問はず語り

コンプラ遵守。

「ICQ」、6月26日をもってサービス終了

ああ、そういうのあったねえ~と懐かしく思った方、どれくらいいるだろうか。

ICQとは、その昔ネット黎明期(20年位前。いや、もっと前だったかも)に人気を博したPC用コミュケーションツールで、当時はインスタントメッセンジャーと呼ばれていた。ざっくり言うと、Lineの大先輩みたいなチャットアプリ。
テレホーダイの時間になるとICQを起動、フレンドと夜な夜な他愛もない会話をしていたものだ。

pc.watch.impress.co.jp

懐かしさのあまり、仕舞い込んでいたWindows95マシンを引っ張り出して起動してみたところ、インストールしたまま残っていた。


△左がヤフーメッセンジャー、右が当時のICQ。さすがにログインはできなかった。Win95PCが起動できたことにも驚き。

ICQ以外にも様々なチャットアプリが登場し、そして消えていった。その中で過去利用していたものから現在利用しているものまで振り返ってみたいと思う。

ICQ
ICQの語源は、I seek you。通知音が特徴的で、「アッオー」と鳥が鳴いたようなサウンドだった。チャット機能のほか、ファイルの送受信が可能だったことも当時としては画期的だった。後発の類似アプリに押されていつしか名前を聞くことは無くなっていったが、今日までサービスが続いていたことには驚かされた。

IRC
インターネット・リレー・チャットの略で、チャットサービスの元祖。動作が軽くグループチャットに向いており、ネットゲームの連絡用として使っていた。左のアイコンはIRCクライアントソフトのLimeChat。

TeamSpeak2
ボイスチャット。当時プレイしていたネットゲームのギルド戦で連携を図るために利用していた。ADSL回線でもラグが少なく、優秀なアプリだったと記憶している。

MSNメッセンジャー
マイクロソフト謹製のチャットアプリ。ICQから乗り換える人が多かった。のちにWindows Liveメッセンジャーと名前が変わり、2013年にはSkypeに統合されサービス終了となった。

Yahooメッセンジャー
MSNメッセンジャーと人気を二分していたヤフー製チャットアプリ。チャットルームが連夜賑わっていた思い出。SNSが主流の時代になるとユーザーが激減、2014年にひっそりとその役目を終えた。

Skype
2010年代初頭までは間違いなく覇権アプリだった。マイクロソフトに買収されてからは改悪が続き、SNSや他サービスにユーザーが流れて衰退。

Line
止むを得ず使ってはいるが、最低限の利用に留めている。

Discord
現在メインで利用中。チャットはもちろん、ゲーム配信や画面共有も手軽にできて便利。尚、公開サーバーにアクセスする際は念のためウイルス対策を忘れずに。

以上、インターネット老人会 会員の回顧録でした。