『人生、第２のステージへ』

9月最初の日
朝、お兄ちゃんを高校まで送迎しようと右折するタイミングをとっていると・・・
『ガッシャーン』
えっ、何？
「ぶつけられた」と言うお兄ちゃんの声で現実を把握。

あ～、まじか～

とりあえずゴトゴト変な音や引っ掛かりがあるなか歩道まで動かし停車。

車を止めたと同時に
「じゃーやー」と笑って登校するお兄ちゃん。
逃げられた・・・。
まっ、確かにヤツがいても意味はないからな

事故処理中も願うは「誰にも見られてませんように」

地元での事故は恥ずかしい。
朝のダッシュの時間帯で、しかも国道58号線。
あと1つ信号越していたら、確率は倍以上になる

思ったよりも早く警察官も来てくれて、事故処理も終わる。
相手よりも処理が早く終わっていたので、変な音がするから動かさない方がいいかな？と若い警察官に相談してみた。

すると、何と親切な警察官

タイヤに引っ掛かっている部品を取ってくれた。

「これ(部品)は持ち帰ってくださいね」と優しく渡してくれたのに、後ろのタイヤをまだ触っているのにも関わらず、思わず部品を片付けようとスライドを開けてしまう笑

あっぶね～


みんなが解散した後、車をどうしようかと保険屋に電話をしようと車に乗り込むと・・・

やっちまったーーーー

Tシャツが後ろ前反対だった

忘れてた

家から出てすぐに気がついたけど、運転中だしお兄ちゃん下ろしてから直そうって思っていた。

恥ずかしーい

相手も警察官も4人とも若かった。
このおばさん・・・って、目のやり場に困ったんだろうな

早く職場で話したく出勤したかったが、すぐに車も無いだろしビックリもしたはずだから休んでって優しい言葉。

もちろんすぐにTシャツは直しレッカーを待つ。

レッカーのお兄さんもとても親切で、修理はディーラーがいいのか整備工場がいいのか迷っているといろいろと教えてくれた。

みんな親切だな～

ドナドナのように車を見送ったら再び現実に戻る。

やばっ、どうやって帰ろう。

ポツンと1人ボッチ。

タクシーでも１メーターの距離。
乗るのはちょっと申し訳ないってか恥ずかしい。

歩くには国道沿い。
それも恥ずかしいが・・・。

帽子を深々とかぶり汗だくで帰りました。

次の日、職場の子に話すと大爆笑

ちゃんとネタに出来ました

まっ、相手も私も何ともなかったから笑えるけどね
もちろん、お兄ちゃんも何ともなかったです。