御景雑記 空想写真館

主に"VirtualPhotography"の話題を軸にした「御景雑記」のサブブログです。

Profile(最終更新日:2024/12/12)

【プロフィール】


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Mikage(みかげ) Virtual Photographer(の、ようなもの)

1998年4月2日生まれ、神奈川県出身。

2015年にPS2ソフト「GranTurismo4」に触れ、後のVirtualPhotography(以下VPと記す)と出会う。その後2018年からXboxソフト「Forza Horizon」シリーズを中心としたVP撮影を断続的に行う。同年発売の「Forza Horizon4」時代には当時の日本人コミュニティとしては大手のクラブに所属し、積極的にPvPレースに参加。その後2021年に「Forza Horizon5」が発売されたことと前後して同クラブが事実上解体されたことにより一時期モチベーションを失うも、少しずつVP撮影に活動の場を見出す。

 

2023年12月4日に本ブログ「御景雑記 仮想写真支部」を設立。VP撮影、投稿により注力していくことを決意。

 

2024年からは #FH5_今週の1台 というタグにて、毎週の新規収録車を投稿中。

 

2024年10月23日、ブログ名を「御景雑記 空想写真館」に変更。

 

【主な撮影対象ゲーム ※2024.1.14現在】

GranTurismo4(PlayStation 2/2004)

Forza Horizon(Xbox 360/2012)

Forza Horizon 2(Xbox One/2014)

Forza Horizon 3(Xbox One/2016)

Forza Horizon 4(Xbox One/2018)

Forza Horizon 5(Xbox One/2021)

 

2024/5/11 加筆修正

2024/12/12 ブログ本体のテーマ設定を変更

【#あの日見た地平線】RUF CTR Yellowbird '87 - Forza Horizon 2(2014)

RUF CTR Yellowbird '87

さて、前回の空想写真館雑記でもお知らせした期間限定企画となる「あの日見た地平線」の第一回である。今回は2014年に発売された『Forza Horizon 2(Xbox One、以下FH2と表記)』を、可能な限り現在自分がFH5で撮影している水準に近付けながら見つめていく。

この企画ではいつもの「今週の1台」同様に特定の1台に焦点を当てて撮影しつつ、いつもよりは個人的な雑感を多めに書いていく方向性を取る。今となってはFH5以前のFHシリーズのダウンロード購入が全て終了してしまっているため実用性は皆無に等しいが、「こんなものがあったんだな」程度に見て頂ければ幸いである。

RUF CTR Yellowbird '87

普段触っているFH5と比べてしまうと、どうしても画の味付けは「大袈裟かつ、誇張されたもの」という雰囲気を感じてしまう。特に見て分かる通り、雨の表現は後の作品に比べて遥かに主張が強い。そして地味に困ることがあるとするならば、道路沿いにある草木・植物といった情景のグラフィックがそれなりに接写で撮っても粗い。そこはどうしても10年という月日の差を感じてしまうところがある。

ただ、その粗をカバーするためにこうした「大袈裟」さがあるのだろうとも感じた。実際後の作品に比べてとにかく街灯やライトの光が明るく、それでいて白飛びしにくいことから結構無理が効く部分もある。少なくとも夜景の撮影で楽ができるのは確かだ。

RUF CTR Yellowbird '87

RUF CTR Yellowbird '87

RUF CTR Yellowbird '87

地中海沿岸を舞台としたロケーションは多くのプレイヤーを惹き付け、今なお色褪せない魅力を放つ。

RUF CTR Yellowbird '87

RUF CTR Yellowbird '87

そして誇張した画作りの最たる例が拡張マップの「Storm Island」。開き直ったかのような暴風雨がプレイヤーを襲う。

RUF CTR Yellowbird '87

今回の記事製作にあたって久々にFH2を起動して、自分なりに時代のギャップを埋めるようなクルマの仕立て・撮影を試みた。特に『ドライバーのモデリングが粗い』ことと『ナンバープレート機能が存在しない』ことが気になったので、そこを軽減するべく前者は「ガラスに薄くスモーク風の着色をかける*1」、後者は「ナンバープレート風のステッカーを製作し、貼り付ける」という対策を取った。特に後者はかなり効果があったと思う。

クルマの面でもFH2には後の作品に実装されていない車種がそれなりに存在するので、またタイミングさえ合えば取り上げたいところである。

RUF CTR Yellowbird '87

頭の中で思うことを言葉にすることはとにかく難しい。だが、それでも書かねば始まらない。そういった苦労はしてもいいと思うし、大事にしていきたい。

*1:とはいえフロントガラスには着色されないので、意図的にドライバーの目元が映らない、ないしは目立たない撮影を心がけた

【#空想写真館雑記】過去を振り返ってみよう

【今週の書き出し/2025-1/S42/W2】

"ThrowbackThursday"という言葉がある。本来は「木曜日に過去を振り返る」という意味の言葉だが、"throw"という単語に引きずられて"投げる"という言葉を連想した。実際にWeb辞書を引いてみると"throwback"という単語は本来[投げ返し]や[先祖返り]だとか、そういう方向性の意味を持つらしい。

