事変を通じて、朝鮮の人たちの献金は一千百万円、献納飛行機は凡そ七十台でありましたが、大東亜戦争勃発以来献金は四千五百萬円に飛躍し、飛行機の献納又三百台を突破せんとしていることに見ても、いかに熱烈なる赤誠を捧げて居られるかを想見することが出来るのであります。また徴兵令の布(し)かれたことに対してはわれ先にと、青年たちは非常に感奮興起して居ります。これ即ち御稜威のしからしむることとは言え、日夜内鮮一如の精神で奮闘されつつある、指導者諸氏の努力の賜(たまもの)でなくてなんでありましょう。ただただ私は頭が下がったのでありました。
実際いままで英米の人間を日本人よりも偉いと思っていた観念を匡(ただ)すためにはいろいろの方法もありますが、そのなかで英米人俘虜を朝鮮に収容するということが、わが国が英米より優っていることを朝鮮の人たちに知らしめる上において、千万言を費やすよりも効果のある唯一の途であろうと考えられるために、朝鮮に俘虜収容所を設けて、その監視は朝鮮の青年をして当らしめるために目下数千名の青年を選抜して三か月間これを教育しており、不日俘虜の到着とともにその任務に就かしめることになっておりますが、既に相当の人数が来ているようであります。而して今日朝鮮の治安は完全に維持されているのはまことに喜ばしき限りであると思いますおもいます。
瀧澤七郎著『皇軍を慰問して』昭和17年刊東京鋳物工業組合 p.2~3
ソウルに建築された朝鮮神宮の参拝者が昭和十六年には二百七十万人いて、頒布された御札は百七十万体、十七年には二百万体になる予定で、この数字は朝鮮全戸四百万戸の約半分の家庭に御札が祀られていた数字になるのだそうだが、こういう具体的な話は、戦前の書物を読まないとわからないものである。朝鮮半島の統治がうまくいっていなかったら、こんな数字にはならないだろう。
下のリストは、GHQ焚書のリストから冒頭で説明した方法で絞り込んで作成したものだが、歴史観で毛嫌いするのではなく、事実として書かれている部分に注目して、興味を覚えたタイトルの本の目次などをみて、面白そうなところだけでも読んでいただければありがたい。
【GHQが焚書処分した皇国史観的なタイトルの書物】
タイトル | 著者・編者 | 出版社 | 国立国会図書館デジタルコレクションURL | 出版年 |
輝く皇軍の勲 | 馬場直美 編 | 国民教育会出版部 | ||
輝く皇国の現勢 | 皇道振興会 | 大正日々新聞社 | ||
基礎資料皇軍建設史 | 渡辺幾治郎 | 共立出版 | https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1453169 | 昭和19 |
皇国女鑒 | 前田若尾 | 明治書院 | https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1039789 | 昭和16 |
皇紀二千六百年 天皇本尊建立 | 高橋善中 | 唯一仏団本部 | ||
皇軍慰問日記国境を越えて | 片桐龍子 | 忠誠婦徳会 | ||
皇軍慰問大陸に使いして | 橋本梅代 | 大日本国防婦人会 関東本部 | ||
皇軍慰問史 | 前島通博 編 | 日刊通信社 | ||
皇軍慰問 北支から中支へ | 石井 漠 | 日本教育資料刊行会 | ||
皇軍軍紀の再認識より 非常時指導精神の確立へ | 栗野健太郎 | 八紘会研究部 | ||
皇軍の華 後宮少尉の俤 | 和歌山市湊歩兵 第61連隊将校団 | 和歌山市湊歩兵 第61連隊将校団 | ||
皇軍の面目 | 不明 | 帝国在郷軍人会 つわもの会 | ||
皇軍美談愛国軍事劇集 | 松本亮二 | 津文社 | ||
皇軍必勝篇 詔勅謹解第一輯 | 森 清人 | 日本精神協会 | ||
皇軍百万 | 木村 毅 | 興亜文化協会 | ||
皇軍連隊旗写真 | 皇徳奉賛会 高輪分会 編 | 皇徳奉賛会 高輪分会 | https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1464283 | 昭和7 |
皇軍連隊旗写真帖 | 皇徳奉賛会 高輪分会 編 | 皇徳奉賛会 高輪分会 | https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1458392 | 昭和11 |
皇軍を慰問して (江東六十四屯事件の概要) | 瀧澤七郎 | 東京鋳物工業組合 | https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1885404 | 昭和17 |
皇国海戦史: 海ゆかば | 永松浅造 | 大果書房 | https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1460406 | 昭和17 |
皇国完勝の体制 | 仁宮武夫 | 旺文社 | https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1439709 | 昭和19 |
皇国教育精神読本 | 星兵三郎 | 吉川弘文館 | ||
