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- X: morioka12 (@scgajge12)
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こんにちは、morioka12 です。
本稿では、ポッドキャスト「Bug Bounty JP Podcast」の2024年振り返りをまとめて紹介します。
「Bug Bounty JP Podcast」とは、バグバウンティなどを対象にバグハントすることを趣味とするメンバーによる、セキュリティ雑談のポッドキャストです。
バグバウンティ(Bug Bounty)とは、企業が自社のシステムやサービスの脆弱性を発見した人に報奨金を支払う制度のことです。
・脆弱性:サイバーセキュリティ上の欠陥のこと
・バグハンター:脆弱性を探す人のこと
BBJP_Podcast は、2024年2月から始動して、日本人バグハンターの3人があえてニッチ寄りな内容で、約1時間のトークを月1で収録と公開をしています。
また、トークで取り上げる主なテーマは、以下になります。
現在は、4つのプラットフォームで配信しています。
bugbountyjppodcast.notion.site
#BBJP_Podcast のリスナーからのご要望もあり、「Bug Bounty JP Podcast」のコミュニティサーバー(Discord)を用意しました!
— morioka12 (@scgajge12) August 22, 2024
リスナー向け(バグバウンティに興味ある・取り組んでいる人)の交流の場としてご活用ください。
→入りたい方は @scgajge12 宛に Reply or DM or メールをください。🙏
2024年は、2月から始動して合計「11話」を公開しました。
特にバグバウンティに興味を持ち始めた方には、第3回や第7回がおすすめの回でした。
Date | Title |
---|---|
2024-12-31 | BBJP_Podcast #11 |
2024-11-30 | BBJP_Podcast #10 |
2024-10-31 | BBJP_Podcast #9 |
2024-09-30 | BBJP_Podcast #8 |
2024-08-29 | BBJP_Podcast #7 |
2024-07-31 | BBJP_Podcast #6 |
2024-06-30 | BBJP_Podcast #5 |
2024-05-28 | BBJP_Podcast #4 |
2024-04-30 | BBJP_Podcast #3 |
2024-03-26 | BBJP_Podcast #2 |
2024-02-22 | BBJP_Podcast #1 |
メインで配信している Spotify のフォロワー数は、ついに「500人」を超え、現時点で「 503人」になりました。
特に、トップファンで聞いてくださっているリスナーは、12月頭の時点で「217人」もいるそうです。
BBJP_Podcast は、一般ウケする内容というよりはあえて少しニッチ寄りで、バグハンターのスピーカー同士が盛り上がれる話題を取り上げてそれぞれの視点で話したり雑談をしているため、当初の想定以上にリスナーがいる印象で嬉しい限りです。
「Bug Bounty JP Podcast」の Spotify のフォロワーが500人を超えました! #BBJP_Podcast pic.twitter.com/ADQ7YDDDGe
— Bug Bounty JP Podcast (@bbjppodcast) December 28, 2024
BBJP_Podcast は、日本語コンテンツとして配信しているため、リスナーの95%は日本の方が聞いてくださっていますが、残りの5%は海外の方が聞いてくださっているようです。(Spotify の分析データより)
最近では、海外のバグハンターの方が日本語のリスニングの勉強として聞いてくださっている方が複数人いることを知り、とても驚きました。
日本語が話せる人にあんまりフォローされていないかも知らないけどいる人はやっぱりいるから下記のすごいポッドキャストについて何かをツイートしようと思った。
— Justin Gardner (@Rhynorater) February 26, 2024
将来のエピソードを楽しみー:https://t.co/soy7A9Dlci
No thanks buddy i am eager to hear you guys as well .🙌🏻 I am working on that code using python i will try my best
— KausTubh PaTil (@iamrealkaustubh) May 1, 2024
Miraa+ Podcast,日本語練習₍˄·͈༝·͈˄*₎◞ ̑̑ pic.twitter.com/HS52hqxVze
— 暗羽喵𝓭𝓪𝓻𝓴𝔀𝓲𝓷𝓰_𝓷𝔂𝓪 (@darkwing_nya) September 24, 2024
「Bug Bounty JP Podcast」の #Spotifyまとめ が公開されました!
— Bug Bounty JP Podcast (@bbjppodcast) December 5, 2024
今年の2月から月1で始めて、いつもありがとうございます! #BBJP_Podcast #Spotifyまとめ2024 pic.twitter.com/7ZQXJmrZpi
Google Formにて、随時リスナーから質問を募集しています。
また、過去の質問内容は、Web ページの Q&Aに記載しています。
いただいた質問内容は、ポッドキャストのエピソード内で最後の方に取り上げています。
主にいただく質問の概要は、以下になります。
【プチ調査】
— Bug Bounty JP Podcast (@bbjppodcast) October 20, 2024
バグバウンティ(Bug Bounty)について
登録者数「7.73万人」の YouTube チャンネル「直也テック」にて、BBJP_Podcast の紹介をしているショート動画がありました。ありがとうございました!
本稿では、ポッドキャスト「Bug Bounty JP Podcast」の2024年振り返りをまとめて紹介しました。
ぜひ、作業中やバグハント中などに聞いていただけると幸いです。
来年の2年目からは、スピーカーの3人に合わせてゲストスピーカーを招待して、4人でトークする回も設けていく予定です。お楽しみに!
ここまでお読みいただきありがとうございました。
こんにちは、morioka12 です。
今回は、morioka12 の「2024年の振り返り」ということで、今年あったことを簡単に振り返ってまとめて紹介します。
覚えている範囲で、メインに取り組んでいたことを時系列ごとにまとめてみます。
登壇系が少し一段落しましたが、新卒1年目にしては色々と良い経験になった気がします。
— morioka12 (@scgajge12) September 4, 2024
ありがとうございました!