何故そのような話をしたかと言うと、もう今年に入っての記事がくどいぐらい同じ話題の繰り返しになってしまっているのだが「今月は『兎にも角にもFH5で書くことがない』という状態」になってしまったからである。そこで今週はずっと詰まっていたのだが、やっとひとつの結論が出たのでここに書き記しておく。

 

今月の残り3週間は「Xbox One世代のForza Horizonシリーズ(FH2-FH4)で改めて撮影を行い、その様子を記事化する」という体裁を取ることにした。その間はいつもの"今週の1台"ではなく、「あの日見た地平線」というタグでまとめたいと思う。Throwbackという言葉に引っかからないじゃないかと突っ込まれそうだが、そこにかけると英語圏のタグが普通にあったので今回は日本語で行かせていただきたい。

 

初代Forza Horizonは…またどこかの機会にでも。

Hoonigan Ford Escort RS1800 '78

初登場はFH3だったHooniganのエスコートMkⅡ。英国航空カラーが映える。

【#FH5_今週の1台】DeBerti Chevrolet C10 'Slayer' '65

DeBerti Chevrolet C10 'Slayer' '65

2025年最初の「今週の1台」だが、先の空想写真館雑記にも書いた通り今月はこのクルマだけがその対象となる。しかしながら新年早々、文字通り『殺生な名前*1』のクルマが来たものだ。とはいえ、ネーミングセンスも含めて漂う「自由の国が生み出した、べらぼうなもの」という雰囲気はこのクルマ最大の魅力だろう。

DeBerti Chevrolet C10 'Slayer' '65

DeBerti Chevrolet C10 'Slayer' '65

DeBerti Chevrolet C10 'Slayer' '65

どう考えてもルックスを変える余地はないので、今回は撮り方に変化を付ける方向で。今まで接近して切り取る方向性ではあまり撮らなかったので、今年からはこのアプローチも増やしていきたい。

DeBerti Chevrolet C10 'Slayer' '65

DeBerti Chevrolet C10 'Slayer' '65

DeBerti Chevrolet C10 'Slayer' '65

被写体でいじる要素がない分、そこそこ悩みながらの撮影だった。さて、来週からはどうしようか…。

*1:'Slayer'の語源が語源なだけに、ちょっと縁起が悪いなと日本人的には感じてしまう。もっともあちらの感覚では「タイヤを嬉々として殺す」ということには躊躇なんてあるわけないし、新年早々タイヤを殺すぐらい楽しくありたいとか、そういうことなのだろうか…どちらにしてもいらない深読みである。

【#空想写真館雑記】2025年のご挨拶

【今週の書き出し/2025-1/S42/W1】

2025年となりました。本年もよろしくお願いします。*1

 

新年明けて早々に体調を崩してしまい、記事が書けるコンディションに戻すまでに結構時間がかかってしまった。思い当たる節はそれなりにあるが、書いたとて気分のいいものではないのでここには書かないことにする。今年は体調を少しずつ回復させつつ、心身の安寧を目指していきたい。やはり新年も早々に調子を崩すと想像以上に辛いものがある。その辺りの話はあまり広げられないので、そろそろ本題に移ろう。

 

今月のFH5だが、なんと「今週の1台」枠にあたる新録車両が1週目に実装された1台しか存在しない。それ以降の3週間は全て過去に実装された車両のおかわりタイム的なラインナップなので、その間は「今週の1台」として投稿するものが存在しない。

流石に何も投稿しないのもどうなの、とはなるのだが、正直これと言ったネタがすぐには思いつかないし、体調も今のところは低空飛行気味なのでその辺りを見つつ考えたい。なので今すぐに「今週は新録が無いので〇〇を投稿します」と言えないが、その辺りは追々。とはいえ今年からはFH5以外のゲームにもスポットライトを当てて投稿を広げていくので、こちらに足を運んでくださる方にできる範囲で、より多くの景色をお見せできるようであれば幸いである。

Subaru Impreza WRX STI '05

『一富士二鷹三奈須比…とはよく言うが、それをまとめてクルマに押し込むならばこのクルマを見ることになるのだろう』…なんていう冗談を飛ばすならば、それならもっとわかりやすくナスっぽい色味にすればよかったのかもしれないが。

*1:年を明けてもバタバタと過ごしている間に松の内が終わってしまい、そうなると「あけましておめでとうございます」とはもう言えないとのこと。なので今回はこの形でのご挨拶となります。