皇国教育の新使命 | 中野八十八 | 教育実際社 | https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1442368 | 昭和7 |
皇国強化の本義 | 福島政雄 | 興教書院 | ||
皇国憲法 | 筧克彦 述 | 東京プリント刊行会 | ||
皇国固有の精神と憲法 | 木下廣居 | 文松堂出版 | ||
皇国史概説 上巻 | 高野忠男 | 松華堂書店 | ||
皇国思想の本源 | 紀元二千六百年 奉祝会 | 皇国青年教育協会 | ||
皇国史要 | 猪谷文臣 | 日本出版社 | ||
皇国頌詞 | 山田孝雄 | 櫻書房 | ||
皇国詔勅謹解 | 多田正知 | 金城書房 | ||
皇国青少年健民教室 | 吉田機司 | 日本合同通信社 | https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1720197 | 昭和17 |
皇国女性 教養講座 | 赤尾好夫 編 | 旺文社 | ||
皇国女性教養講座 第4号 | 赤尾好夫 編 | 旺文社 | ||
皇国女性教養講座 第5号 | 赤尾好夫 編 | 旺文社 | ||
皇国人の眞姿 | 斉藤 瀏 | 目黒書店 | ||
皇国神学の基礎原理 | 佐藤定吉 | 皇国基督会 | https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1091708 | 昭和15 |
皇国新書 日本の政治 | 木下廣居 | 皇国青年教育協会 | ||
皇国臣民の責務 | 中岡弥高 | 清水宣雄 | ||
皇国生産鬼 | 小池藤五郎 | 山海堂 | ||
皇国青年教科書 2 | 石川清一 元田伝 富士徳治郎 黒羽英男 | 青年学校教科書 | ||
皇国青年教科書 普通科巻3 | 石川清一 元田伝 富士徳治郎 黒羽英男 | 青年学校教科書 | ||
皇国青年教科書 普通科5 | 石川清一 元田伝 富士徳治郎 黒羽英男 | 青年学校教科書 | ||
皇国青年音楽教科書 | 井上武士 編 | 共益商社書店 | ||
皇国青年の使命 | 中野八十八 | 清水書房 | ||
皇国世界史 | 中込本治郎 編 | 目黒書店 | ||
皇国宣揚資料大綱 | 加藤儀一郎 | 会通社 | ||
皇国体の真髄 | 松永 材 | 日本主義研究所 | ||
皇国体制 | 松永 材 | 興亜青年運動本部 | ||
皇国大日本とその使命:怖る べきユダヤの国際的大秘密結社 | 熊谷 白 | 建国講演会 | ||
皇国大日本史 | 渡辺幾治郎 | 朝日新聞社 | https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1918508 | 昭和15 |
皇国体の大義 | 渡邉八郎 | 春陽堂 | ||
皇国通史 | 向居淳郎 | 目黒書店 | ||
皇国都市の建設 : 大都市疎散問題 | 石川栄耀 | 常磐書房 | https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1058752 | 昭和19 |
皇国二千六百年史 | 藤谷みさを | 大阪毎日新聞社 | ||
皇国日本を説く | 小倉鏗爾 | 二松堂書店 | https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1223777 | 昭和10 |
皇国日本 | 亘理章三郎 | 目黒書店 | https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1268641 | 昭和10 |
皇国日本 国旗の精神 | 伊藤積宣 | 国旗の精神普及団 | ||
皇国日本の信仰 | 佐藤定吉 | イエスの僕会 | ||
皇国日本の青年と 新協同組合運動 | 江川弥太郎 | 協同報国社 | ||
皇国に身を捧げて | 飯田豊二 | 金星堂 | ||
皇国の行くべき道 | 荻原 擴 | 目黒書店 | ||
皇国農民精神 | 相原言三郎 | 上坂書店 | ||
皇国之輝 第一輯 | 日本国防新聞社 | 皇国之輝編輯部 | ||
皇国の危機 一九三六年に備へよ | 関根郡平 | 兵書出版社 | https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1464312 | 昭和8 |
皇国の危機 日英戦近し | 佐藤清勝 | 不明 | ||
皇国の軍人精神 | 荒木貞夫 | 朝風社 | https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1464302 | 昭和8 |
皇国の軍備と国勢 | 皇道振興会 編 | 茨城日々新聞社 | ||
皇国の軍備と国勢 | 皇道振興会 編 | 大阪今日新聞社 | ||
皇国の軍備と国勢 | 皇道振興会 編 | 近江新報社 | ||
皇国の軍備と国勢 | 皇道振興会 編 | 横須賀日々新聞社 | ||
皇国の軍備と国勢 | 皇道振興会 編 | 民潮新報社 | ||