引き続き9月以降もまだある諸々に取り組み、今後は自己研究テーマとバグバウンティをメインにちゃんと再開して励むようにします。 pic.twitter.com/pephAa4wzn
ブログは、合計「15件」の記事を書いていました。
今年は、あまり凝ったブログは書けなかった印象で、来年以降は何か凝ったブログを書ければ良いなと思っています。
特に反響があった記事は、以下になります。
登壇は、主に「6件」のイベントで登壇しました。
最後のセッション!はせがわようすけさん(モデレーター)、森岡さん、松本さん、シークレットゲストさんにご登壇いただき、「学生×サイバーセキュリティ」でお話いただきます#P3NFEST2024 pic.twitter.com/sHiIxT5KDa
— Kazz Yokomizo | IssueHunt (@kazzyokomizo) February 17, 2024
ISC2 Japan Chapter勉強会 2024/07
— morioka12 (@scgajge12) July 10, 2024
「クラウドセキュリティ入門 〜オフェンシブ視点でAWS環境に着目した際の脅威と対策〜」https://t.co/dDuPttYpJQ
クラウドセキュリティ入門〜オフェンシブ視点でAWS環境に着目した際の脅威と対策〜 - Speaker Deck
講義は、主に「2件」のイベントで講師をしました。
GMOサイバーセキュリティ byイエラエ株式会社 森岡 優太氏による、「CVEから学ぶWebアプリケーションのバグハント入門」です。OSSの既知の脆弱性を題材に、Webアプリケーションのバグハントについてハンズオン形式で学んでいます。後半では、CVE取得までの一連の流れについても体験します。 #seccamp pic.twitter.com/IOYxRFRITZ
— セキュリティ・キャンプ (@security_camp) June 22, 2024
P3NFEST 2024 Summer のハンズオン講座『実践的なバグバウンティ入門』の一般公開用スライドを公開しました! (非公開部分あり)#P3NFESThttps://t.co/8QGiyo8yI4
— morioka12 (@scgajge12) August 31, 2024
詳細は、以下をご覧ください。
インタビューは、Webメディアの「レバテックLAB」で日本人バグハンターとしてのインタビューを受けました。
JAWS (AWS User Group – Japan)は、「2件」のイベントに登壇者として参加しました。
また、学生中に「AWS Community Builders (Security & Identity Builder since 2024)」としても選出されました。
この度 AWS Community Builder に選出されました!!
— morioka12 (@scgajge12) March 4, 2024
カテゴリーは Security and Identity です!#AWSCommunity #AWSCommunityBuilders pic.twitter.com/y5psEw9fNe
This is my slide from presentation at JAWS PANKRATION 2024. (No. TT-60)
— morioka12 (@scgajge12) August 24, 2024
Thank you.#jawsug #jawspankration #jawspankration2024 https://t.co/fc4rBCHYdH
Threats and Countermeasures in AWS Environmentsfrom an Attacker’s Perspective - Speaker Deck
今年の2月から日本人バグハンターの3人で、ポッドキャスト「Bug Bounty JP Podcast (BBJP_Podcast)」を始動しました。
「Bug Bounty JP Podcast (@BBJP_Podcast)」とは、バグバウンティなどを対象にバグハントすることを趣味とするメンバーによる、セキュリティ雑談のポッドキャストです。
月1で収録とエピソードの公開をしていて、Spotify のフォロワー数が「503人」までなりました。
身近でバグバウンティやっている人と一緒に雑談する「Bug Bounty JP Podcast」というポッドキャストを始めます!
— morioka12 (@scgajge12) February 13, 2024
Bug Bounty JP Podcast #BBJP_Podcasthttps://t.co/FBAQhYLwNi
「Bug Bounty JP Podcast」の #Spotifyまとめ が公開されました!
— Bug Bounty JP Podcast (@bbjppodcast) December 5, 2024
今年の2月から月1で始めて、いつもありがとうございます! #BBJP_Podcast #Spotifyまとめ2024 pic.twitter.com/7ZQXJmrZpi
詳細は、以下をご覧ください。
今年の10月に「セキュリティ若手の会」というコミュニティを2人で立ち上げました。
「セキュリティ若手の会」とは、将来セキュリティエンジニアになりたい学生やセキュリティ業務に携わる若手エンジニアたちがセキュリティに関する技術や業務内容、進路やキャリアについて、直接話し合える場として交流・情報交換できるコミュニティです。
そして、12月には第1回イベント「第1回 セキュリティ若手の会(LT&交流会)」も主催しました。
x.comこの度、「セキュリティ若手の会」というコミュニティを @4su_para と @scgajge12 で立ち上げました!
— セキュリティ若手の会 (@sec_wakate) October 5, 2024
セキュリティに興味がある学生や若手セキュリティエンジニアの方は、ぜひ X (@sec_wakate)と connpass をフォローしてください〜!
ハッシュタグ:#sec_wakate
バグバウンティは、特に2月に取り組むことができ、初めて四半期ランキングで17位になり、受賞することができました。
また、Critical な脆弱性も複数件報告することができ、良い感じに楽しく取り組めていました。
ですが、4月以降が思ったより外部イベントの依頼などでタスクが膨れ上がり、あまり取り組めなかったのが残念でした...。
I ranked 6th on @intigriti leaderboard for February 2024. #HackWithIntigriti
— morioka12 (@scgajge12) March 1, 2024
- Accepted: 25 reports
I will continue to enjoy Bug Bounty! pic.twitter.com/TbFxYG2srP
In 2024 Q1 Leaderboard I am 17th place on @intigriti .
