京大:2015年特色入試で数学の筆記試験に五輪級超難問を出題!

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京都大学 時計台 全体   すこし京都大学に関する話題を。   今年は同大学にとって特色入試元年、ということでどのような問題が出題されるのか注目されていたわけだが、やはり京大らしく、突拍子もない超難問が出題されたようだ。京都新聞が伝えている。

急募:意欲的で尖った人間

特色入試というと聞き馴染みがないかもしれないが、端的に言えば従来の暗記重視から個性重視へと切り替えられ、「意欲的で尖った人間」が求められる試験方式だ。本件については以前「キャラフル」でも解説しているので参照して欲しい。   [blogcard url="http://charaful.net/2015/11/17/kyotouniversity-tokushokunyusi-2015/"]   今年は特色入試元年ということでどのような問題が出題されるのか注目が集まっていたが、京大は期待通りの難問を出題してくれた。   [caption id="attachment_1212" align="aligncenter" width="300"]京大 特色入試 数学 状態変化を扱ったコインの問題[/caption]   これら問題はすべて高校数学の範囲で解答可能ではあるものの、様々な単元が複合されている点が厄介で、設問による誘導がなければ数学オリンピック級の難問だろうとの予備校関係者のコメントが掲載されている。   ちなみに6月に大学のWebページ上で掲載されたサンプル問題もかなり難しかった。   「数学に関する能力測定考査」のサンプル問題:京都大学

教育学部では若者の非行の現状や薬物乱用に関する問題が出題

こちらはさして難問との評は得ていないものの、教育学部では日本と海外の資料を提示した上で、英文の和訳や規範意識の醸成に必要な事柄の説明などを課された模様。   京大ではこうした特色入試が来年3月まで全10学部で行われる予定となっている。