バタースコッチ……はて、ウイスキーの一種かしら? そう思ったのは記者だけではないはずだ。スタバが2020年3月13日より『バタースコッチ コーヒー ジェリー フラペチーノ』という商品の販売を開始したのだが、バタースコッチとは何ぞや。
調べてみるとバタースコッチとは、赤砂糖とバターを主な材料として作られるお菓子の一種なのだとか。日ごろからスイーツアンテナを張っていないこともあってか、全く知らなかったぞ。そして、どんな味か全然想像できない!! ワクワクしながら飲んでみたところ……
・バタースコッチ推し
『バタースコッチ コーヒー ジェリー フラペチーノ(税別590円)』はミルクがベースで、スモークバタースコッチフレーバーソースをふんだんに使用したドリンクだ。カップの底にはコーヒージェリーも入っている。
カタカナが多く、何を言っているのかイマイチよく分からなくなってくるが、ポイントはこのソースだ。ドリンク本体にこれでもかという程入っているようで、極めつけにホイップの上からもかけられている。どんだけバタースコッチ推しなんだ!!
・知った顔に出会えた感覚
実際に飲んでみたところ、想像以上にバター感が強い。割とドッシリ目の味だ。飲み進めるに従い、どこかで口にしたことのある味であることに気付くだろう。そう、プリンにとても良く似た味わいなのだ。
記者はバタースコッチ本来の味を知らないので、そもそもそうした味なのかスタバオリジナルなのか判断がつかないが、見知らぬ土地で知った顔に出会えてホッとした気分になった次第。バタースコッチ、なかなか良いではないか!
・春らしいさくらアリュールティーラテ
また『バタースコッチ ラテ(420円~)』も同日発売されている。こちらも同じくスモークバタースコッチフレーバーソースがたっぷり。エスプレッソの豆は、ロースタリー東京で焙煎(ばいせん)した「TOKYOロースト」を使用している。
そのほか『さくらアリュールティーラテ(420円~)』なんてのも登場だ。アリュールティーとは、これまた聞きなれないが、福岡県産八女茶やハイビスカス、バラなどをブレンドした紅茶らしい。
ロースタリー東京などで販売中の「さくらアリュール」をアレンジしたドリンクであり、さくらパウダーとシロップ、そしてこのアリュールティーをミルクで抽出している。口に入れると、茶葉から染み出た酸味とさくらパウダーが合わさり、とっても春らしい味だったぞ。
・ミルクもリニューアル
一度に色いろなドリンクが出て、ついていくのがやっとだ。しかしなんと、同日よりミルクがリニューアルしたほか、しれっと選択できるミルクの種類まで増えているではないか!
環境負荷の少なさなどを考慮して、植物系由来のオーツミルクとアーモンドミルク(+50円必要)が加わったのだ。つまり今後はミルクを使うスタバドリンクに、通常のミルクと低脂肪タイプ、無脂肪乳、ソイ(+50円)に加え、これらも選ぶことができるという訳だ。
今回は試しに「さくらアリュールティーラテ」をオーツミルクで作ってもらったが、クセが少なく飲みやすい味だ。ソイミルクよりあっさりしている。次は、通常のラテでじっくり味わってみたい。
スタバよ、一気に新しいことを始め過ぎだー! と思わず突っ込みたい気持ちになったが、いずれも美味しいので良しとしよう。例によって期間限定ドリンクで『バタースコッチ コーヒー ジェリー フラペチーノ』は4月8日まで、『バタースコッチ ラテ』は6月16日までと長め。
また『さくらアリュールティーラテは材料がなくなり次第終了。そしてオーツミルクは4月8日まで、アーモンドミルクは定番化が決定している。細かくチェックしておかないと、どれがいつまでか忘れてしまいそうだな。気になる人は片っ端から飲んでみると良いかもね!!
参考リンク:スターバックス
Report:K.Masami
Photo:Rocketnews24.
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▼2020年3月13日発売『バタースコッチ コーヒー ジェリー フラペチーノ』
▼カップの底にはコーヒージェリーが
▼うむ、ウマし