— morioka12 (@scgajge12) April 4, 2024
Thanks for the voucher.#HackWithIntigriti pic.twitter.com/5vjyTmnMMe
Just scored a reward @intigriti . #HackWithIntigriti
— morioka12 (@scgajge12) February 6, 2024
I'm very happy that the two "Exceptional" vulnerabilities (9.8) I reported were approved. pic.twitter.com/RQQRXyVakY
The results are in!🥇
— HackerOne (@Hacker0x01) July 30, 2024
Congratulations to these 32 teams who will move on to the Group Round of the 2024 #AmbassadorWorldCup! 🙌
The next round kicks off at the end of August! Stay tuned for the latest info, and read more about the AWC here. https://t.co/ZKBzjgwKWv pic.twitter.com/aKFpKxn0FN
CVE は「2件」取得しました。(だいぶ前に報告したものに発行された模様)
プライベート周りは、今年も充実した1年だったと思います。
また、ディズニー好きということもあり、今年はディズニーリゾートに「8回」遊びに行きました。
(詳細は、Facebook の方でつぶやきます。)
過去の振り返りブログは、以下にまとめてあります。
今回は、morioka12 の「2024年の振り返り」ということで、今年あったことを簡単に振り返ってまとめて紹介しました。
今年は社会人1年目ということもあり、本業にもしっかりと取り組みつつ、外部活動では有難いことに色々な機会を得ることができました。
想定より少し多忙でしたが、ありがとうございました。
来年も新しいことにチャレンジしつつ、外部活動は少し引き受ける数を減らして落ち着ければと思っています。
2025年も、どうぞよろしくお願い致します!
ここまでお読みいただきありがとうございました。
こんにちは、morioka12 です。
本稿では、8月31日に開催された「P3NFEST 2024 Summer」でハンズオン講座『実践的なバグバウンティ入門』を実施したため、その開催記を簡単に紹介します。
P3NFEST(ペンフェスト)とは、IssueHunt株式会社が主催する、学生のためのサイバーセキュリティカンファレンスです。
P3NFESTは、日本国内の学生に対してカンファレンスやバグバウンティを通じて「様々なセキュリティキャリア」をより身近なものとするべく、第二回目のカンファレンスを2024年8月31日に開催することを決定いたしました。
豪華登壇者による講演や、脆弱性診断入門等のハンズオン講座をご提供。現地参加学生に交通費を支給!
当日は、午前中に現地参加の学生向けの「ハンズオン講座」が開かれ、午後にオンライン参加者も含めた「講演」が行われました。
講演後は、現地参加者のみを対象に登壇者及びスポンサー企業の担当者の方々などを交えた「懇親会」も開かれました。
現地会場
タイムテーブル
時刻 | 概要 | 参加者 |
---|---|---|
10:00 ~ 12:00 | ハンズオン講座 | 現地参加者のみ |
13:00 ~ 16:30 | 講演 | 現地参加者&オンライン参加者 |
16:30 ~ 17:30 | 懇親会 | 現地参加者&登壇者やスポンサー企業の方々 |
ハンズオン講座
現地参加の学生向けに提供されたハンズオン講座は、以下の4つの講座が用意され、希望アンケートからどれか一つを受講することが可能でした。 (定員あり)
講演
スポンサー企業
また、開催近日は台風の影響で、現地参加を予定していた西日本の方で来れなかった学生には、次回の開催に優先的に招待がされるそうです。
【当日現地参加予定の西日本の方々へのご案内】
— IssueHunt バグバウンティ (@IssueHunt_jp) August 29, 2024
台風の影響により、ご来場が難しい方々が多数いらっしゃることは認識しており、運営一同心を痛めております。
そのため、次回P3NFESTへの優先案内を含め、処置を講じさせていただきます。
詳しくはDiscordの案内をご確認ください。#P3NFEST https://t.co/YCwFFeTz96
ちなみに、第一回目の P3NFEST は、2024年2月17日に「P3NFEST Conf 2024」として開催されました。
その際は、学生バグハンターとしてパネルディスカッション「学生と語る、サイバーセキュリティの未来」に登壇してました。
最後のセッション!はせがわようすけさん(モデレーター)、森岡さん、松本さん、シークレットゲストさんにご登壇いただき、「学生×サイバーセキュリティ」でお話いただきます#P3NFEST2024 pic.twitter.com/sHiIxT5KDa
— Kazz Yokomizo | IssueHunt (@kazzyokomizo) February 17, 2024
参加申し込み枠は、以下のようでした。
また、現地参加の学生枠は「先着順」となっていました。
特に特徴的なのが、現地参加の学生に一定の交通費が支払われる点です。
また、本カンファレンスは、現地参加の学生の皆様へ交通費を支給します。
・南関東在住者(東京都・千葉県・神奈川県・埼玉県)は、上限を5千円とし、実費を支給いたします。
・南関東以外の在住者については、上限を1万5千円とし、実費を支給いたします。
そのため、第一回や第二回の参加者を見ていて、県外や地方の学生も多く来ていた印象でした。
P3NFEST 2024 Summer の申し込みは、7月5日(金)の9時から開始されました。
現地参加の学生枠は、先着順で定員80名でしたが、公開されて約80分で満席になっていました。
イベントとしてはまだ第二回目ということで、比較的に新しいイベントで認知度がまだまだかと思いますが、多くの学生の方に注目されていた印象でした。
現地参加の学生枠のタイムログ
時刻 | 経過 | 現地参加枠(学生) |
---|---|---|
09:00 | 申し込み開始 | 0/80名 |
09:10 | 10分経過 | 40/80名 |
10:24 | 約80分経過 | 80/80名 |
申し込みが開始されました!
