RHEL 9.5でのopensslリベース

Red Hatの森若です。 Red Hat Enterprise Linux(RHEL) 9.5 にて、opensslが 3.0.x から 3.2.x にリベースされています。 Red Hat Enterprise Linux 9.5 リリースノート >> 4.2. セキュリティー RHEL 9.0から9.4まで提供されていたopenssl 3.0.x ライブラリを…

LogFileMetricExporter カスタムリソースを見てみる

LogFileMetricExporter カスタムリソースを見てみる はじめに LogFileMetricExporter 収集できるメトリクス ダッシュボードで確認 Top producing containers Top producing containers in last 24 hours DaemonSet の定義をみる ソースをみる まとめ LogFile…

2025年のAnsibleとわたし

みなさん本当にメリークリスマス。Red Hatのさいとうです。 Ansible Advent Calendar 2024の今年最後の記事です。例年、最終日の記事では、翌年の予想をしているのですが、昨日のよこちさんの記事で紹介されていたとおり、AWXのリニューアル工事が進行中で来年の予…

【Developer Hub 実践|第2回】GitHubを使用した認証を実装しよう

こんにちは、Red HatでOpenShift関連のプリセールスをしている北村です。 前回の記事でDeveloper Hubのインストールが完了したので、今回はGitHubと連携してDeveloper Hubの認証を実装します。 前回の状態 前回ログイン画面まで表示されることを確認しました…

Ansible Automation Platform 2.5で新しくなったEvent-Driven Ansibleを使ってみる

はじめに Ansible - Qiita Advent Calendar 2024 - Qiita の12/23 の記事になります(4時間遅れ) Red Hatでコンサルタントをしている山下です。 今回の記事では2024年10月にリリースされたAAP 2.5 でアップデートされたEvent-Driven Ansible (EDA) の新機能を…

ミニチュア工場 スマートファクトリへの道 -工場長の大塚さん -

はじめに 本記事は、OpenShift Advent Calendar 2024 の12月23日の記事です。 皆様、こんにちは! レッドハットのミニチュア工場の工場長、大塚から情報をお届けします。 出展: イラストや レッドハットでは、オフィスにミニチュア工場を導入し、IT(情報技…

ミニチュア工場 スマートファクトリーへの道

1. はじめに 2. IT/OT融合の動向 IT(情報技術)とOT(運用技術)の「融合」とは レッドハットの取り組み PLCをソフトウェアで定義する ①PLCのハード故障時の駆けつけ保守のコスト削減 ②ハードウェア集約によるハードウェアコストの削減や、配線変更のしやす…

Ansible Tips: rawモジュールのススメ

レッドハットのAnsibleサポートチームのひよこ大佐こと八木澤です。クリスマス目前で、気温も寒くなってきましたが皆様いかがお過ごしでしょうか。 今回は、「Ansible Tips」として、Ansibleで知っておくと役立つちょっとした小ネタや知識をご紹介します。 …

Ansible Playbook で極端にループが遅くなる

はじめに Red Hat でコンサルタントをしている id:nanodayo です。 タイトル通り、Ansible Playbook で極端にループが遅くなった話となります。 ※実案件での知見ですが、案件特有の情報を載せない形であればOKと、お客様の許可を得て記事にしています。 Ansi…

OpenShift の Storage Class Migration

※この記事は OpenShift Advent Calendar 2024 の 20日目の記事です。 qiita.com こんにちは、ストレージと OpenShift を生業にしているうつぼ(宇都宮)です。ご無沙汰しております。 ここ最近というかこの一年はすっかり OpenShift Virtualization(OCP-V)…

OpenShift4は構成するためにノードが何台必要なのか?

はじめに はじめまして、Red HatでOpenShift Container Platformのテクニカルサポートの野間です。OpenShift Advent Calendar 2024 の12/19の記事ですが、遅れてしまいました。申し訳ありません。 本日はOpenShift Container Platformでサポートされるノード…

Ansible Event-DrivenとPerformance Co-Pilot(PCP)ではじめるファイルシステム管理

こんにちは。Red Hatの呉と申します。普段はAnsible Automation Platform製品のテクニカルサポートエンジニアをしております。 今回は題名の通り、Ansible Event-DrivenとPerformance Co-Pilot(PCP)を使ったファイルシステム管理について紹介したいと思いま…

Image Mode for RHEL の構築から管理を Ansible で自動化してみる

こんにちは。Red Hat ソリューションアーキテクトの清水です。RHEL9からImage Mode for RHELという新しいオペレーティングシステムのデプロイメント方式が導入されていますが、皆さん触ってみたことはありますか?本ブログ記事では、このImage Mode for RHEL…

ROSAでのAWS STSによるAmazon EFS/ECRの利用

OpenShift Advent Calendar 2024の12/17の記事です。 Red Hatの小島です。 Red Hat OpenShift Service on AWS(ROSA)ではセキュリティを考慮してAWS STS(Security Token Service)を利用したデプロイと運用を推奨しており、ROSA with HCPクラスターをデプロイ…

OpenShift AIでマルチノードのLLM推論を試す

こんにちは、Red Hatでソリューションアーキテクトをしている石川です。 先日OpenShift AIのバージョン2.16がリリースされました。 現在OpenShift AIは非常にハイペースでリリースが行われており、約1ヶ月に一度のペースで機能アップデートが行われています…

* 各記事は著者の見解によるものでありその所属組織を代表する公式なものではありません。その内容については非公式見解を含みます。