IPA/ISEC、RubyとTikiwikiの脆弱性情報公開--最新版への更新を - ZDNet Japan
Rubyのcgi.rbとTikiWikiのクロスサイトスクリプティングの脆弱性について、JVNで情報公開された件の記事です。
独立行政法人情報処理推進機構のセキュリティセンター(IPA/ISEC)は12月4日、スクリプト言語「Ruby」とWikiクローンである「Tikiwiki」の脆弱性情報を公開した。
RubyはCgi.rb
Ruby言語の標準ライブラリである「cgi.rb」には、サービス運用妨害(DoS)状態になる脆弱性が確認された。この問題を悪用されると、遠隔の攻撃者からの特定のリクエストによって、サーバーのリソースを過度に消費される可能性がある。
TikiWikiはXSSの脆弱性
TikiWikiは、ウェブページを出力する際に適切な処理を行っていないことが原因で、クロスサイトスクリプティングを実行される脆弱性が確認された。この問題が悪用されると、遠隔の攻撃者に悪意あるページに誘導され、ページ内のスクリプトを実行される可能性がある。