— morioka12 (@scgajge12) July 5, 2024
現地参加の学生枠は定員80名ですが、開始10分で既に40名も埋まってます…(待ち構えてた人が多い)。
学生のためのサイバーセキュリティカンファレンス「P3NFEST 2024 Summer」 https://t.co/3tpN6qoCFE #P3NFEST
申し込み開始して約80分で、現地参加の学生枠80名が埋まりました...!(凄い)
— morioka12 (@scgajge12) July 5, 2024
学生のためのサイバーセキュリティカンファレンス「P3NFEST 2024 Summer」#P3NFEST pic.twitter.com/ABPeEmaReB
X (Twitter)のハッシュタグは、「#P3NFEST」でした。
また、Togetter でまとめてくださっている方がいたため、こちらで当時のツイート(ポスト)を見ることができます。
今日は P3NFEST 2024 Summer でハンズオン講師します! #P3NFEST pic.twitter.com/PA7H38uZbf
— morioka12 (@scgajge12) August 31, 2024
#P3NFEST ハンズオン講座が始まりました👩💻
— IssueHunt バグバウンティ (@IssueHunt_jp) August 31, 2024
①脆弱性の探求:攻撃者の目線で校内ネットワークを探る, VulnHub - VulnUni
講師:林 憲明氏(トレンドマイクロ株式会社 プリンシパルセキュリティアナリスト)
②実践的なバグバウンティ入門
講師:森岡 優太氏(GMOサイバーセキュリティ… pic.twitter.com/ZGYHe8cwKZ
#P3NFEST 講演が始まりました!
— IssueHunt バグバウンティ (@IssueHunt_jp) August 31, 2024
はじめは、にしむねあさんによる基調講演「脆弱星に導かれて」です🙌 pic.twitter.com/Ry2u6P5LkD
次はソフトバンク小野 彰久さんによる「ソフトバンクのセキュリティエンジニアからセキュリティの重要性」です!#P3NFEST pic.twitter.com/7uHtFuDIWM
— IssueHunt バグバウンティ (@IssueHunt_jp) August 31, 2024
本ハンズオン講座では、120分で学生向けに「座学と実習を含む実践的なバグバウンティ入門講座」を実施しました。
●このハンズオンについて
本講座では、バグバウンティにおける初期調査や脆弱性調査などの方法をハンズオン形式で実施します。
特にバグハンターとしての視点で、実際のバグバウンティの対象に対してどういう情報収集をしたり、どういう観点で脆弱性調査をするかなどのポイントを押さえながら、一緒に体験していただきます。
また、今回は調査対象をドメイン(WebサイトやWebアプリケーション)に限定して、Webセキュリティの要素のみを取り扱います。
●学生さん側で準備するもの
ローカルプロキシツール「Burp Suite」がインストール済みのパソコン
●定員
20名(応募者多数の場合は抽選)
講師プロフィール
学生時代から数社で脆弱性診断等の業務を経験し、2024年にセキュリティエンジニアとして所属企業に新卒入社。
普段は、Webペネトレーションテストやソースコード診断等の業務に従事する。
プライベートでは、バグハンターとしてバグバウンティに取り組み、危険度の高いクリティカルな脆弱性を複数発見し報告している。
また、趣味でポッドキャスト「Bug Bounty JP Podcast」の運営とスピーカーをしている。
外部活動では、サイバーセキュリティに関する登壇や講師、執筆などに取り組み、直近はセキュリティ・ミニキャンプやHack Fes.などのセキュリティイベントでも講師を務める。
本ハンズオン講座では、主に以下のようなコンセプトを持って、スライド等を用意しました。
また、今回は「学生限定バグバウンティイベント」に参加する予定の方も多くいたため、より実践に近い形で「初期調査・脆弱性調査に関するアプローチやポイント、事例」を含めた「バグバウンティの一通りの流れ」を整理し、座学と実習の形式で提供しました。
スライドの構成は、以下のようです。
# タイムテーブル (120分) 1. 10:00 ~ 10:10 (10分) 前置き + 本題説明 2. 10:10 ~ 10:20 (10分) バグバウンティの概要 3. 10:20 ~ 10:30 (10分) 規約・ルールの把握 4. 10:30 ~ 10:50 (20分) 初期調査編 5. 10:50 ~ 11:00 (10分) 休憩 + 自習 6. 11:00 ~ 11:40 (40分) 脆弱性調査編 7. 11:40 ~ 11:45 (5分) レポートの作成方法 8. 11:45 ~ 11:50 (5分) まとめ 9. 11:50 ~ 12:00 (10分) Q&A
ちなみに、前回の「P3NFEST 2024 振り返りレポート」に以下のような回答があり、これらも少し意識して内容構成も考えて資料作成をしました。
・脆弱性診断とバグバウンティは異なりますし、サイバーセキュリティという枠ではなく、バグバウンティに特化した内容を聞いてみたいです。
・実践的なバグハンティングスキル
・現役のバグハンターが脆弱性を探す様子を見てみたい
・バグハントの基本、応用講座
