インドネシアの臨時国家データセンター(PDNS)にサイバー攻撃を仕掛け、同国の公共サービスを混乱させたランサムウェア集団「Brain Cipher」は、その行為について謝罪し、暗号鍵を政府に提供したようだ。
暗号鍵は 54 キロバイトの ESXi ファイル形式だった。その有効性はまだ確認されていない。
「インドネシア国民の皆さん、すべての方に影響を与えたことをお詫びします」とした Brain Cipher の声明を、シンガポールに本社を置くダークウェブ監視・情報漏洩対策サービスプロバイダーの Stealth Mole が公表した。
Brain Cipher は同声明の中で、法執行機関やその他の機関から迫られたわけではなく、自発的に復号ツールを公開したと詳述している。その一方、その高尚な行いを感謝するよう世間に求め、寄付金を受け取るためのアカウント情報まで提供している。寄付金など集まるのだろうか?