【#FH5_今週の1台】決めるぞ、 #FH5_今年の1台

今年は1年間で歳を3つぐらい取ったような気がする。あくまでも、気がするだけだ。

振り向けば今年も48時間を切っている(が、実際投稿される頃にはもう24時間を切る。何故ならこれは予約投稿だからだ)。正直現実世界では生きた心地がしない、とまでは言わないが激動過ぎる1年間を送っていたのでなんだかんだ腰を据えて文章が書けている現状に、今ひとつ現実味が無い。それでも今年1年を振り返る時期には来ているので、雑ではあるが振り返ろう、というお話である。

というわけで、2024年内にForza Horizon5(以下FH5)に実装された新車はプレイリスト報酬67台(新録47台/再録20台)*1+一般開放1台*2+ギフトカー1台+DLC30台の合計99台。その中から独断と偏見で、あくまでも個人的に『2024年のFH5を代表するクルマ』を決めていく、というものだ。

 

実際のところ何の権威もヘチマも無く、どちらかといえば『撮っていて気持ちが良かったクルマ』とかになるのだろうか。とにかく独断と偏見であることには変わりない。兎にも角にも、御託はこの辺りにしておこう。

 

2024年、Mikageが選出する「今年の1台」は『Mitsubishi Montero Evolution '97』である。

Mitsubishi Montero Evolution '97

本来ならば「Mitsubishi Pajero Evolution '97」とするべきな上、正規販売は記憶している限り日本専売だったはず*3。しかしながら車名に付きまとう大人の事情*4を輸出仕様名の"Montero"で乗り切った上にDLCで実装するという力技を見せてくれた。ある意味、FHシリーズでなければそうそうゲームの中に収録されることは無い車種*5だと言えよう。

Mitsubishi Montero Evolution '97

今年はなかなか自分自身の身辺で上手く行かないことの多い1年だった。長年自分を蝕み続けた理不尽にようやく気付かされ、特にこのクルマが実装された前後の時期は身辺の環境を大きく変化させるに至った。まだ完全解決には至っていないが、それでも前進はしている。後はかつてこのクルマの前に立ちはだかったシュレッサー・バギーのような理不尽が現れなければいいのだが…と言ったところで理不尽は理不尽だからこそ、理不尽に現れて何もかもを壊していく。

 

今思えばこんなにも理不尽という単語を連打するような異常な状況からは脱したとは思うが、過去に受けた「静かかつ、確実に植え付けられた恐怖」はまだまだ残るだろう。それでもFH5を立ち上げ、諸々の合間に10台以上も抱えたこのクルマを何かしらで転がしていた記憶が蘇る。後ろ姿を占めるタイヤカバーがどう見ても"Montero io"用というツッコミどころもあるが、そんなことすら些細に思える。それだけ好きだったのだから、今更嘘など付けまい。そんな日々のショットも(ほんの一部だが)添えておく。

Mitsubishi Montero Evolution '97

Mitsubishi Montero Evolution '97

Mitsubishi Montero Evolution '97

Mitsubishi Montero Evolution '97

Mitsubishi Montero Evolution '97

Mitsubishi Montero Evolution '97

 

もういくつと寝なくとも、新しい年を迎える。2025年はどのような1年になるのだろうか。

 

Mitsubishi Montero Evolution '97

Mitsubishi Montero Evolution '97

 

「Evolution」の名の通り、進化のある1年にできるように精進しつつ、2024年最後の投稿とする。

 

皆様も良いお年を。

*1:定義としては「シリーズを通して今作で初めて実装された車両」が"新録"で、"再録"は「過去作に実装されていたものの、本作以前に収録されていないことがある車両」。当ブログではあくまでもFHシリーズのみの実装状況で新録/再録を判断している。

*2:Series 33でオートショーに追加された"Chevrolet Corvette E-Ray ‘24"のこと。当初はForza Motorsport(2023)の先行予約特典だったが一般開放された関係で今年実装という扱い。

*3:海外輸出されたというソース不明の記事もあるが、ここで論ずる話ではないので割愛。

*4:よりによってそれが一番問題になるスペイン語圏のメキシコがFH5の舞台だったのが、なんとも言えない。

*5:一応、某アーケードゲームには隠しコマンドを入れた上で選択できるが、その上実用的ではない"ネタ枠"として実装されてはいる。

【#空想写真館雑記】たまに撮るならこんなクルマたち・2024年振り返り(9-12月)編

Lancia 037 Stradale '82

前回、前々回記事に続いて「たまに撮るならこんなクルマ達」の9-12月撮影分。この頃も余裕があったりなかったりする様子が見えるが、それでも撮り続けることしか自分にはなかったんだなとも思わされる。

 

