新型コロナウイルスの影響で屋外レジャーへの注目が高まっている現在、密にならずに楽しめる「釣り」は今までに無いほどブームになっているらしい。

かねてから1度はやってみたいと思っていたんだよね。竿もリールも持ってないけど、私もこのブームに乗っかって釣ってみようじゃないか。────グミを。


・話題沸騰中! 知育菓子Ⓡ「グミつれた(税込151円)」

グミを釣り上げて食べる、という新感覚のお菓子「グミつれた」は、CMでおなじみ「ねるねるねるね」などを販売しているクラシエフーズの商品だ。

2011年から2015年にかけて販売されていたそうだが、今年2月にリニューアルして再登場。何もないところからグミが産み出されていく様子が、もともと知育菓子Ⓡに慣れ親しんでいた中高生の間で話題となり、インスタやTikTokで一気に拡散されたようだ。

私も知人のSNSで存在を知ったのだが、あまりの錬金術っぷりに最初はCGかと思ったほど。不思議な光景すぎて、1度見始めたら思わず凝視してしまうだろう。

・さっそく釣りにチャレンジ

袋の中身はこんな感じ。パッケージ裏の作り方を参考に、さっそく作っていく。

まずは規定量の水を入れた丸型の容器に「ジュースのもと」を溶かし、

花形の容器には水と「あわソースのもと」を入れ、釣り上げたグミを付けて食べるためのふわふわソースを作っていく。

ジュースにストローを入れ、しっかり隠れるよう「グミのもと」をかければ、これで釣り上げるための準備は完成だ。さあ、行くぞ! それ~!


うお!? うおおおおおおおお!

15センチ越えの大物です!!

これはやばい。めちゃくちゃ面白い。ゆっくりゆっくりストローを上げたら、なかなかにでかいグミができあがった。SNSで動画を見ているだけでも面白かったが、実際にやってみると程よい難しさも相まって、よりでかいヤツを釣り上げようと躍起になってしまう。

どうなってこうなっているのか文系の私には仕組みはサッパリだが、山なりに置いた粉をストローで持ち上げることで、ジュースと接してる面がどんどんグミになっているようだ。

釣り上げたグミは、隣のあわソースにつけていただく。ジュース単体はとても甘く子供向けな味だったが、グミにしたのちあわソースに付けて食べることによって、ほどよく酸味が加わり大人の私でもおいしく食べられた。

・気になる「グミつれた」の仕組みとは

できあがる過程があまりにも不思議なので、クラシエフーズの広報さんに思い切って仕組みを聞いてみたところ、やはりそこは企業秘密だそう。そりゃそうだ、手品のタネ聞いてるようなもんだもんな。

それに知育菓子Ⓡは、子供たちが好奇心を持って挑戦し、成長していくことに寄り添っていきたいというコンセプトのもの。仕組みがどうなっているんだろうと興味を持つこと自体が大切なんだろう。もしかしたら「グミつれた」にハマった子供たちの中から、後に科学の分野で名を残す凄い人が出てくるのかもしれないなぁ。

参考リンク:クラシエフーズ「グミつれた」
執筆:まろ
Photo:RocketNews24.
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▼粉を山なりにセッティングし、ゆっくりゆっくり持ち上げるのが、大物を釣り上げるコツかも!? フル動画はこちらで。

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