２０２３年　５月３日　岩手県平泉町の達谷窟毘沙門堂

GW後半の４連休が始まりました。
私たちも遠征？
いやいや県外ではありますが、一般道で十分日帰りができるということで平泉町にある達谷窟毘沙門堂に参りました。


今年も最強のお札と言われる牛玉寶印（ごおうほういん）のお札をいただくために参りました。
中尊寺周辺では丁度東下りと呼ばれる大きな催事のある日です。
逆に今なら空いてるかな？とたくらんでの訪問でした😅
拝観料一人５００円を納めての入場です。


宮城県の県北から岩手県南部には東夷の伝説があちこちで多く残っており、この寺もその一つです。
アテルイではないようですが、周囲の伝説から考えてみるとかなり強力な豪族がいたのでしょうね。
坂上田村麻呂が豪族との争いで勝利した後、敵味方関係なく丁寧に供養したのが縁起になっているようです。
清水寺に似せた懸崖作りもその逸話からきているのでしょう。
このお寺、さほど広くはないのですが、いろいろな植物があって、それも楽しみの一つであります。
さっそく見つけたのはユキザサですね。
咲き始めです。


紫のかわいい花はミヤマヨメナでしょうか。


ラショウモンカズラですね。


これはセリバオウレンの実生です。
あちこちで密集してました。
咲いていたらきれいでしょうねぇ。
拝観料もかかるし、冬道もあるので見に来るかどうかは分かりませんが・・・😅


エビネが咲いてました。
去年はちょっと痛んだ頃だったのですが、今年はフレッシュな花を見られましたよ😊


庭を整備していた方に話をうかがうと、先代の住職の奥様が花好きだったとか。
伝説の残る場所に花があるとそれだけ供養になりそうな・・・？
背後にはスズランがありましたが、まだ花はなかったね。


階段を上り堂宇に入って昨年のお礼と今年のご加護を祈りました。
内部は撮影禁止なので写真はありませんが、毘沙門堂なので勇ましい仏像がたくさんありました。
中央の祭壇には秘仏でもあるのかな？
１０００円を賽銭箱に入れて無事に牛玉寶印のお札をいただきましたよ。


堂宇を出て今度は北限の磨崖仏とも言われる岩面大佛にご挨拶です。
平安時代の東北地方の内乱、前九年後三年の役での戦没者を供養するために源頼義が弓張で彫ったとか？


弁天堂がある蝦蟇ヶ池に映る堂宇を撮影。
今度は金堂へと向かいます。


ここでもガマズミが咲いてましたよ。


シャクナゲは咲き始めです。
淡い色がきれいでした。


ここにもチゴユリ発見！


金堂にきましたよ。
金堂とはいえ、平成の建物です。敬意を払って合掌してきました。


これはマイズルソウですね。
深山にあるイメージでしたが意外とそうでもないのかも？


泉ボタニカルガーデンでも見た八重咲きのニリンソウ。
ここにもあったのね～😊
これは園芸品種なのかね？


金堂の奥に池があるのですが、今年は立ち入り禁止でした。
去年サクラソウがあったので探してみると、ありましたよ。
立ち入りができないのでズームして撮影です。


無事に最強のお札もいただき、これで今年も一安心ですかね😅
今年は前厄だし、仕事も忙しくなったので神頼みも併せて自分でも気を付けないとね。
お札はパネルに入れて玄関にお祀りしました。


次に参ります～。

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