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HPの整備済中古PCを買ってみた ①

2024年1月にミニPCを購入したのですが、6月頃よりたまに(1週間に1,2回程度)ブルースクリーンから再起動がかかるという不具合が出てしまい、どうしても解消できない状態が続いています。
この、たまにではあるけれどエラーが出るというのが、まれには実害があり、また気分的にはかなり不愉快な状態なので、多少遅くても安定して動くであろうWindows11のPCを買うことにしました。

買ったのは、HPの整備済中古PCです。

この記事は ①として、スペックと外観、内部を主に写真で紹介します。

 

購入したのは、HP ProDesk 400 G4 DM

購入したのは、HP ProDesk 400 G4 DM (Desktop MiniPC)というビジネス用のPCです。

緊急避難的なPC購入なので、できるだけ価格は抑えたいところです。
最新のN100やN150、N97CPU搭載のミニPCもかなり安く売られていますが、よく知らないメーカーのミニPCを購入して同じトラブルにはあいたくないので、中古でもよいので信頼できるメーカーのものにすることにしました。

また、正式にWindows11をインストールできるのは、intelであれば第8世代以降のCPUとなります。(core ix 8000 番台~)
第8世代のCPUは2018年、2019年頃から一般的になっているので、ちょうど5年が経過し、官公庁や大手企業のリースバック製品が出てきているはずだと思い調べてみると・・・
予想通りたくさんの第8世代CPUのPCが見つかりました。

私は今も2016年に買った、HPのWindows10搭載PCを使っていることもあり、HPへの信頼感は個人的には非常に大きいものがあり、最終的にHPの製品にすることにしました。

 

HP ProDesk 400 G4 DM のスペックと価格

かなり多くのHPの中古PCが出回っていましたが、散々調べてAmazonで1台を選びました。
(購入したのは、2024年11月上旬)

★購入したHP ProDesk 400 G4 DM のスペックと価格

CPU:intel Core i5-8500T
RAM:16GB
SSD:512GB
OS:Windows11 Pro
MS Office 2019付属
サイズ(WxDxH):177x175x34.2mm
質量:1.25kg

価格:23,980円

RAMが8GBだったり、SSDが256GBだったりという機種が多い中、このPCのスペックと価格がもっとも満足できそうなものでした。(この価格での Officeは怪しいですが)

★新品の販売は2019年に終了していますが、製品のページは今もあります。⬇️

HP ProDesk 400 G4 DM 製品詳細・スペック - デスクトップ・PC通販 | 日本HP

 

外観

写真で外観を紹介していきます。

★17.7x17.5x3.4cm と簡単に片手で持てるサイズ⬇️

手のひらサイズ



★ちょっと擦れてるけど、自慢げな "Mede in Tokyo" のステッカー(HPはこの「東京生産」が売りのひとつ)⬇️

made in Tokyo



★前面のインターフェイス(左から、USB3.1x2(1つはチャージングポート)、ヘッドフォン、マイク、一番右は電源スイッチ)⬇️

前面インターフェイス



★背面のインターフェイス(左から、DisplayPort、USB3.1x2、VGA、USB2.0x2、RJ-45)(一番左のでっぱりはBluetoothとWi-Fiのアンテナカバー)⬇️ ピントが甘くて申し訳ない

裏面インターフェイス

 

内部

HPの製品は内部へのアクセスが非常に簡単にできます。

★ねじ1本でカバーがはずせる⬇️

ねじ1本でふたが開く



★カバーをはずしているところ(ねじを完全に外す必要はなかった)⬇️

カバーをはずしているところ



★内部の様子(隠れているが左下にCPU、左上のファンの下にRAM)⬇️

カバーをはずしたところ



★右側を拡大。上の黄色で囲んだ部分がM.2 2230のBluetoothとWi-Fiのカード。右のねじの下の金色の2つのコネクタでそれぞれのアンテナ線が接続されている。下の縦長の部品が、M.2 MVMe SSD 512GB(赤枠))⬇️

右の部分を拡大

⬆️BluetoothとWi-Fiのカードは付属していない個体も多い。このPCも付属しているかどうか不明なまま買ったので、付いててラッキー😄

★本体の上下を入れ替えて、ファンを持ち上げたところ。下に2つのメモリスロットがある(赤枠)⬇️

ファンを持ち上げる


★前の写真の赤枠の上の部分に、この基板の情報がある(2018 REV:A hp)
このPCは、2019年12月に生産終了になっているようなので、2018年のREVision:Aはおそらく初期型だと思われる⬇️
基板の情報



★メモリを1枚はずしたところ⬇️

メモリを1枚外す

 

★メモリは8GB PC4-2666⬇️

メモリの拡大 8GB



★オークションなどでも専用の縦置きスタンドが手に入らなかったので、1000円ほどの汎用品を買ってみた。開口部の幅が4cmまで対応だが、最大幅にしてもきついくらいでなんとか収まった。(スペック表ではPCの厚みは34.2mmとなっているが、底面のでっぱりがあり実質は40mmある)⬇️

縦置きスタンドの取説



★縦置きスタンドは汎用品だけど色もサイズもちょうど良い感じ😃 ⬇️

縦置きスタンドを使って使用中



★2024年1月購入のミニPC UM773 Liteとのサイズ比較。HPの方がかなり薄い⬇️

ミニPCとの比較

 

① のまとめ

購入から1カ月ちょっと、毎日使ってます。
2018年か2019年の中程度のビジネス用PCなので、決して速いわけではありませんが、不安な部分は全くなく、非常に安定して動作中です。

Windows11もボリュームライセンスではなくきちんとしたライセンスでした。
そのあたりの事や、電池交換、BIOSアップデートなどの話は次回以降に。

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