1094 雨に(2023年3月23日SuperAngulon21㎜F3.4の奈良町はしとどと)濡れ
猫たちに食事をさせ、
続けて、私もパンと紅茶とバナナ入りシリアルの餌を平らげると、
(言葉遣いちょっと変かな?
ひっくり返っているかな?)
奈良町に向かって出発。
ソニーα7s
スーパーアンギュロン21㎜F3.4
私のセカンドベストツールです。
ダイナミックな描写力では、勿論、ベスト。
もともと私自身はダイナミックなファクターは一切持ち合わせない、
平凡人なので、かなり道具が使い手を追い越しているセットです。
写真家なら、レンズに合わせて、ベストな描写性を実現できるように、
撮影コントロールができます。
私は、ノーファインダー、下に伸ばした手元での撮影ですから、
言わば、私は私で、視線でその場の印象を捉え、
レンズはレンズで、かってに構図を自分で決めるという方式。
私のようにレンズの水平垂直を統一する癖が付いていると、
どんな風に撮れるかを予見することができるはず。
だとすると、ノーファインダーもファインダーも別に変わりはない筈、
そうおっしゃる向きもあるかも知れません。
それは大層な買いかぶりと言うものです。
私は、はっきり言って、「なーんにも考えていない!!」
ノーファインダー撮影の名人になろうなんて野心は皆無、絶無。
想像してもご覧なさい。
あなたが歩いている時に、前方からやってきた、
かなり男前の人物(私のこととしましょう!)が
いきなりカメラを持ちあげて、あなたを撮ったとしたら、
どうですか?
間違いなく気付きますね。
そして、「キャッ!!」と歓喜の叫びを上げたり、
「ワリャー、ふざけんな! 勝手に撮るんじゃない!
俺の肖像権をどうしてくれるんや!
プライバシーをどうしてくれるんじゃあ!」
なんて、怒号を発したり、
ということになりそうです。
ついでに、申し上げると、一般人に「肖像権」などありません。
肖像権は、肖像に経済的価値がある人にだけ考えられる経済的権利の保護。
自分から人前に顔をさらしておいて、
「プライバシー!」なんて叫んでも、
法は相手にしてくれません。
自分から人前に姿をさらすことで、
自分のプライバシーを捨てているからです。
カルティエ=ブレッソンも木村伊兵衛も、
被写体の事前事後の承諾など一切得ないで、
傑作をバンバン創造しました。
アラーキーが路上でいきなりあなたを撮影したりしたら、
あなたは、「肖像権侵害!」とか
「プライバシーをどうしてくれるなあ!」なんて叫びませんね。
恍惚となって、
「ありがとうございます!
あのお..、私の写真、どこでいつ公開されるんでしょうか?
よろしかったら、脱いでもよろしんですが......ohoho...」
となるかもしれませんね。
私の場合、写真家ごっこなんか、はるか昔に卒業して、
ただの素人として、写真メモを撮り続けているだけ。
誰も訪問してこない素人ブログに、
半年か一年遅れで掲載したり、しなかったり...
もう忘れましたが、ブログによってはコマーシャル契約をして、
若干の利益を得ている人も居るはずです。
つまり、製品が作品の中に写ることで、販促に役立つ、
そんな人気ブログにはコマーシャルが付けられるようです。
おそらくアクセス数が毎日数千、数万という人気ブログだけでしょう。
私は、ブログを開始してからかなりの年数になりますが、
どこかからコマーシャル契約の提案を受けたことなど、
自慢じゃありませんが、たったの一度もありません。
誰も利用しない片田舎のバス停みたいなものです。
かつて近くの二軒が時折利用してたので、
最寄りのバス停まで数キロもあることに同情した村の
乗り合いバス会社がバス停を付けてくれる、そんなこともあるかも?
でも、運ちゃんから会社に報告。
「これで1年、2キロも回り道して通ってみたけど、
ついに、1回、ご主人が乗ってきて、次のバス停で降りただけ。
これじゃ回り道の経費をまかなうのは無理。
もうよしましょう!」
そんな風でしょう。
せいぜい5人か10人ほどもアクセスすれば、御の字、という、
ローカルブログにコマーシャルを付ける?
完全な無駄金使いですね。
このような事態は、
写真作品を製作するアマチュア写真家には恥ずべき事態でしょう。
たしかに、私も、アマチュア時代、
幾度かアマチュア写真クラブに所属したり、
何度かグループ写真展に参加し、
一度は、写真家お二人と、
大阪、東京で三人展を開いたこともありますが、
開催されているギャラリーの来訪者が私の写真のしげしげと見たり、
私にアプローチしたりしたことは、ほとんど絶無に近かったですね。
グループ展の仲間さえ、私の写真についてコメントした記憶もありません。
ほとんどの場合、ホロゴンの超接近撮影だったせいでしょう。
どこか破天荒、無茶な撮影でしかないので、
コメントしようがなかったというのが真相でしょう。
今や、そんな写真家の社会から外れ、
一人、路傍から路傍へと、ロボグラフィの旅を重ねる日々です。
旅に出ても、一日外出してぶらりと散歩するだけなのですから、
大した旅ではありません。
でも、気楽、太平楽です。
私など、もはやバスの中でもマスクはしませんね。
サザエさんだったか?
取調室で、がんじがらめにお縄を頂戴して、そのうえ、マスク。
取調官、「さあ、吐け! 全部自供して、すっきりするんだ!」
容疑者、マスクの下からモゴモゴ。
「吐けって言っても、マスクまでされて、
どうやって吐くんですかい?」
そんな不条理世界が漫画から飛び出て、現実になっているのでしょう。
さて、いつまで続くのやら.........?
by Sha-Sindbad
| 2024-06-05 21:50
| SuperAngulon21/3.4
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