本ハンズオン講座の受講生は、申し込みで先着順を勝ち抜いた約80名から希望するハンズオン講座をアンケートで選んでいただき、その中から抽選で選ばれた約20名の学生に参加していただきました。(選考なし)
その受けていただいた受講生に対して「講座の感想アンケート」を取ったところ、有難いことに以下のような感想を頂きました。 (ブログ記載に許可確認済み)
個人的には想像より入門の内容でしたが、資料がとても凝っていて嬉しかったです。
非公開の内容が多いだけでテンション上がります。
2時間という限られた時間の中で学び多きものにしてくださりありがとうございました。
バグバウンティと脆弱性診断で見つかる脆弱性に差があると知る事ができた。
バグバウンティについての概念は聞いたことはありましたが、具体的なバグハンティプラットフォームやそこでのルールなどは今回の講座で初めて知りました。
今回の講座の中でのルールや注意すべき点のところが今後バグハンティを始めるうえでの初めの一歩につながることになると思うので今回知ることができてとてもありがたかったです。
バグバウンティの全体像をつかめた。
実際にバグバウンティのランキングに載られている方の考える道筋等も確認できて良かった。
まず第一にプレゼンが上手い。
資料自体も去ることながら時間管理そして資料の説明どれをとっても素晴らしかった。
また構成も良かった。
特により実践的な流れを掴みつつ、bugbouty自体のキャッチアップをしていき、体系的に学習を進めるスタイルが非常によかった。
自分のような駆け出しの人間だとwebセキュリティにおける脆弱性の名称及びその影響程度は把握していても実践経験はほぼ皆無なため放任主義的なスタイルだと暇を持て余すことが多くなるため今回のような5分前後の形式で学習した内容を試してっていうのを繰り返すスタイルが非常によかった。
バグバウンティを始める上で必要となるツールやサイト、考え方を学べて非常に為になった。
「実践的」とあるようにバグバウンティの概要からアプローチ方法まで初心者でも理解しやすく、取り組みやすい内容だと感じた。
この講座を期にバグバウンティにチャレンジして見ようと思った。
バグバウンティでどのようなことをどのような流れで行うか、という内容もハンズオンを交えつつ進めることができて大変面白いものでしたし、「何をしたらいけないか」というバグバウンティのルールや倫理面については(特に日本語で)丁寧に示してくれるものが他に多くなく、こちらについても具体例を交えつつ丁寧に話してくださり、大変学びになりました。
見るべき観点や機能別の勘所の紹介が非常に参考になりました!
BBJPからバグバウンティに興味を持ち入門1ヶ月の初心者で、Reconで得られた大量の情報に溺れることが多々ありました。
今回の講座でどのようにして脆弱性調査を進めていくかの疑問が解消できました。
また、Reconで得られた怪しい箇所の優先度付に対する質問を直接お聞きすることができたため、より効率的に進められそうだと感じています。
バグバウンティ自体聞いたことはあったのですが、実際にどんなことをどのようにやっているかは知らなかったのでとても興味深かったです。
余裕があるときに練習からでもやってみたいと思いました。
バグバウンティへの理解が深まる良い講座だった
個人的には、受講生の感想アンケートを見てみて、タイトルの「実践的なバグバウンティ入門」として良い形で2時間の制約の中、実施できたかなと感じました。
本ハンズオン講座を希望して、受講してくださった学生の方々、大変ありがとうございました!
今回、本ハンズオン講座に使用した「完全版スライド (192ページ)」は、受講した学生のみへの限定共有として、非公開としました。
ですが、多くの方にバグバウンティに興味を持ってもらえたら幸いのため、メインの内容などを削除した「一般公開用スライド (110ページ)」を用意しました。
そのため、少しでも興味のある方は、ぜひこちらをご覧ください。
P3NFEST 2024 Summer のハンズオン講座『実践的なバグバウンティ入門』の一般公開用スライドを公開しました! (非公開部分あり)#P3NFESThttps://t.co/8QGiyo8yI4
— morioka12 (@scgajge12) August 31, 2024
せっかくなので、参加記ブログを書いている方がいれば記事等を記載しておきます。(随時更新)
P3NFEST と同時期に、学生限定バグバウンティイベント「P3NFEST Bug Bounty」が開催されるようです。
最後のセッションは、9月2日から開催する「学生限定バグバウンティイベント」で、バグバウンティプログラムを提供いただく企業各社の担当者の皆様です!
— IssueHunt バグバウンティ (@IssueHunt_jp) August 31, 2024
こちらの記事で各社のプログラムの紹介や担当者からの応援コメントを見れますので、ぜひご覧ください🙌#P3NFEST https://t.co/tXjx2GfPP7
本稿では、8月31日に開催された「P3NFEST 2024 Summer」でハンズオン講座『実践的なバグバウンティ入門』を実施したため、その開催記を簡単に紹介しました。
学生向けイベントということで、懇親会も含めて「バグバウンティについて」や「セキュリティエンジニアのキャリアパス」などの質問や相談をしに話しかけてくれる学生が以前より多くいた印象で、とても良い機会と感じました。
少しでも今後の学生の学習や取り組みに貢献できれば幸いです。ありがとうございました。
そして、また機会があれば、今回のようなバグバウンティに関するハンズオン講座をどこかでも実施できればと思います!