皇国の経綸及規範 | 黒川文淵 | 平凡社 | https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1279073 | 昭和9 |
皇国の建軍本義 | 松本富夫 | 大日本国防 協会出版部 | https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1460470 | 昭和11 |
皇国の興廃太平洋にあり | 廣瀬彦太 | 興亜日本社 | ||
皇国の国是と南方経綸 | 竹井十郎 | 南方経済調査会 | ||
皇国の子 躾の記録 | 中西明子 | 第一出版協会 | https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1267695 | 昭和17 |
皇国の三大公律と仏教 | 村井昌八 | 文明堂 | ||
皇国の書 | 森 清人 | 東水社 | https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1038407 | 昭和16 |
皇国の眞体制 | 大道重次 | 立山塾新経論 編輯部 | ||
皇国の姿 | 和田信二郎 | 目黒書店 | ||
皇国の生成 | 卯木菊之助 | 卯木菊之助 | ||
皇国の農民精神 | 相原言三郎 | 遠藤書店 | ||
皇国の美 | 松田友吉 | 育芳社 | ||
皇国の道 | 東洋文化研究会 | 目黒書店 | ||
皇国の道と教育 | 大杉謹一 | 明治図書 | ||
皇国の道と国民学校 | 伊藤文一 | 三井出版商会 | ||
皇国の道を直感して | 二荒芳徳 | 湯川弘文堂 | ||
皇国の理念 | 渡辺幾治郎 | 東興社 | https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1039537 | 昭和18 |
皇国必勝論 | 徳富猪一郎 | 明治書院 | https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1267270 | 昭和19 |
皇国武士道 | 森 清人 | 第一出版社 | ||
皇国婦道 | 橋本 實 | 文松堂 | ||
皇国民読本 | 石山正夫 | 平凡社 | ||
皇国民の科学的錬成 | 国民教育研究会 編 | 明治図書 | https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1460830 | 昭和18 |
皇国民の生き方 | 鈴木暢幸 | 森江書店 | ||
皇国民之信念 | 小川楠村 | 皇国民之信念社 | ||
皇国民の信仰 | 大竹真平 | 神道会 | ||
皇国民錬成の学童訓 | 松本正治 | 丸文書房 | ||
皇国名婦選 下 | 大日本連合女子 青年団 | 会通社 | ||
皇国歴日史談 | 舟橋 茂 | 成武堂 | ||
皇国を語る : 国難を救ふ政策 | 田代強八 | 田代強八 | https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1446304 | 昭和10 |
皇室聖鑑 | 池田謙次 編 | 皇典研究所 | ||
皇室大観 | 藤樫準二 編 | 東京日日新聞社 | ||
皇室中心主義 | 津村重舎 | 政治経済時論社 | ||
皇室中心主義 第二編 | 津村重舎 | 時潮社出版部 | ||
皇室と日本精神 | 辻善之助 | 大日本出版 | https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1908016 | 昭和19 |
皇室と文化 | 及川儀右衛門 | 中文館書店 | ||
皇室に対する私の信念 | 野依秀市 | 秀文閣書房 | ||
広釈皇国の神と宗教 | 木津無庵 | 破塵閣 | https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1039902 | 昭和16 |
皇軍受験作文 | 今田哲夫 | 子文書房 | https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1438017 | 昭和12 |
皇民道徳原論 | 馬場文翁 | 賢文館 | https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1268000 | 昭和14 |
皇民読本 | 長野 朗 | 光生館 | ||
皇民の書 | 大浦 英 | 三享書房 | ||
皇軍の誉 此ますらを | 馬場直美 | 国民教育会 | ||
皇民の錬成 | 徳田浩淳 | 二松堂 | ||
皇民必携 | 小壷弥太郎 | 皇民社 | ||
皇民礼法精典 | 国民礼法振興会 編 | 軍事教育社 | https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1456944 | 昭和17 |
皇民錬成訓 | 萩原 拡 | 国民教育社 | ||
皇民錬成新書 | 和田亀治 | 増進堂 | ||
皇民錬成の哲理 | 草場弘 | 第一出版協会 | ||
