今日は、
エンジニア職としてのやりがいは何ですか?
という質問についてお答えしたいと思います。
単刀直入に回答すると、エンジニアって圧倒的にコスパの良い仕事だからというのが正直なところですね。
エンジニアを選んだ理由
小さい子供の頃からプログラムをやっていてモノづくりが得意だったとか、数学的な問題を解くのが好きだったとかでエンジニアになった方にやりがいを訊くと、恐らく「自分のアイデアを世に提供し多くの人が使ってくれることにやりがいを感じる」などと答えることが多いのではないかなと思います。
ただ、私の場合は小さい時になりたかったのはプロのサッカー選手だったんですね。でも、大学の頃に膝の靭帯を切ってしまい諦めるしかありませんでした。
そこでどんな職を就こうかなと、公認会計士、医者、弁護士、マーケティングなどいろいろ考えたんですが、探していくうちにエンジニアが最もコスパ良くお金を稼げるということに気付き、エンジニア職に興味を持ったんです。
あとは、大学の教授にも相談したら「これからはITと英語ができれば食っていけるよ」と言われたことも大きかったですね。
敷居が低いのに高給を稼げる
とは言え、コスパが良い職って他にもいろいろとあると思います。
代表的なのは医者や弁護士などですかね。
ただ、そういった職に就こうとすると自分の青春時代を費やしてかなりの勉強をしなければなりませんし、さらに医学部だと相当なコストが掛かってしまいますよね。
しかも全ての人が医者や弁護士になれるわけでなく、国家試験にも合格しなければならないわけですから、かなり敷居が高いと言えます。
でもエンジニアだとそこまでお金や時間を掛けることもなく誰でもなることができるので、そもそもの敷居が低いんですよね。
そして、アメリカのシリコンバレーだとエンジニアの年収って3000万円程度が普通だったりして、かなりお給料が良いです。
しかもこちらは勤務時間も朝9時から夕方5時までで毎日定時に帰れますし、仕事もそんなにプレッシャーなく、ジョークなんかもたまに言いながら、汗水を垂らすわけでなく机の前に座りカタカタ指を動かすだけの仕事なので結構楽なんですよね。
他のお給料が良いと言われる職種と比べても、それほど忙しくなく楽でお給料が良いというのはやっぱりエンジニアの特徴だと思います。
日本のエンジニアでもコスパ良く稼げるのかと言われたら(アメリカのエンジニアと比べてしまうと)確かに疑問に思う点もありますが、それでも世界中にある他の多くの職種と比べた場合は圧倒的にコスパ良く稼げる職種はエンジニアで間違いないかなと思います。
今後もコスパも良く稼げるのか
これは近い未来の範囲で言えば、エンジニアの需要は確実にどんどん伸びていくかと思います。
医療、アパレル、食料、といった他の業界と比べてみてもIT業界だけ異常に膨れ上がっており、現在エンジニアが足りないという状況ですからね。
エンジニアの需要は今後も必然的に高まっていくので、今からエンジニアを目指すという方は何も心配なくてもよいと個人的には思っています。その裏付けとも言えますが、海外からアメリカで働きたいという方で就労ビザがおりやすいのはITエンジニアです。アメリカ就労ビザ取得者の7~8割がエンジニアと言っていいと思います。
これは何を意味しているかというと「アメリカの国家としてもエンジニアだったら就労ビザを出しますが、他の職種ではビザを簡単に出しませんよ!」と言っているようなものです。
つまり、今、経済大国のアメリカが求めているのはエンジニアなんです。
なので今後もエンジニアの需要があることは容易に想像できるかと思います。
評価のされやすい職種
会社から「この仕事できる?」とタスクが振られた時に、それがきちんとできるようであればお給料が高くなっていきますし、できなければ解雇といった感じで、自分のスキルで勝負ができるんですよね。
他の職種って自分のスキルが高くても勝負ができないことって多くないですかね?
例えば、営業職だと会社から指定された営業エリアで決まってくるかと思います。
東京であれば売上が上げやすい一方で地方だと売上を上げるのが難しい場合など。どんなに営業スキルが高かったとしても人口が少なければ限界がありますしね。
管理職やマネージャーだと、部下の優秀さで自分の評価が変わってきてしまうところがありますよね。マネージャーがどんなに優秀だったとしても、使い物にならない部下がそろっている場合は評価を上げるのが難しかったりします。
他にも飲食店の店員さんなどは、愛嬌が良くどんなに素晴らしい接客をしたとしても給料はお店のオーナーさん次第ですし、そういったコミュニケーション能力って評価されにくいと思います。
でもエンジニアって、プログラムのコードをどれだけ書いたで評価されます。一緒に働く他の人の影響って受けにくい職種なんですよね。
私も他の社員とのコミュニケーションは取りますが、仕事が割り振られた時は(コミュニケーションよりも)その仕事に没頭して成果を出すようにしています。
こういった、自分の努力次第でお給料は上がるし、逆に自分の努力が足りなければお給料が減るというところはすごく面白みがあると思っています。
スポーツの選手と似ているというところもあるかもしれませんね。サッカー選手だとやっぱりチームのために考えてプレーはするんですが、そもそも自分のスキルがなければ試合に出られないですし、ゴールを決めなければお給料も増えないかと思います。
シリコンバレーのエンジニアというのも、チームのことを考えてプログラムを書くものの、やっぱり自分の持っているプログラムスキル、さらには自分がチームに必要なんだ!というアピールをして、それが評価もされればお給料は上がっていきます。
そういった点ではプロのスポーツ選手と一緒かなと思います。
ということで、もちろんクリエイティブで世界中に影響を及ぼすことができるという面でのやりがいもあることはありますが、一番は
・自分個人のプログラムスキルで評価される
・コスパの良い仕事
という点が、最もやりがいを感じるところというのが私の正直な回答となります。
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酒井潤
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