(受講生のレベルを一定見定めた選考ありの講座の場合などは、中級者向けな内容もできればと検討しています。)
日本でも、バグバウンティの導入や社内バグバウンティの実施、そしてバグバウンティに取り組むバグハンターが少しでも増えれば幸いです。
次回も P3NFEST が開催されたら、興味のある方は早めにチェックしてみてください。
ちなみに、参考までに過去の傾向では、以下のような時期で開かれていました。
1. 第一回 P3NFEST Conf 2024 - 開催日:2月17日(土), 告知月:12月 2. 第二回 P3NFEST 2024 Summer - 開催日:8月31日(土), 告知月:6月
また、個人的には以下のような学生に、ぜひ P3NFEST をお勧めしたいと思います。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
こんにちは、morioka12 です。
本稿では、バグバウンティの学習に活かせるおすすめの YouTube チャンネルと「Live Bug Bounty Hunting」の動画について、まとめて紹介します。
「Live Bug Bounty Hunting」とは、バグバウンティを対象に脆弱性調査をしているバグハンターが実際のバグハンティングの様子を公開している動画のことを指します。
こういったライブの動画はブログと違って、実際のバグハンティングの様子だったり、ちょっとした Tips やテクニックを解説してたりします。
ただし、実際に発見した脆弱性(ゼロディ)は修正前に公開してはいけないため、基本的に初期調査(Recon)だったり、脆弱性調査の始めのみを取り上げていることが多いです。
動画リスト (クリックで表示)
動画リスト (クリックで表示)
動画リスト (クリックで表示)
動画リスト (クリックで表示)
動画リスト (クリックで表示)
YouTube Channels for Hacking and Bug Bounty #infosec #CyberAttack #BugBounty #cybersecurity #Hacked #Hacking pic.twitter.com/73b59z3hXr
— Security Trybe (@SecurityTrybe) January 9, 2023
本稿では、バグバウンティの学習に活かせるおすすめの YouTube チャンネルと「Live Bug Bounty Hunting」の動画について、まとめて紹介しました。
動画では、ブログ等で記載されないレアなテクニックや Tips を紹介している場合もあったり、実際の Live で様子や調査の雰囲気を知れたりすることができます。
プロのバグハンターでも人それぞれアプローチや手順、使うツールに特徴があったりするため、ぜひ自身の好みに合ったやり方を参考にすると良いと思います。
ちなみに、バグバウンティにおける初期調査の「Recon」は、バグハンティングの中でも初めの一部の作業にすぎなく、メインの作業はあくまで脆弱性調査 (Research)というのが私の認識です。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
こんにちは、morioka12 です。
本稿では、2024年8月9日から11日に開催される「DEF CON Bug Bounty Village」の概要についてまとめて紹介します。
概要の翻訳 (DeepL)
DEF CON Bug Bounty Villageの主な目的は、バグ報奨金プログラムに対する理解を深め、実践的な課題や知識の共有セッションを通じて参加者のスキルを向上させることです。
バグバウンティプラットフォームと研究者の橋渡しをし、バグバウンティハンティングにおける成功戦略、法的考慮事項、倫理的慣行についての洞察を提供することを目的としています。
Super excited and proud to announce I’ll be running the official Bug Bounty Village at @DEFCON alongside @infinitelogins for the first time! Follow @BugBountyDefcon for updates and join us in shaping the future of Bug bounty. Please help us with a RT #BugBountyVillage #DEFCON pic.twitter.com/2agVmj0OJO
— Ariel Garcia (@Arl_rose) April 15, 2024
概要文は、全て DeepL で翻訳したものを記載しています。
講演「バグ報奨金におけるDoSの実践的悪用」では、バグ報奨金プログラムにおけるサービス拒否(DoS)脆弱性の特定と悪用のテクニックを取り上げる。 リソースの枯渇やロジックの欠陥など、サービスを妨害するための実践的なアプローチに重点を置き、その影響を強調し、これらの問題を効果的に報告する方法を示します。
本講演では、Blaklisがバグバウンティの旅で見つけた、面白くて驚くようなクイックウィンと、大きな報奨金を得るために直面した深い技術的課題を紹介します!
ニヒル・シュリバスタヴァとチャーリー・ウォーターハウスが「バグバウンティの10年を振り返って」を発表します: 経験と主な教訓" 彼らの豊富な経験から洞察を得て、重要な教訓を発見し、10年間のバグ報奨金の進化を探る。
セキュリティ調査やバグ報奨金のための自動化技術は、深いウサギの穴に入り込むかもしれません。 しかし、自動化を最大限に活用するための迅速で効果的な方法はたくさんあります。
セキュリティ研究者として、私たちは攻撃的なセキュリティを強化するための革新的なソリューションを求めています。 本講演では、バグ報奨金とペンテストのワークフローを補強するAIエージェントの作成について検討します。 攻撃的セキュリティの新時代における攻撃的アシスタントとしてのAIの可能性とその意味を探ります。
本講演では、AIの脆弱性の開示と支払いにおける重要性に対処する上での課題を取り上げる。 これらの問題の現状を探り、AIの脆弱性管理へのアプローチを改善するための潜在的な解決策について議論する。
ハッカーなら誰だって、ヴァルンの話は大好きだろう。 10個でも20個でもいい。 このプレゼンに何人入れられるかな? よし、それでいい。 すべてクリティカル。 すべてクリティカルで支払う。 やりましょう。
このワークショップでは、ワークフローからプラグインまで、GraphQL APIを忘れることなく、Caidoの内部をクリエイターと共に深く掘り下げるユニークな内容となっています。
このワークショップは、サーバーサイドリクエストフォージェリのクラッシュコースで、基本的なSSRF悪用の理解を提供するだけでなく、複雑で困難なSSRF脆弱性を悪用するための高度なテクニックを紹介します。 このワークショップでは、実際の事例に基づいた実習を行います。
