本読むうさぎ

人間と名乗るにはまだ未熟なうさぎ。考えるとは生きること。生きるために書いています。

うさぎの本棚 おすすめ本5選

最近読んでおもしろかった本をまとめました。

 

 

 

1.読書間奏文  藤崎 彩織

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SEKAI NO OWARIのピアノ担当、Saoriこと藤崎さんが本との関わりを描いたエッセイ。バンドマンと女性らしさの狭間でもがいたり、自分よりピアノが巧い同級生にどうしようもなく嫉妬したりする姿に自分が重なりました。

 

2.百年の孤独  作:Gabriel García Márquez 訳:鼓 直

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新潮文庫から文庫版が出たことで話題となった一冊。Netflixによる映像化も注目を浴びました。未開の地マコンドに移り住んだブエンディア一族の、愛と忘却の100年を描いた長編大作。とにかく読むのに疲れた。

 

3.砂の女  安部 公房

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砂の底の家に閉じ込められた男。家に住む女や部落の住民の妨害にあいながらも逃亡を試みる。今の生活から抜け出せば自由になれると信じているけど、はたして自由になれるのか。おそらく何度も読み返す作品です。

 

4.なぜ働いていると本が読めなくなるのか  三宅 香帆

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タイトル通りに、なぜ働いていると本が読めなくなるのかについて語った一冊。読書という行為がどのように価値づけられていたのか、日本の歴史を紐解きながら探っていくのがおもしろかった。自分にとって読書とは何かを考えるきっかけとなりました。

 

5.鬼と日本人の歴史  小山  聡子

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今も昔も愛される、恐ろしくもどこか親しみのある鬼。ところで、鬼とは一体何者なのでしょうか。日本人は何を鬼と呼んできたのかを見ることで、日本人のものの見方や考え方を探っていきます。鬼研究の入門としてとてもおもしろいです。

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