2020年 7月18日 岩手県陸前高田市の普門寺

2020年08月11日
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岩手県
こんの直売センターで美味しい磯ラーメンをいただいて後、ほど近くにある普門寺に参りました。
普門寺についてHPからのコピペです。

2006年に開山500年を迎えた、岩手県陸前高田市にある曹洞宗の寺院です。 境内には岩手県指定文化財である三重塔、木造伝聖観音像、絹本著色愛染明王画像などがあり、東日本大震災の後奉納された沢山の仏像が本堂や境内各所にまつられております。夏になると岩手県指定の天然記念物サルスベリが満開になります。季節によって趣の違うお寺です。



山門をくぐると、深い杉木立の中に参道があります。
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シトシト雨の降る中、参道を進みます。
杉の巨木の息遣いを感じさせるような、ちょっと神秘的な景色でした。
階段を上ると左右に石仏群が広がっていました。
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震災の犠牲者を追悼しての五百羅漢像だそうです。
ユーモラスな表情なだけに、ちょっと心が締め付けられる思い・・・。
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お寺の全景です。正面に本堂、左側に参集殿、右側が庫裏になっているようです。
左右の大きな木は岩手県の文化財の指定されている百日紅の巨木です。
巨木の根元にはきれいに苔が繁茂していて雨にあたってきれいです。
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本堂です。明治10年に再建されたものです。
陸前高田市は気仙大工の故郷なんです。
これらの建物は気仙大工の手によるものなんですね。
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彫刻もさることながら細かな欄間や格子天井など気仙大工らしい繊細な造作がみられます。
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本堂の裏手に回ると庭園があります。
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ここには江戸時代に作られた青銅の大仏があります。
5mの高さがあるそうです。
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庭園です。
山の高低差を使った立体的な庭園ですねぇ。
睡蓮が咲いていて、鯉がゆうゆうと泳いでいました。
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三重塔です。
線の細い繊細な造りですね。
江戸時代末期文化6年の建築だそうです。
実はこの頃には寺社建築における縦横比などが決められた木割が全国に普及していたはずなのですが、なぜか気仙大工は木割を無視してこの塔を建築したそうです。
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特に軒天井が個性的で、一層目は垂木を並行に配し、二層目は垂木を排して一面に彫刻を設け、三層目は垂木を放射状に配した扇垂木になっています。
すごい!
でも晴れてるときに見たかったな~(>_<)
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境内には石仏があちこちにあります。
この中には震災後に奉納された石仏もあったのでしょうか。
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これからも地域の中で祈りの場として大切に受け継いでいきたいですね。
本日のドライブはここまでです。
再び三陸自動車道に乗って一目散に帰りました~
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Snufkin
Posted by Snufkin
ご訪問ありがとうございます。
気に入ったところは何度でも行っちゃうんです。
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