プレゼンテーションでは、ブロックチェーンの透明性がもたらすバグ報奨金の違いを紹介する。 そして、Web3で何が問題になっているのか、つまり非常に大きな金額について説明します。 ブロックチェーンで起こった悪名高いハッキングについて、技術的なエクスプロイトの側面と交渉の側面の両方について説明し、最も象徴的な+100万ドルの賞金とそのPoCを再現します。
このワークショップでは、JavaScriptにおけるプロトタイプとは何かについて掘り下げ、プロトタイプの汚染について探ります。 これらの脆弱性を検出する方法と、脆弱性を悪用するテクニックを取り上げます。 このセッションは、実際のセキュリティ問題を実践的に体験したい方に最適です。
他の研究者との共同研究に興味があるけれど、何から始めたらいいかわからないというバグ賞金稼ぎはいませんか? それなら、このワークショップはいかがでしょう! 参加者は、効果的なグループを形成し、共に成長・学習し、バグ・バウンティで自分なりの成功をつかむための実証済みの戦略を指導されます。
インサイダーアクセスでハッキングの可能性を解き放とう! 内部システムのインサイトを共有することで、バグハンティングにどのような革命を起こせるかを発見してください。 このセッションでは、新しい独占的な方法、データを有利に活用する方法を学び、実際の成功事例を共有します。 バグ報奨金プログラムを向上させ、内部から攻撃を見る方法を学ぶためにご参加ください。
ジェイソンが最新のウェブテストとリコンテクニックを解説します。
このワークショップでは、ペンテストを実施したり、脆弱性を探している間に、アカウントを乗っ取ったり、アクセスを昇格させたりする最も一般的な方法を理解することに焦点を当てます。
バグバウンティハンターの望みはひとつ、賞金です。 このワークショップは、世の中にあるすべてのバグ報奨金リソースのTLDRを凝縮し、1つの目標にレーザー照射したものです。
バグバウンティのスキルを高めましょう! subfinderやhttpxのようなツールを使ってターゲットを特定し、充実させ、優先順位をつけることを学びます。 高度な偵察技術を使って、隠されたファイル、機能、脆弱性を発見します。 サイバーセキュリティにおける「未知の未知」を発見する技術をマスターしましょう。 ぜひご参加ください!
今日のダイナミックなウェブ・アプリケーションのエコシステムでは、アプリケーションやバックエンド・システムのストレージで使用するため に、データをサニタイズ、翻訳、操作する数多くのデータ操作プロセスが存在します。 これらの同じプロセスは、中間セキュリティシステムから攻撃ペイロードを難読化するために、バグハンターによって活用されることもあります。
バグ・バウンティ・ヴィレッジでは、世界有数のバグ・バウンティ・プラットフォームであるHackerOne、Synack、YesWeHack、Intigritiの4社のコミュニティ・リーダーが一堂に会し、バグ・バウンティ・プログラムの将来について、それぞれの専門知識とビジョンを共有します。 コミュニティの著名なハッカーがモデレーターを務めるこのパネルでは、バグ報奨金分野における最新のトレンド、課題、イノベーションについて探求します。
経験豊富なバグバウンティプログラムマネージャーとハンターによるパネルディスカッションにご参加ください。 新たな技術や脅威の中で、バグ報奨金の重要な疑問、課題、戦略、将来について議論します。 バグ報奨金の重要性、成功の要素に焦点を当て、プログラムを成熟させるための提言を行います。 学習とネットワーキングの絶好の機会です。
10年にわたる高い評価を得ているウェブセキュリティ研究の背後にある頭脳を紹介します。 技術的なことやキャリアに関する私たちの考えを尋ねたり、あなたが見つけたクールなものを共有したり、Burp Suiteの機能要望を私たちに殺到させたり、あるいは単に挨拶したりしたい方は、この機会をお見逃しなく! また、DEF CONで3つのプレゼンテーションを行います。 このセッションはカオスになるかもしれませんのでご注意ください。
本稿では、本稿では、2024年8月8日から11日に開催される「DEF CON Bug Bounty Village」の概要についてまとめて紹介しました。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
こんにちは、morioka12 です。
本稿では、レバテックLABのメディアにて、バグバウンティに関するインタビュー記事が公開されたため、その記事について紹介します。
この度、有難いことに「レバテックLAB」のインタビュー取材を受けてきました。
— morioka12 (@scgajge12) June 25, 2024
その魅力は「お金」——だけじゃない。バグハンター界のホープが語る、バグバウンティに取り組む理由とその醍醐味 | レバテックラボ(レバテックLAB) https://t.co/6K8IhjP5AF pic.twitter.com/hFjBTUZU4x
https://levtech.jp/media/article/interview/detail_466/
Webサービスやスマホアプリなどを提供する企業が、外部のホワイトハッカーの力を借りてサービスの脆弱性を発見し、報奨金を支払う制度、通称「バグバウンティ(Bug Bounty)」。日本でも徐々にその存在が認知されるようになったとはいえ、まだまだその実態は謎に包まれています。一方海外では、大手企業が数千万円の報奨金を設定したバグバウンティのプログラムを開催し、多くのプロのバグハンターが活躍するなど、すでに熱狂を極めている様子。
日本にも、「バグハンター」として活躍している人がいます。2024年春新卒でGMOサイバーセキュリティ byイエラエ株式会社に入社した森岡優太さんは、2020年ごろからバグハンターとしての活動を始め、以降積極的にネット上でバグバウンティの魅力を発信し続けてきました。そんな彼をお招きし、知られざるバグバウンティの世界を覗いてみましょう。
目次
個人的には、バグハンターの視点として以下のようなメッセージをインタビューを通して貢献できれば幸いです。
学生のためのサイバーセキュリティイベント「P3NFEST」が8月31日に開催されます。
私は、ハンズオン講座の講師を担当します。
このハンズオンについて 本講座では、バグバウンティにおける初期調査や脆弱性調査などの方法をハンズオン形式で実施します。
特にバグハンターとしての視点で、実際のバグバウンティの対象に対してどういう情報収集をしたり、どういう観点で脆弱性調査をするかなどのポイントを押さえながら、一緒に体験していただきます。
また、今回は調査対象をドメイン(WebサイトやWebアプリケーション)に限定して、Webセキュリティの要素のみを取り扱います。
8月31日に開催される、学生のためのサイバーセキュリティカンファレンス #P3NFEST でハンズオン講座の講師を担当します!