【9月】

Lancia 037 Stradale '82

Lancia 037 Stradale '82

一言:カラーリングはそもそもの車体形状の違いからどうしても完全再現とはならないが、比較的再現度の高かった1984年ツール・ド・コルス(マルク・アレン車)仕様を選択。同年の優勝車でもあるが故に資料が豊富なのだろう。

Toyota Sprinter Trueno GT Apex '85

Toyota Sprinter Trueno GT Apex '85

一言:純正にありそうで無い「"とある幼馴染"に心酔する人物」のパーソナルカラーとも言われる赤系のボディカラー…なのだが、今見返すとフロントバンパー彩色用のバイナルがはみ出していたり、そもそものHSV値を間違えているはずなので要修正。

Porsche Taycan Turbo S '20

一言:元は2023年のポルシェ創立75周年を記念して製作されたタイカンで、こちらは実車が存在する。全ユーザーに配布されたはいいものの、使い勝手の悪さから大量にギフトとして放出されるという憂き目に合っているクルマでもあるのだが、後のアプデで追加されたホイールにお誂え向きのデザインがあったので装着してみると、これがバッチリ。実車の純正ホイールがどうもしっくり来なかったので、これでちょうどいい雰囲気に。

 

【10月】

Lamborghini Miura P400 '67

一言:元ネタはトミカ F40-1「ランボルギーニ ミウラ SV」の"組み立て工場★★ 第6弾"で選べた赤ボディ仕様。トミカは今でも少年だった時代の思い出である。

 

Lexus LFA '10

Lexus LFA '10

一言:再びの登場となるLFAだが、今回は実車にも存在したカーボンルーフのアクセントが存在するカラーリングを再現したもの。2010年代以降のクルマでカーボンルーフ仕立てにすると"ちょっとした特別感"*1の演出に有効なので、個人的にはオススメのアレンジである。

Subaru BRZ '22

Subaru BRZ '22

一言:「二昔前のスバル車」を意識した仕立て。カシミヤイエローやゴールドホイールという組み合わせでそれっぽく。これ以上の説明はいらないだろう。

 

【11月】

Toyota Supra RZ '98

Toyota Supra RZ '98

一言:JZA80系スープラから感じるのはやはり"スタイリングの良さ"に尽きる。

Fast and Furious Chevrolet Impala Super Sport 'Fast X' '66

一言:信じられないことにこの見た目でゲーム内カテゴリーが「Track Toys*2」。実際は劇中車らしいがなんとも言えないピンク色だったので大人しくさせるためにも黒染め。

 

Nissan Skyline GTS-R '87

Nissan Skyline GTS-R '87

一言:元ネタはトミカ 20-5「ニッサン スカイライン(スカイライン誕生50周年記念/後期"SKYLINE GTS/HR31"仕様)」。実際のところは"GTS-X ツインカム24Vターボ"がモチーフだろう。なかなか車高が下がらない上にラリー拡張マップでは頻繁なアップダウンのせいでフェンダーから舵角を付けた前輪が貫通し、ずっと車高を上げては見て…という記憶がある。

Ford Supervan 3 '94

一言:これで「トランジットのプロモーション用に製作したマシンです」と言い切るのだから、英国は恐ろしいものである(?)。

 

【12月】

Toyota Sprinter Trueno GT Apex '85

Toyota Sprinter Trueno GT Apex '85

一言:元ネタはトミカ(SP金型)「トヨタ AE86 スプリンタートレノ(ヤマダデンキオリジナル仕様)」。恐らく実車唯一の特別仕様車であった"ブラックリミテッド"がモチーフなのだろうが、ご存知の通りトミカもForzaも前期ボディなので「トミカの再現」と言ってしまった方が筋は通るのである。

Volkswagen Santana '12

Volkswagen Santana '12

一言:一昔前までは中国の国民車的存在であった初代サンタナ(B2)。どうしてもチープに見えてしまう外観を自分なりのやり方で整えるとこんな感じになった。先日投稿したツルも同様に、ピラーをはじめとした細かいボディ同色部分をブラックアウトしてやるだけでぐっと大人しくなる。

Alpine A110 '17

Alpine A110 '17

一言:素直になれない なぜ唇はつむぐの さかしまの言葉 意地悪なのは───

 

 

 

───いつかまっすぐになれるように

 

 

【あとがき】

最後だけガラッと気風を変えたのと、比較的メモを取る感じで一言を書き出したので、文体が崩れ気味なのはご容赦。なにはともあれブログをなんとか、なんとか続けられそうな感覚は付いてきた。日付が変わる頃には今年最後の記事が予約投稿されるので、何書いたんだろうなお前ぐらいの気持ちで見て頂けると幸いです。

それではもうしばしの間お付き合いください。

*1:LFAの場合存在自体が特別過ぎるなのだが…

*2:本来ならばその言葉通りサーキットで本領を発揮するような厳ついマシンが揃っているカテゴリー