皇民錬成西条教育 | 桧高憲三 | 第一出版協会 | https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1139781 | 昭和16 |
皇民錬成挺身行の学校訓練 | 松田友吉 | 啓文社 | https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1267706 | 昭和16 |
皇民錬成日本主義の教育 | 水木梢 | 高踏社 | https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1440006 | 昭和17 |
皇民錬成の訓育形態 | 後藤博美 | 啓文社 | ||
国体原理天皇親政篇 | 遠藤友四郎 | 錦旗会本部 | https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1105522 | 昭和8 |
国民学校皇民錬成の研究 | 東京府青山師範 学校附属小学校 | 明治図書 | https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1277787 | 昭和15 |
皇国憲法 : 東大昭和八年度最終講義 | 筧克彦 述 | 赤門堂書店 | https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1271801 | 昭和10 |
皇国憲法序論 : 附・天皇機関説批判 | 田上輝彦 | 丙申義社出版部 | https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1271800 | 昭和10 |
祭政一致 天皇親政論 | 長澤九一郎 | 第一出版社 | ||
詩集 皇民之詩 | 森際盞武郎 | 詩洋社 | ||
実践皇民道 | 牧野 秀 | 修養団 | ||
支那事変が生んだ 皇国銃後赤誠史 | 鈴木眞一 編 | 日本聯合通信社 | https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1452833 | 昭和13 |
支那事変皇軍物語. 第3巻 | 東京日日新聞 編 | 東京日日新聞発行所 | https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1108127 | 昭和13 |
支那事変皇国之精華 | 川瀬力造 編 | 新聞資料協会 | ||
支那事変忠烈の皇軍 | 野崎圭介 | 二松堂書店 | ||
支那事変と皇国の使命 | 加治木文男 編 | 大日本愛国 主義団本部 | ||
支那事変と無敵皇軍 | 宇都宮謙 編 | 日本歴史研究会 | ||
上海戦に輝く皇軍の面目 | 特別大演習統監部 | 特別大演習統監部 | ||
重要教材を中心とせる 皇国日本史の研究. 上巻 | 中野八十八 | 新生閣 | https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1277975 | 昭和11 |
順徳天皇 | 今春 聴 | 有光社 | ||
小学生の国史 皇国の光 第一巻 | 松谷正治 | 修文館 | ||
神宮と国体・皇室と 国体に就て | 日本皇政会 事業部編 | 日本皇政会事業部 | https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1092293 | 昭和12 |
神武天皇 | 宮井義雄 | ふたら書房 | ||
聖天皇と第一帝国 | 新見竜王 | 新見波蔵 | https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1266921 | 昭和10 |
世界動乱の意義と 皇国の使命 | 末次信正 | 東亜建設国民 聯盟事務局 | https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1456061 | 昭和15 |
世界に比類なき天皇政治 | 佐藤清勝 | 榛名書房 | https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1275978 | 昭和18 |
世界は動く : 皇国日本の使命 | 井上四郎 | 帝国飛行協会 | https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1445970 | 昭和10 |
大皇国 上 | 仲小路彰 | 日本問題研究所 | ||
大皇国 中 | 仲小路彰 | 日本問題研究所 | ||
大皇国 下 | 仲小路彰 | 日本問題研究所 | ||
大日本皇国 | 高橋雄治 | 萬龍荘 | ||
超宗教国体論 天皇信仰 | 遠藤友四郎 | 先進社 | https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1175979 | 昭和6 |
