455: 1/2 2011/10/11 14:10:12
子供のころに、姉と近所の子と一緒に砂場で遊んでいた時、 
飽きた私はベンチの上にある日差し除けの覆いに飛び乗って遊び始めた。 
ベンチからジャンプし覆いの端に指をかけてぶら下がっては地上に飛び降りる。 
それを何度か繰り返して遊んでいたんだけど、とうとう手が滑って落ちた。 
あまりの痛みにしばらく動けず、砂場で遊ぶ姉と友達が遠く感じた。 
その内、私のうめき声に気付いた姉が、曲がった私の左手首に驚き、自宅へ飛んで帰った。 

姉と共に駆け付けた母はかまぼこ板と包帯を持っていた。折しもその日は休日。 
病院はあいておらず、少し離れた救急指定の小さな整形外科医院に連れて行かれた。 
医者はかまぼこ板にまず笑い、簡単な診察をして骨折ですねと診断。 
私は添え板を当てられ包帯でぐるぐる巻きにされ、全治1か月と言われた。 
その治療に母はレントゲンは撮らないんですかと詰め寄ったが、医者は必要ないと。 
そんなに心配なら今から別の病院に行けば良いでしょうとまで言ったらしい。 
私はよく覚えていないんだけどね。

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456: 2/2 2011/10/11 14:11:15
腹を立てた母は翌日、総合病院に私を連れて行き事の次第を伝え、
もっときちんと診察して欲しいと訴えたそうだ。
結果、レントゲンの後に私は手術と入院が必要なとても厄介な骨折だと判明。
手術後は肘までギプスで固められ全治3か月で半年は体重をかけるなと言われたほど。
医者曰く、下手をしたらお宅のお子さん、左右の腕の長さが違って成長していたかも、だと。
その後数年間は、母から折に触れて「ちょっと腕をそろえて見せてみなさい」と、
何度も腕の長さを確かめてはほっとする、という事が繰り返された。
後から知ったが、最初に行った小さな整形外科医院は近所では有名なやぶ医者だったらしい。
でも救急指定だから近所の学校でけが人が出ると真っ先に運び込まれてしまい、
後から別の病院に移るのが定石になっていたくらいだそうだ。

人生初の骨折の上、病院での母の滅多にない怒った姿と、
左腕が成長しないかもと数年間はちょっと不安で怖かった。

457: 名無しさん@HOME 2011/10/11 14:15:52
なんで藪が救急指定になっていることが多いんだろう
以前住んでいたところの救急指定も
「天国に一番近い医者」と呼ばれていたよ

459: 名無しさん@HOME 2011/10/11 14:18:36
ちゃんと他の病院に連れて行った母GJ!

460: 名無しさん@HOME 2011/10/11 14:21:12
救急指定されると患者が確保されるから怠慢がうまれるんじゃない

461: 名無しさん@HOME 2011/10/11 14:25:27
救急は元取れない(人件費が高い・夜勤する医者の確保が難しい)から
指定をいやがる病院は多い。

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462: 名無しさん@HOME 2011/10/11 14:26:02
藪だからガラガラなんだろ。
救急としてはとりあえず病院に突っ込んどきたいから
そういうところが指定されるんだと思われ。
空きがなくてたらいまわしってことがなくなるもんな

463: 忍法帖【Lv=40,xxxPT】 2011/10/11 14:33:53
>>457
友人が救急で運び込まれたところも薮だったよ。
このご時世にベッドがガラガラでいつまでもいていいよ~って雰囲気だった。
やっぱりすぐにみんな転院するから空いているらしい。

464: 名無しさん@HOME 2011/10/11 14:45:43
中学の柔道部で鎖骨折って運ばれた柳瀬病院は藪だったな。
なんせ盲腸で氏んだといううわさがあった。
鎖骨の手術中も「兄ちゃんも疲れたろ?わしも早く帰って美味い酒が飲みたいから
とっとと片づけちゃる!」と言いながらぐいぐい縫った。
「せんせい、あとが目立たないように丁寧に・・・」「おとこはぁ生きざまよのう。」
この人大丈夫か?と思った。
2週間の入院中、仲良くなったおばさん看護婦に聞くと盲腸は都市伝説ではなかった。
ひと月後にブサを外すと松本零士の主人公のようなアルカディア号の旗の下に集う
ような凄い縫い跡ができたいた。
南砂のその病院は数年後に廃墟になっていたよ。

465: 名無しさん@HOME 2011/10/11 14:46:44
>>457
藪だから救急指定でもしないと経営続けられないのかもしれない・・・
もちろん全ての救急指定病院が藪だとは思わないけどね。

467: 名無しさん@HOME 2011/10/11 14:54:24
>>455
お母様GJ!
わが子のために必氏だったのでしょうね
治って良かった

468: 名無しさん@HOME 2011/10/11 15:00:19
>>464 まだ中学生に「おとこはぁ生きざまよのう。」 は無いなぁw
「アルカディア号の旗の下に~」でまだよかった
私鉄路線図じゃ男の子でも辛いもの

470: 名無しさん@HOME 2011/10/11 16:50:27
>>464
わざとじゃないか?その縫い方・・・
でもちょっとかっこいいかも///

482: 名無しさん@HOME 2011/10/11 19:39:34
家から一番近い病院が藪だった

私が厨房の時全身に発疹が出て、ちょうど風疹が流行ってたから、「風疹じゃないですか?」
って聞いたら「違います、伝染らないから学校行って良いですよ」って今思えば病名も聞かされてない
んで学校行ったけど調子悪くて保健室行ったら、保険医さんが「あなたこれ麻疹だからすぐ帰りなさい」

数年後姉が腹痛で見てもらったら「食当たりですね」で薬渡され帰されて
翌朝良くならないんでもう一度見て貰い母が「盲腸じゃないんですか?」て聞けば
座ってた姉に「立ってしゃがんでもう一度立ってみて」って姉がやって見せたら
母に「盲腸ってこんな事出来ない位痛いんですよ、だから違います
どうしてもって疑うんなら化膿止め打っときますね」

さらに翌朝姉が布団から這って出てきて「どこでもいいから別の病院に連れてって」
大急ぎで隣町の総合病院に連れて行ったら盲腸で緊急手術、もうちょっと遅かったら破裂してたらしい
母の一言が無くて化膿止め打ってなかったら夜中に破裂してたかもしれない

ちなみに叔母がその病院で看護婦してたんだが
99の出来ない看護婦、夜勤中に男と会うために抜け出すビッ看護婦、時計の読めない看護婦、
「年幾つ?」と聞いただけで泣きだした看護婦など香ばしい話を色々聞かせて貰いました
その話先に聞いてたらそんな病院行かなかったよ.…

今はもう潰れてるので安心

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