— morioka12 (@scgajge12) July 3, 2024
タイトルは『実践的なバグバウンティ入門』です。
申し込み開始は、7月5日朝9時からだそうです!https://t.co/lrABF4Po97
本稿では、レバテックLABのメディアにて、バグバウンティに関するインタビュー記事が公開されたため、その記事について紹介しました。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
こんにちは、morioka12 です。
本稿では「NahamCon 2024: Main Track - Hosted by Critical Thinking - Bug Bounty Podcast」について個人的に簡単なまとめを紹介します。
(私はリアルタイムで視聴していましたが、終了後は YouTube Live のアーカイブが非公開のため、公開されてる情報をもとにまとめています。)
We'll be going live with Day 2 of #NahamCon2024 in a few hours with some amazing talks from @infosec_au, @zseano, @TomNomNomm @gregxsunday, @Jhaddix, @0xLupin, @GodfatherOrwa, @rez0__, @Congon4tor, @InsecureNature and @JoeLeonJr!
— Ben Sadeghipour (@NahamSec) May 25, 2024
🗓️9:00 AM PST
📍https://t.co/5IwymGTHaO pic.twitter.com/r8h9xadv4J
. @0xteknogeek and I are hosting NahamCon today and we're PUMPED!
— Justin Gardner (@Rhynorater) May 25, 2024
The line up is so good - all well respected, top hunters speaking on their bread-and-butter.
Definitely a high ROI conference. Check out @NahamSec's YouTube to tune in! pic.twitter.com/Dkl7NQBz1P
NahamCon 2024 Schedule
Thanks for everyone watching my keynote on WAF bypasses at Nahamcon. You can find my slides here: https://t.co/1TTLWz7woz
— shubs (@infosec_au) May 25, 2024
Epic presentation on WAF bypass by @infosec_au at NahamCon by @NahamSec
— Jason Haddix (@Jhaddix) May 25, 2024
I did a bakeoff for these types of tools a while back;
Here are some of your choices by type of infrastructure you want to proxy by!
Socks + Proxying:https://t.co/msod9lmrFBhttps://t.co/mPcPYFZDZd…
Released as part of #NahamCon, an SQL injection cheatsheet like no other:https://t.co/KDpvOnoedd
— Tib3rius (@0xTib3rius) May 24, 2024
I'll be updating it soon with more examples, but it covers so much useful info! Thanks @NahamSec for inviting me to do an SQLi workshop!
.js files are your (best) friend by @zseano is live now at #NahamCon2024! pic.twitter.com/cXO5epxI6q
— Ben Sadeghipour (@NahamSec) May 25, 2024
Working on updating @renniepak 's JS parser bookmarklet that @zseano talked about today at Nahamcon! 🫶 pic.twitter.com/USpHtmxXkD
— Jason Haddix (@Jhaddix) May 25, 2024
Thanks to everyone who watched my NahamCon talk!
— TomNomNom (@TomNomNom) May 25, 2024
If you're interested, I actually did end up writing it with HTML and JS from scratch instead of using PowerPoint or Google slides. The whole thing was done in-browser.
Thanks a ton to @NahamSec @0xteknogeek and @Rhynorater :) https://t.co/rQjcJSm3Ee
My talk is coming up for NahamCon! @NahamSec
— Jason Haddix (@Jhaddix) May 25, 2024
Here is the work-in-progress XSS mutation bot:https://t.co/t4s31gVagA
and the work-in-progress Acquisitions Bot:https://t.co/AkbJqSJWxc
and the work-in-progress Reporting Bot:https://t.co/gnGWgTc9B6
and my epic general web…
In under 20 minutes, @Jhaddix will be presenting his "Practical AI for Bounty Hunters" at #NahamCon2024 followed by @0xlupin's "GraphQL is the New PHP"! pic.twitter.com/p0Es8eI9tf
— Ben Sadeghipour (@NahamSec) May 25, 2024
Live with @GodfatherOrwa at #NahamCon2024! https://t.co/9SJHtI5tKn pic.twitter.com/GFF6y9sadq
— Ben Sadeghipour (@NahamSec) May 25, 2024
https://x.com/GodfatherOrwa/status/1794391269864808615
🔥@rez0__ showing us how to create a @CaidoIO plugin using AI, followed by @Congon4tor's "Deep dive into AWS Instance metadata" pic.twitter.com/wLxdF7NxZ4
— Ben Sadeghipour (@NahamSec) May 25, 2024
Our entire team at #NahamCon gets excited every year when we see @InsecureNature's submission.. and this year is no different! Join us as we close out #NahamCon2024 with "Subdomain takeover can be so much worse than phishing" in ONE hour! pic.twitter.com/HqdE3kopoy
— Ben Sadeghipour (@NahamSec) May 25, 2024
本稿では「NahamCon 2024: Main Track - Hosted by Critical Thinking - Bug Bounty Podcas」について個人的に簡単なまとめを紹介しました。
ここまでお読みいただきありがとうございました。