２０２３年　９月２日　宮城県栗原市の数又養魚場

９月に入ったとはいえ、まだまだ厳しい暑さが続きそうです。
高原に行って美味いものでいただくかぁということで、栗駒山麓にある数又養魚場に参りました。


標高６００ｍの森の中にある養魚場です。
育てた魚を使って料理を出してくれるんですよ。
山の中だけあって我が家からでも１時間半はかかるかな。


開店前に着いたので養魚場を見学させてもらいました。
ここで育てているのは渓流の王様、イワナです。
魚影が見えますねぇ。
このようなプールがいっぱいあって、大きさ別に分かれているんです。


栗駒山のきれいな水で育てられているんですね。
養魚場を初めてもう５０年以上なんだそうです。
現在のご主人は２代目なんだそうですよ。


お店が開いたのでお邪魔します。
３年前にもお邪魔したのですが、まだ新しさの残る建物です。
ご夫婦二人で切り盛りしているので、座布団をしいたり、お冷やを出したり、料理のサーブもセルフです。


メニューを拝見
オーダーするのは決めてきたけどね。


ホントは日本酒を飲みたいところですが、グッとこらえて😅


オーダーを伝えると早速厨房では料理が始まります。
ご主人が捌いて、奥様が焼きですね。
目の前の産地直送なので抜群の鮮度です。
ただしその分、調理もイチから始まるので、時間の余裕が必要ですよ。


最初の料理が到着です。
今回は岩魚重をお願いしました。
ドーンと開いた岩魚が３尾。
衣を付けてフライにした物をさらに蒲焼きにしています。


付け合わせは骨までほぐれる岩魚の甘露煮。
地場産の蕗の煮付け
　

イワナの南蛮漬けと自家製のたくあんです。
　

お吸い物です。
中にある白くて丸いのはイワナの肝だそうですよ。
歯ごたえが楽しくて美味しかったです。


イワナの蒲焼き。
素晴らしい照りですねぇ。


身は白身で柔らかいです。
甘辛のタレとの相性も抜群でした。
特に皮目が美味くて吸い込まれるように胃に収まっていきます。


イワナの刺身が到着しました。
川魚を刺身で食べられるなんて、すごいですよねぇ。
淡泊かと思いきや、適度に押し返すような弾力があって、味も濃いのです。
きれいな水で養殖しているから安心して美味しくいただけるのです😋


あ～食べ終わってしまうのがもったいない！
と思いながらもきれいさっぱり食べてしまった😋


付け合わせの副菜も美味しかったですよ。
たくあんはこの辺の名産、耕英大根を使っているのでしょうか。
蕗も摘んできたものですね。
山奥にあるにもかかわらず、県内外からお客さんが来るところなんですよ。
この記事が出る頃は、栗駒山も神の絨毯と形容される紅葉シーズンです。
機会がありましたらぜひ！


次に参ります～。

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