天皇現神と皇軍精神 | 高鍋日統 述 | 統一社 | https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1029134 | 昭和12 |
天皇帰一の生活 | 山本英輔 | 錦城出版社 | https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1033087 | 昭和17 |
天皇機関説撃滅 : 一木・ 美濃部・岡田学説の研究 | 林逸郎 | 昭和神聖会 | https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1099600 | 昭和10 |
天皇機関説の撲滅戦 | 伊東祐郎 | 東邦書院 | ||
天皇機関説を爆破して 国民に訴う | 蓑田胸喜 | 今日の問題社 | ||
天皇仰膽と機関説の祓 | 内田正巳 | 興学舎 | ||
天皇御親政論 | 中溝多摩吉 | 武蔵倶楽部 | https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1138032 | 昭和7 |
天皇主権論 | 大谷義隆 | 公民教育会 | ||
天皇主体説ヲ中心トシタル 帝国憲法解説 | 法律研究学会 編 | 精興社書店 | https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1273352 | 昭和10 |
天皇信仰 | 加藤一夫 | 竜宿山房 | ||
天皇信仰道 | 加藤一夫 | 竜宿山房 | https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1053767 | 昭和18 |
天皇信仰と大国隆正 | 大月隆伏 | 道徳運動社 | ||
天皇信仰の首唱者大国隆正 | 大月隆伏 | 産業経済社 | ||
天皇政治論 | 村瀬武比古 | 東邦書院 | ||
天皇政治 | 山本 饒 | 世界創造社 | ||
天皇絶対論とその影響 | 谷口雅春 | 光明思想普及会 | ||
天皇尊崇本義 | 水谷 清 | 厚生閣 | ||
天皇と国史の進展 | 中村直勝 | 賢文館 | ||
天皇二千六百年史 | 山口梧郎 編 | テンセン社 | ||
天皇陛下北海道大演習 行幸記念写真帖 | 渡邊 恭 編 | 聯合写真通信社 | ||
天皇本尊建立 | 高橋善中 | 唯一仏国本部 | ||
日本皇室の御仁慈 | 糸賀三郎 | 研文社 | ||
日本人の使命 皇国精神にかえれ | 竹内浦次 | 修養団 | ||
拓け行く皇民 | 長谷川祐寛 編 | 南方圏社 | ||
北満北支に皇軍を慰問して | 野口喜一 | 京浜実業新聞社 | https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1036425 | 昭和13 |
満州建国と無敵皇軍 | 信濃日報社編 | 信濃日報社 | ||
明治天皇と軍事一般 | 弘田臥石 編 | 弘田自然 | ||
明治天皇の御製と御聖徳 | 古谷義徳 | 目黒書店 | ||
明治天皇御製読本 | 吉江石之助 編 | 愛之事業社 | ||
明治天皇御製謹解 | 石坂艶治 | 明治書院 | ||
明治天皇御製読本 忠君愛国篇 | 聖書房編輯部 | 聖書房 | ||
明治天皇御製謹解 国民訓 | 高橋 茂 | 教学書房 | ||
明治天皇境川聖跡誌 | 山崎正次 | 山崎正次 | ||
明治天皇と軍事 | 渡辺幾治郎 | 千倉書房 | https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1463774 | 昭和13 |
明治天皇の御盛徳 | 徳富猪一郎 | 民友社 | ||
山伏と皇民錬成 | 大伴 茂 | 敞文館 |
一部のGHQ焚書は復刊されて、比較的手に入りやすくなっています。電子書籍化されているものもありますが、(国立図書館コレクション)と表示があるのは、「国立国会図書館デジタルコレクション」の画像がそのまま用いられています。
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ブログ活動10年目の節目に当たり、前ブログ(『しばやんの日々』)で書き溜めてきたテーマをもとに、2019年4月に初めての著書である『大航海時代にわが国が西洋の植民地にならなかったのはなぜか』を出版しています。
通説ではほとんど無視されていますが、キリスト教伝来以降ポルトガルやスペインがわが国を植民地にする意志を持っていたことは当時の記録を読めば明らかです。キリスト教が広められるとともに多くの寺や神社が破壊され、多くの日本人が海外に奴隷に売られ、長崎などの日本の領土がイエズス会などに奪われていったのですが、当時の為政者たちはいかにして西洋の侵略からわが国を守ろうとしたのかという視点で、鉄砲伝来から鎖国に至るまでの約100年の歴史をまとめた内容になっています。
読んで頂ければ通説が何を隠そうとしているのかがお分かりになると思います。興味のある方は是非ご一読ください。
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